短編『野比家のちょっと不思議な日常』
(ドラえもん×多重クロス)
――ドラえもんは西暦2000年時点でロンド・ベル他の地球連邦軍と知己を得、VIP認定された。そのために収入が倍増。レンタルの道具を返還し、後でそれを自前で買えるほどになった。現在、野比家には凰鈴音が遊びに来ている。グルメテーブルかけを返しに来ただけだったのだが、せっかく過去の時代に来たのだからと、しばし野比家に泊まる事になったのだ。
――のび太の部屋
「お兄ちゃん、あの地下の格納庫……玉子さんが知ったら怒るわよ?」
「ママの小言が怖くて、地球圏の平和が守れるかってんだ。ママが何て言おうが、連邦政府が直接委託されてんだから」
ドラえもんは地下格納庫を誰がなんといおうと維持するつもりのようだ。『地球圏の平和』を守るために連邦のあらゆる人々が生み出した叡智の結晶を学園都市を含む勢力にに渡すわけにはいかない。噂によれば23世紀の学園都市は過去の自らからも技術を盗んだりする、なりふり構わぬ方法で復権を目論んでいるとの事だからだ。
「連邦政府って……この時代の人に通用する語句とも思えないけど」
「確かに連邦政府なんてこの時代じゃ夢物語だし、国連も次第に『第二次大戦戦勝国クラブ』の弊害が出てきて、21世紀頃には安保理なんて機能不全って揶揄されるようになった。だけどな、あれらは必要なのよ、これからね」
ドラえもんの言う通り、格納庫に置かれている兵器類は23世紀の地球圏を守護するためのものだ。23世紀がどういう状況なのかはドラミもタイムテレビである程度は把握していた。戦争に次ぐ戦争。平和が数年の後にまた大規模戦争が繰り返される混沌の時代が100年未満で訪れるのはなんとも言いようのない虚しさを感じさせる。ドラえもんが地球連邦軍の試作兵器の管理を委託されたのは、彼が未来のこの状況を憂いたためだ。
「お兄ちゃんって本当、現実主義ね」
「守るための力を持つ事は悪いことではないよ、ドラミ。現実は残酷だよ…そう、残酷なのさ」
ドラえもんは度々、現実主義者の側面を見せる。それは天上人と対等な交渉の場に就くために天上人にとっては最悪の兵器である『雲戻しガス』を抑止力として用意した例が記憶に新しい。ドラえもんが意外な方面でシビアなのはロンド・ベル隊の面々をほぼ例外なく驚きの渦に叩き込んだ。ドラえもんを『のび太らの保護者』と見ていた者もそうだったが、別の意味で驚いた者もいた。彼らがアニメとして、漫画として『存在する』世界の者だ。彼女等はある意味では彼を『知っていた』が、(なのはや箒、鈴が該当)も物心ついた頃はリニューアルがされた後(作風が変わった後)のアニメ世代なため、それ以前のものと馴染みが薄かった。そのためにフランクで毒舌家なドラえもんの姿に少なからず衝撃を受け、最も面食らったのである。
「おっ、鈴さんが帰ってきたな」
窓から鈴が玄関前に着陸して、買い物袋を地面においた上でISを解除して玄関から入るのが見えた。1階からは玉子との取り留めない会話をし、お駄賃でももらったらしくはしゃぐ彼女の鼻歌が聞こえてくる。
「ただいま〜」
「おかえりなさい、鈴さん」
「あれ、のび太はまだ帰ってきてないの?」
「出木杉君の家だから、のび太くんの足だと20分以上かかるなぁ。スイッチさえ入っていればジ○イナー顔負けなんだけど」
「ずいぶん懐かしい選手を引き合いに出すじゃん。たしかその人、バブルの時の選手じゃないの」
「この時代だと『つい最近死んだ』ばかりの人ですからね。のび太くんが生まれた時の1980年代末頃の記憶もまだそんなに色あせてない時代ですから」
「そうだよねぇ。今は90年代の末だからまだPCもウィン○ウズ98の改善版が最新なのよねぇ。信じられないくらいよ」
