木造のドアがノックされる。
「……アキトさん、朝ですよ」
アキトを起こしにきたアティである。
先程からノックを続けているが、部屋の住人は一向に返事を返してこない。
「(もしかして、昨日の事で怒っちゃった?)」
アティは、先日自分がアキトに対してキツイ態度を取ってしまった事を思い出し、
彼はその事で自分を嫌いになったのではないかと不安に駆られる。
「(そんなの嫌だなぁ) アキトさん、入りますよ……?」
不安な心を押さえつけながら、アキトの部屋に入ったアティは、その光景に青筋を立てる。
彼女の気配を察知したアキトは目を覚まし、上半身だけゆっくりと起き上がる。
「おはようアティ……どうした?」
この世界に来て3日目にして物凄い勢いで物腰が柔らかくなったアキトは、自分のテリトリーに入ってきた異物を
排除しようとする復讐時代の習性が少しずつ薄れていっているようで、アティに対し先制攻撃を打とうとはしなかった。
もっとも、五感が元に戻った事により彼の感知能力は更に増大し、アティが部屋に入ってくる前から存在に気づいていたのだが。
自分も甘くなったものだと思いながら、アティに朝の挨拶をするがある所を見たまま固まっているアティに疑問を浮かべる。
そしてその視線の先――自分の隣を見ると、
「なっ、マルルゥ?!」
アキトが被っていただろうと予想できるシーツを奪い取って丸くなって寝ているマルルゥが其処に居たのだった。
第四話
『新たな生活』
〜 A New My Life 〜
前編
戻ってきたアティは、冷静にアキトに訊ねる。
「(なんだ、この威圧感は?)知らないぞ俺は」
アティから発する威圧感に圧倒されながらも平常心を保って答えるアキトは、チラリとマルルゥの方を覗き見る。
「窓から入ってきたのか?」
「開けっ放しで寝るからですよ」
いや、虫じゃないんだしさ。
アティが微妙に外れた発言をしていると、マルルゥは体を震わせてムクッと起き上がると、
そのまま座った姿勢で動かなくなったかと思うと、すぐに活動を再開させる。
「うー……? あ、あり? マルルゥ寝ちゃったですかぁ?」
「ねぇマルルゥちゃん、どうして此処に居るの?」
「うぇ?えと〜、マルルゥはアキトさんと今日もお散歩しに来たんですよ〜」
暫し考えた後、ポンと手を打って答えるマルルゥ。
「つまり呼びに来たけど寝ちゃったわけだ」
「はい〜、アキトさんがサッサと起きないからですよ〜!あんな事しても起きないなんて、
アキトさんて、結構ノンビリ屋さんなんですね〜」
「む、むぅ(何をされたんだろうか?)」
他の存在と違って妖精であるマルルゥは、アキトの感知能力の範囲外にあった為、アキトは彼女に気づかなかったのだ。
「あ、アキトさん?マルルゥちゃんが」
「ん、マルルゥがどうした?あ」
驚きの表情を浮かべるアティを不思議そうに見るアキトだが、彼はその理由をすぐに理解してマルルゥに向きなおる。
「マルルゥ!俺の名前、言えてる?!」
「はいですよ〜♪ マルルゥ、昨日から頑張ったですよ〜♪」
「偉いなぁ」
「はにゅ〜♪」
エッヘンと胸を張るマルルゥの頭を撫でながらアキトは彼女を褒めてあげた。
昨日、自分が指摘した事をすぐに直してくれた事に素直に感動したからだ。
「……ふぅ(平常心平常心、なんで私がマルルゥちゃんに嫉妬しないといけないの)」
「ところでアティ」
「!? な、なんですか!」
深呼吸をして心を落ち着かせようとした矢先にアキトに声を掛けられ、逆に慌てるアティ。
「なんか用があったんじゃないのか?」
「あ、そうです。朝御飯の仕度が出来たから起こしに来たんですよ」
当初の目的を完全に忘れていたアティは、苦笑いを浮かべながら言う。
「そうか。マルルゥも食べていくか?」
「う〜ん、じゃあお邪魔しますです」
マルルゥの返事を聞いたアキトは、ベッドから立ち上がると先に移動を開始していたアティの後を追って船外へと歩き出すのであった。
食事の光景は割愛させて貰うが、マルルゥの「あ〜ん」攻撃は強力だった事を此処に記す。
食後、マルルゥと近隣を散歩した後、彼女と別れたアキトはユクレス村へと向かった。
マルルゥの話では、まだ紹介していない人物がいるようなのだ。
「此処は畑か」
ユクレス村の外れに位置する場所には、作物が育てられている畑があった。
「お前が新しく来たという奴か?」
作物の茂みからヌッと現れたのは、逞しい髭を生やし、海賊帽子を被って農作業をしている男だった。
物凄くミスマッチングである。
「ああ、そうだがあんたは?」
「ワシか?ワシはジャキーニというもんじゃ。 これでも海賊をやっちょるんじゃがの」
ジャキーニと名乗った男は、一旦言葉を区切るとハァッと溜息をつく。
「この島の周りにはちと厄介な物があっての……ワシ等の船はボロボロ、仕方なく此処におる」
「(この島には何か秘密がありそうだな)」
ジャキーヌの言葉から何かを感じ取ったアキトは、その事を頭に留めて置く事にした。
「でな、まぁ色々あったんじゃけん……こうやって畑で作物育てて生活しとるわけじゃ」
「大変なんだな」
「じゃろ?!海賊であるワシらが陸に上がってまで畑仕事なんて、地獄だわい!!」
率直なアキトの意見に、ジャキーニは涙を流しながら叫ぶ。
その後、新たに現れた男― オウキーニ ―にジャキーニを落ち着かせるのを任せたアキトは、サッサとその場を離れるのであった。
特に行き先が決まっていないアキトが、適当に散策を続けていると目の前をクノンが歩いているのが見えた。
「あれは……クノンちゃん?」
バスケットを片手に何処かへ行くようだ。
すると彼女もアキトに気づいたらしく彼の方を振り向くと、ペコリと会釈する。
「こんにちは、アキトさん」
「ああ、どこか行くのかい?」
立ち止まったクノンに追いついたアキトは、再び歩き出すクノンの隣を歩きながら話しかける。
「アルディラ様のお薬を採りに行くのです」
「? アルディラはどこか悪いのか?」
昨日の彼女の様子を思い浮かべながら疑問に思うアキト。
その彼の言葉に、無表情だった顔を変化させるクノン。
「アルディラ様は融機人
「そうか」
意外な事実を耳にし、アキトはただ相槌を打つだけであった。
「……ちょっとお願いしたい事があります」
「ん?」
ちょっと重くなった場を、分かれ道で立ち止まったクノンが話題を変える。
「アルディラ様と……私の代わりにアルディラ様と居ていただけないでしょうか?」
「……どうしてだ?」
いきなりの言葉に驚くアキトだが、クノンの表情を見て気持ちを落ち着かせ、理由を尋ねる。
何時もの無表情が消え去り、明らかに哀しみの表情が浮かんでいるクノンはゆっくりと口を開いた。
「アルディラ様はああ見えても良く笑顔を浮かべる方でした……しかし、最近ではそれを見た事がありません。
私はあの人の笑顔が、あの人の嬉しそうな顔が見たいのです。けど、私ではあの人を笑わせる事も、何も出来ません。
やはり、私が生物では無く機械だから……同じ生物である貴方にお願いするしかないのです」
ほぼ懇願に近い彼女の言葉にアキトは一瞬言葉を失い、そして思う。
機械?
これ程までに他人を思う事ができる娘が?