「PCなんて進化が早く進んだジャンルですから。少年ジャ○プの某破天荒警官漫画で出てた『ハイパワースペックPC』がメモリーで数百メガビットですよ。あと10年もすれば、ハードディスク容量なんて『ギガで当たり前、最高峰はテラに届く』スペックが10万円単位で買えちゃいますからね」
「あたしの世界なんてもっと容量増えて、ノイマン型コンピュータの限界に突き当たったから量子コンピュータの実用化が急がれて、運良くISが科学技術を発達させたから、初歩的な量子コンピュータが軍とかに出回り始めてるわよー」
鈴の故郷では未来的要素が集まったISが束の手で実用化され、世に出回った事で、コンピュータなどの電子工学などを総合的に発展させた。もっともISの関連技術はまだ一般流通していないので、一般家庭に出回るような技術は2000年代末頃からそんなに代わり映えしないが、ノイマン型コンピュータの限界点を極めたスペックのコンピュータは流通している。なので、この時代のコンピュータは子供のおもちゃのような性能でしかないのだという。
「量子コンピュータ、か。ぼくやドラミに使われてる技術ですね」
「え?アンタ達の回路って量子コンピュータなの?」
「ええ。一応、第5世代の量子コンピュータなんですよ。これを造れたのは、ここの世界だと統合戦争前までの時期なんですけど」
23世紀時点の記録で、統合戦争で失われた技術で真っ先に挙げれるのは、ドラえもん達の根幹を成す人工知能である。技術が断絶された理由は諸説あるが、一説によれば『人工知能が人間と遜色なくなった事で自分たちに取って代わる事を極度に恐れた、とある大国が仕組んだテロリズム』とされる。しかし幸いにもボディの制御関連技術などは戦後も維持された。失われた技術を補う目的で日本政府が秘匿していたデンジ星やバード星のオーバーテクノロジーが部分的に開放された。これが23世紀での人型機動兵器類の隆盛に繋がる。
「統合戦争ねぇ……アンタ達の技術と引き換えに得たのがモビルスーツとかスーパーロボットを作れる技術だってんでしょ?どっちがいいんだかね」
「結果論で言えば、人型兵器のおかげで惑星を統一出来て100年経たないような新興国にすぎない地球が銀河連邦で『列強』扱いされてるようなもんですから、後世の大抵の人たちは後者を喜んでます。ですが、ヤマトにいるアナライザーのように、人間性を後天的に得たロボットもいます。統合戦争前の『偏見』は僕達の衰退と引き換えに解消されたといっていいです。複雑ですけど、ボタン戦争時代を過去の遺物にしただけいいですよ」
ドラえもんは内心、複雑であった。ロボットが戦争の主役として君臨する23世紀の未来など、22世紀に入った時代の科学者達には思いもよらないだろう。しかしいいところもあるといえばあるとも考えていた。『ボタン戦争』時代を完全に過去の遺物として葬り去ったという点だ。ミノフスキー粒子が軍事利用された事で『ボタン一つで世界が滅ぶ』事はなくなった。しかし別のアプローチで大量殺戮は絶えること無く起こっていった。ジオンは『コロニー落とし』や『隕石落とし』を考えたし、クロスボーン・バンガードは『バグによる粛清』を、ザンスカール帝国は『エンジェル・ハイロゥによる幼児退行』をそれぞれ実行した。更に宇宙要塞を落とそうとしたホワイトファング、デビルガンダムを悪用したウルベ・イシカワなどの個人や組織も含めれば呆れ返るくらいに起こっている。だが、いずれも歴代のガンダムが阻止してきたのを知っているからだ。