ちょっと感情を伝える事が下手な、只の女の子――昔のルリちゃんと同じではないか。
心の中で瞬時にそう思うと、アキトはなるべく優しく、強く言い聞かせる。
「アルディラは君を必要としている、絶対に。
機械とか生き物とか、そんなんじゃなくて――」
「でも!アルディラ様は、貴方やアティさんと会ってから表情が明るいです。
これは、私と貴方達との決定的な違いではないでしょうか!」
ぽん
悲痛な思いで叫ぶクノンの頭に笑みを浮かべながら手を置き、宥めるように撫でるアキト。
「そんな事あるわけないだろう?クノンちゃん。
だいいち、もしそうなら君と話す人は全員無表情で君の話を聞いてる事になるぞ」
ハッとして彼の顔を見上げるクノン。
「……そう、ですね」
多少落ち着きを取り戻した様に見えたので、アキトは置いていた手を離して彼女の次の行動を待つ。
「私の話、聞いてくださってありがとうございます。 では、私は此処なので」
「ああ、俺で良かったら何でも話すがいい(本当はアルディラに話すのが一番なんだろうけどな)。
……手伝おうか?」
結構大きなバスケットを持っているのに、改めて気づいたアキトはそう提案するが、もう歩き出していたクノンはそれを断る。
何時ものように、無表情で素っ気無いのが復活したかと苦笑いするアキト。
だが、少し歩いた先でクノンは彼の方にちょっとだけ振り向くと、
「優しいんですね」
自身、気づいていないだろうがうっすらと笑みを浮かべて、去っていくのであった。
「なんだ……ちゃんと笑えるじゃないか」
思わず感嘆の言葉を呟くほど、その笑みは美しかった。
「クノンの事をどう思っているかですって?」
先程のクノンとの会話の後、アルディラの元に行ったアキトは開口一番そう訊ねた。
「そうね。ここには会話が可能なのが私とクノンしかいないから……私にとってかけがえの無いパートナーのつもりよ?」
何故こんな事を?と視線で投げかけたアルディラに、アキトは先程のクノンの様子を告げる。
「あの子が、そんな事を?」
「ああ。多分、クノンちゃんは貴女の事で悩んでいる。アルディラ、アティ達が来てから彼女を蔑ろにしていないか?」
「そんな事、あるわけないじゃないの!」
「……言葉が悪かったな。そうだな、アティ達との対応に差が出過ぎていないか?という事だ」
アキトの言葉に、何か思い当たる節があったらしくアルディラは口を押さえる。
「確かに……あったかもしれないわ。でも、それでもクノンとは普段と同じ関係を保ってた筈よ」
訳が分からないと首を振るアルディラ。
アキトも考える様に腕を組むと、数秒後、再び口を開く。
「アルディラがクノンちゃんとどう在りたいか? クノンちゃんにどの様なことを求めるか?
そこが鍵じゃないだろうか?」
「クノンと、どう在りたいか?」
「ただの主従関係か、信頼できるパートナーか、或いは友人か」
「……」
アキトの言葉に、アルディラは己の心と向き合い…考える。
「(私はクノンとどういう関係にありたいか……? 私はクノンに何を求めているか……?