「東西冷戦の時に盛んに唱えられてたわよね。核兵器で世界が滅ぶっての。だからこそ第三次世界大戦を避けようとしたけど……ここじゃ2010年代に学園都市が起こして、第4次大戦な統合戦争が起こった。だけど、通常兵器による局地戦と限定的な国家総力戦で済んだ……。歴史って世界が違うだけでこんなに違うもんなのね」
「ええ、のび太くんにも言ったんですが、歴史ってのは大きく流れを変えるとどこかでつりあいを取るもんなんです。のび太くんの結婚相手がジャイ子ちゃんかしずかちゃんかで子孫の分布が変化するけど、大まかな流れは変わらないように」
「あいつの玄孫のセワシ君が生まれるにはジャイアンの家の子とセワシくんの親の代までに結婚する必要がある、でしょ?あんたの漫画読んでたからわかるわよ」
「そういうことです。あ、どら焼き買ってきました?」
「買ってあるわよ。72時間も食ってないと禁断症状起こるのは知ってるから。ドラミちゃんのメロンパンのついでに和菓子屋に寄ってね」
「恩にきます!」
「ありがとうございます!」
どら焼きを手渡されると、ドラえもんは至福の瞬間を味わっているかのように大はしゃぎし、どら焼きを口に入れる。この時ばかりはさっきまでの哲学的なテーマを論じるインテリ的な姿から一転して、無邪気な子供のような姿を見せる。ギャップが大きいが、兄妹で好きな食べ物にかじりつくのは微笑ましい光景である。そんな仲の良い二人の姿に、自身が思春期を迎えてからは失われてしまった『幼いころは当たり前だった、家族の団欒』を思い出したのか、ちょっとだけしんみりする鈴であった。(鈴は元の世界で彼が主役の漫画を購読しているので、ドラえもんの性格や特長は把握していた。気を利かせてどら焼きをキープしておいたのだ。実際に目撃したのび太から話を聞くと『麻薬中毒患者みたいだった』との事なので、機転を利かせたのだ。ドラえもんの無邪気そうな姿に安心してもいたのだ)
――その日の夜。のび太が手につけていなかったその日の宿題でヒーヒー言っているので、鈴は夜食を作っていた。玉子がのび太が宿題を忘れて遊び呆けた罰として、のび太の夕食の量を減らしたからだ。
「もう11時半かぁ…‥のび太の母さんって本当厳しいのねぇ。食事の量を減らすなんて。のび太の奴生きてるかしら」
玉子は生来の怠け者であるのび太に相当厳しく、のび太が望むものをクリスマスや誕生日にプレゼントするのさえ渋るほどである。彼女としては、のび太が0点記録更新するのを危惧しているのだろうが、彼女の想いとは裏腹に、息子ののび太の未来の運命は『高校までは地を這う成績』なのが確定している。のび太はそんな逆境にめげず、優しさを見せる事も多々ある玉子を慕う一方で、0点を取る割合を減らすように努力もしている。夜食を作った事を二階にいるのび太に告げる。二階から台所へのび太がパジャマ姿で降りてくる。頭には『必勝!』と書かれた鉢巻をしている時代がかった受験生のような出で立ちだ。
「ありがとうございます、鈴さん」
「泊まらせてもらってるから、これくらいお安いご用よ。食べながらで悪いけど、一つ聞いていい?」
「いいですけど?」
「アンタの母さんってどうして厳しいの?」
「ぼくの成績に危機感持ってるんでしょう。ぼくのオツムはパパの家系のを代々受け継いでますから、大器晩成型なんですけどね」
のび太は既に未来の運命を知っている分、自分を親よりも客観的に見れていると自負している。自分の将来については楽観視する一方、それを確実にするための努力も怠らない。これが彼の人間的に優れたところであり、どんな時でも他人への思いやりを忘れない。それがのび太の現在の交友関係に繋がっているのだ。ジャイアン達もなんだかんだで幼馴染であるのび太のことを大切に想い、高校や大学が違っても、成人しても交友関係を維持していく。これ以上ないくらいの優しさと適度な思いやりと努力こそがのび太の人間的魅力である。