そして、クノンは私に何を求めているの?)」
「クノンちゃんは、今、感情が急激に育っている……それは君にも分かっているだろう。
一機から一人へ、昇華しようとしている。
そこで悩むのを止めたら、自分の存在が無価値だと勘違いしてしまったら―――どうなるか、予想できるだろう?」
「彼女は只の人形に……」
「そう、だな(最悪自滅ってのもあるが)。 そうならない為にも――」
「わかった、わ」
神妙な面持ちで頷き、黙り込むアルディラを見たアキトは、これ以上自分が深入りする処では無いと思い、退散するのであった。
「俺って結構なお節介焼きだなぁ」
「おおアキト殿、よくぞ参られた……どうした?」
順番的に次は風雷の郷だろうとミスミの屋敷までやってきたアキトは、不思議そうに彼を見るミスミに苦笑いを浮かべる。
「また来いと言ったじゃないですか」
「あぁ、、そうじゃったな」
驚いた様子のミスミに、今度はアキトが不思議そうな表情を浮かべる。
「ほれ、上がるがよい」
「はぁ」
柔和な笑みを浮かべたミスミに誘われるがままに、アキトは縁側に腰掛ける。
「……お主、本気でやっておるのか?」
「はい?」
アキトが見上げると、赤面しながら少々不機嫌な面持ちのミスミが立っていた。
それはそうだ。
「上がれ」と言う事は「縁側に腰掛けろ」という意味ではなく、靴を脱いで家に入れといった意味であったからだ。
アキトを招き入れる際に、何故か初心であった頃の自分の姿を思い出して、
恥ずかしさが蘇ってきていたミスミとしてはアキトの態度にムカッときたのだ。
「(まったく、わらわとした事が、このような事で心を乱すとは)はぁ、まぁよい」
思い出し赤面をしていたミスミは溜息をつくと、彼の傍にゆっくりと腰を下ろす。
「そういう鈍い所まで、似なくとも良いのにのぅ……」
「はぁ、、、俺はこれでも鋭いつもりでしたが」
鈍いの意味がよく分かっていないアキトは、首を傾げる。
「そういう意味の鈍いとか鋭いとかでは無いわ! まったくっ……」
此処まで来ると重症じゃぞ、等とブツブツ言いながらミスミはソッポを向いてしまったので、
焦ったアキトは何とかして機嫌を取るために行動に出る。
無論、まだ意味はわかっていないが。
「ところで、ちょっと聞きたかった事があったんですよ」
「なんじゃ」
「えっと、あの岬にある家なんですけどあれって誰が住んでるのですか?」
先程よりは多少機嫌の良くなったミスミは、アキトが指差す方向を目を細めながら答えた。
「あれはメイメイの家じゃ。 色んな物を売っとる」
「メイメイ、さん?」
「なんじゃ?まだ会っておらんかったのか?」
意外そうな表情をみせるミスミに、頷き返すアキト。
「ま、御主には関係の無い者ゆえ……会う機会も無いやろう。一々紹介せんでも良いな?」
「はぁ「酷いわねぇ、島の住民なら皆関係あるじゃないの」おわっ?!」
「む、来たか」
ひょっこり現れたチャイナ服の女性にギョっと驚いて仰け反るアキトに対し、
ミスミは予想通りと言った表情で女性を迎えた。
「で、貴方が話題の君ね。 へ〜ふ〜ん、、なるほどぉ」
「な、なんだ?」
品定めするかの様に、顔を近づけてジッと眺めるメイメイにアキトは思わず赤面しならが後ろに下がる。
「………(くそ、、俺はこんなに女に弱くなかった筈だ)」
「………(ふーん、名も無き世界からの旅人、ねぇ)」
「おい」
アキトの方も赤面するくらいなら視線を逸らせばよいのに、真っ向から受けてしまったので
メイメイと見詰め合う格好になってしまい、それを良しとしないミスミが声を掛けるが…
「……(まさか、知らない内に彼女に失礼な事をしたのだろうか?)」
「……(そして彼の心を取り巻く様々な人の想い、、興味深いわねぇ)」
「お主等無視するでない!!」
「別に無視してるわじゃないわよ」
ようやくアキトから離れたメイメイは、にま〜っと笑みを浮かべながら答えた。
アキトの方は視線から逃れられたが、一息つかない内に今度は隣から発せられる鬼気に青筋を立てる。
「なんじゃ、その笑みは?」
酒を飲んでいる時と同じ笑みを浮かべているメイメイに疑念を浮かべるミスミ。