「チャーハン、ありがとうございます。これでまたやれます。なんとか5時までには間違ってても終えないとなぁ」
「5時じゃ学校で寝てドヤされるから3時までに終えなさいよ」
「はぁ〜い……ふぁあああ……」
のび太は鈴をねぎらうとすぐに二階に戻っていた。ドラえもんとドラミは既に床についている。両親も同上だ。鈴は後片付けをしながらふと考える。
――タイムマシンって不思議だよね。普通なら遥かに年上なはずののび太に『年上のお姉さん』してんだよね……。
タイムマシンと次元転移が起こした『少し不思議』な体験を改めて噛み締める鈴。自分の家庭ではもう見ることができなくなってしまった団欒を行う野比家を羨ましく思う反面、0点連発で机の引き出しがはちきれそうなほどの逆境にもめげずにこの時代を生き、戦いぬくのび太の姿に刺激されたらしく、その顔は笑顔だった。
――新暦73年の冬ごろのミッドチルダ
当時、17歳の高校二年生であったなのはは高校が冬休みに入るこの時期を見張らって長期休暇を取得した。ドモン・カッシュとの厳しい修行を積んだ末に明鏡止水の心得とゴッドフィンガーを体得したが、修行でゴッドフィンガーを受け止めようとした際の副産物として、後天的に魔力変換素質“炎”を身につけた事を皆に言ったら『シグナムとかぶるんじゃね?』や『なのはちゃんに炎は似合わないとちゃうの?』と散々なコメントをもらってしまった。だが、それを活用しない手はない。『参考になるものを』と、地球でロボットアニメのディスクを大枚はたいて大量購入。フェイトが地球にこの年は例外的に冬の開催となった野球の世界大会(この年はフェイトの応援の甲斐あって、久々に日本一になった大阪の某球団のひいきにしている選手が多く選抜されていたとの事)のナイター試合観戦のために留守であり、他の仲間や知り合いは寄ってかかって多忙という状況なために暇を持て余していた。そこで地球の映像ディスクを改造して見れるようにしておいたミッドチルダ製映像機器を動かし、見漁っていた。
「鉄也さんの剣術は勉強になるなぁ。メモっておこ」
彼女はフェイトがいなくなったのを見計らってロボットアニメを視聴していた。自分の同僚等が未来世界で実際に動かしていた機体(スーパーロボット、リアルロボット問わず)らに始まり、それ以外のものも持っている限り視聴していく。それが20本目になった夜7時半(戦闘シーンだけを見ていた)にきっかりにディスクを入れ替えた『太陽の勇者フ○イバード』の後期のとあるシーン。
『フレイムッソォォォド!チャーー―ジアァァァップ!』
このシリーズでよく見られた、グレート(主役機の最強合体形態に『グレート〜」と名がつくことが続いたことから定着化した呼び名)合体した勇者ロボによる決めの剣技。炎を使い、火の鳥的なオーラを身にまとって突撃、上段から袈裟懸けに切り裂くグレートフ○イバードの必殺技『フレイムソードチャージアップ』。なのははその構図やかっこ良さに何かピーンときたらしく、「これだぁ〜〜!!」とガッツポーズを取る。そしてそのシーンを繰り返し視聴した。やがて、『飛天御剣流の心得と合わせれば再現可能じゃないか?』との考えに至った彼女は翌日からこっそりと練習を重ねた。そしてそれはフェイトにも伝染。数年後に行われた戦技披露会ではこんな一幕が見られたという。
――数年後 戦技披露会
「行きますよ、シグナムさん!」
この時はシグナムと全くの互角の勝負を行っていたなのは。この年から数年前同様にお互いのバリアジャケットはズタボロ。なのはは数年前の時よりも激しく近接格闘を行ったために余計にすごい事になっていた。上着は愚か、アンダースーツ部分も破けて裸体が露わになっており、袖はなくなっている有り様であった。