更にニンマリとするメイメイは、チラチラとアキトの方を盗み見ながらミスミの言葉に答える。
「いや〜、久方振りに良い男を見つけたわってね」
「な!?」
「ッ!?」
何か良くない方向に進んでいる気がしたアキトは、バッ立ち上がると引き攣った笑みを浮かべると
「じゃ、俺お邪魔なようなので帰ります」
逃げに入ろうとするが……
「こら、誰も邪魔とは言ってはおらぬだろう!」
「(うふ、からかい甲斐があるわねぃ)そうよ〜」
瞬時に両サイドをホールドされ、再び座らされる。
「(ぅ、綺麗に間接極められて動けん……! ってかむ、胸が?!)」
冷や汗脂汗青筋赤面を同時にやってのけるアキトであった。
「母上!! 大変だ!!」
ミスミを母と呼ぶ少年が、息を切らせながら敷地に入ってくるなり大声で叫ぶ。
余程大変な事があったのか呼吸を整えるために項垂れていた少年は、ゆっくりと頭をあげてミスミの方を見る。
「……こっちも大変な事に?!」
一人の男を中間にして睨み合っているミスミとメイメイのバックに、龍と鬼が見えた少年は思わず後ずさりする。
「あ、あのミスミ様?」
「 ―― なんじゃ? おぉ、スバルではないか。 どうしたのじゃ?」
ようやく少年・スバルの存在に気付いたミスミは視線をスバルに向ける。
しかし関節のホールドは外さない。
「ここから少し北の森の木が食われていた跡があったんだ!」
「なんと!? ではジルコーダがまだ?!」 「う〜ん、アレの生命力は物凄いからねぇ」
スバルの報告に驚きの声をあげる女性二人。
「して、皆は?」
「今さっき見つけたばかりだから、誰にも……」
「むぅ。さっさと潰さないと増えて面倒な事になりそうじゃ」
前の騒動の時も面倒な状況に陥った事を思い出したミスミは片手で頭を抱える。
「多分、巣は変わっていないだろうから早く皆に連絡した方がいいんじゃない?」
「そうじゃの、ではわらわはアルディラに伝えに行こう」
「オイラはヤッファに伝えてくる!」
といってスバルはサッと飛び出して行った。
「じゃ、私は先生さん達に伝えてくるわ」
そうして、ようやくアキトのホールドは解除されたのであった。
事態が悪い状況にあるとすぐに察したアキトは、二人にたずねる。
「……ジルコーダって言うのは一体何なんです?」
「ジルコーダは昆虫型の召喚獣で、あ、昆虫といっても大きさは比べ物にならないわよ?
それでそいつらは際限なく木を食い荒らすの。 そして増え続け、終いには人に害を成すわ」
「この前、皆で全滅させたと思ったのじゃがの……」
それを聞いたアキトはふと、道先で別れたクノンの事を思い出し、ハッとして走り出す。
「ちょ、アキト殿!? 一体どうしたんじゃ?」
「クノンちゃんが一人でその森の方へ行ったんだ!早く行かないと……」
「丸腰では危険よ! ……これをもっていくといいわ」
そう言ってメイメイからアキトに投げ渡された物は、一振りの刀であった。
「ありがとう! メイメイさん」
そしてすぐさま走り去っていくアキトを、女二人はただ眺めるのであった。
「……怪我せねばよいのじゃが」
「大丈夫よ。 見た感じ、結構腕が立つみたい」
「お主がそういうのなら、大丈夫なんじゃろうが……心配なものは心配じゃ」
はぅっと深いため息をつくミスミであった。
後編へ続く
マルルゥ、名前を覚えるの巻。
クノンフラグが立ちそうだの巻。
きっとミスミ様はツンデレだの巻。
そしてそれをからかうのが楽しいメイメイさんの巻。
……あとがき?
クノン、仲間フラグオーンということですか。そして他にもフラグ(女性陣限定)がいっぱい。
いつか月のない夜に刺されちまえ(ぉ
まあそんな個人的なことは置いといて感想へいきます。
無駄に長くならず、かと言ってその場面場面に現れるキャラをないがしろにすることもなくしっかりと書かれております。
それに平凡な日常では思わず笑ってしまうこともちらほら。
こういう空気って、読んでいてとてもなごみました。
横に長くなるところは半分で区切る手法も、より読みやすくなっているのでいいです。
ただ、メイメイさんの剣はどこから出したんでしょうね?
やっぱ胸ですか? 胸ですよね? そうですよね? むしろそうだと言ってくだs(殴打