「ふむ……。腕を上げたな、なのは。飛天御剣流を着実に自家薬籠中の物にしている」
「ありがとうございます。あれから随分鍛えましたから」
お互い、距離を一端開ける。既に戦闘でバリアジャケットは激しく損傷しており、こうなってくると互いの剣術の優越が勝負の分かれ目である。それを来賓席から観戦する黒江や武子も息を呑む。
「あの子…、あなたが手塩にかけて育てただけあって、いい太刀筋してるわね」
「ああ。一応私はあいつがまだちっこいガキの頃からじっくりと仕込んできた。親御さんから聞くに、家系的に元々素養あったらしいが、あとはあいつの努力さ」
黒江は8年の間になのはの家族と知己を得た。話を聞くに、実家に伝えられていた『小太刀二刀・御神流』は兄や姉が受け継いだためと、幼いころは今のような好戦的な性格では無かったため、受け継ぐ気は無かったとロンド/ベルの同僚に度々漏らしている通りの経緯であったそうだ。きっかけとなったのは自分たちやロンドベル隊の勇士ら、歴代の仮面ライダー達を筆頭に、ヒーロー達との出会い、そして飛天御剣流の継承者たちとの出会いだ。それらの体験がなのはの奥底に潜む何かを目覚めさせたのは確かだ。子供の時の運動音痴を微塵とも感じさせぬ動きは訓練による改善を考慮に入れても別人と見間違うほどに。
――ミッドチルダ動乱の最中に敢えて行われたこの戦技披露会は形式張った前回と打って変わって、実戦訓練と魔導師の士気高揚を兼ねていたために、実戦さながらの戦いが許可されていた。シグナムが認めるほどにここ数年でのなのはの剣技練度は劇的に向上していたが、甲冑兵法を身につけ、飛天御剣流をより極めたフェイトに比べると瞬発力と一撃必殺性に劣る。それはなのは自身も比古清十郎や緋村剣心、斎藤一らから指摘され、自覚している事であった。
(あたしはフェイトちゃんのような瞬発力はないし、甲冑兵法の心得もない。だけど……!!)
「レイジングハート、アレ行くよ!」
レイジングハートはその号令に応える。カートリッジがロードされ、ソードフォームの刀身が更に伸長し、片手持ちの剣から両手持ちの刀身の長い大剣へ変形する。変形完了したその剣を構える。構図としては、足を前に出し、剣先を左に向け、剣を下に構えるそれはアニメファンに言わせれば『勇者立ち』とも言われるそれ。80年代末以降のロボットアニメでたまに見る構図だ。そして剣を天空に向けて魔力を一気に放出し、火の鳥の形の幻影が背後に浮かぶそれは……まさしくグレートフ○イバードの『それ』の再現であった。シグナムはなのはが炎を扱っている光景に一瞬目を奪われ、隙が生じた。
『フレイムッソォォォド!チャーァジッ!アァァァップ!』
飛天御剣流の心得による瞬発力と跳躍力で再現したそれはまごうごとなき一撃必殺の大技。跳躍し、大上段から火の鳥のオーラを纏いながら袈裟懸けにシグナムの体を非殺傷設定でであるが、切り裂いた。僅か数秒間の出来事であった。
――『ズバァッ』と小気味良い音が響き、一瞬の沈黙の後、シグナムのバリアジャケットが完全にパージされる。この時、なのはは初めてシグナムと対等に渡り合えた。8年間の鍛錬の成果は存分に発揮されたのだ。ドラえもんから祝電が届けられたのはその翌日のこと。終わった後に黒江に『女子会』に武子、シグナム、はやて共々駆りだされ、家に帰る頃にはみな、ベロンベロンに酔っ払っていたそうな。そのため一同の翌日の任務遂行は不可能であり、その間は圭子がはやての代理で機動六課の指揮も兼任したとのこと。
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