機動戦艦ナデシコ 逆行のミナト

第七話 いつか歌う『愛の詩』 -後編-



砲口を火星に存在する敵とチューリップに定めるナデシコ。
「グラビティブラスト発射!」
「発射」
地表に爆発の炎が広がった。
「地表上の敵、撃破を確認。射撃地点より三十キロ圏内に敵影はありません」
「了解です。では降下準備を……」
<その前に、格納庫とか重力制御はどうするの? 甘いままだから転んでるクルーがいるけど。アキトとかヤマダとか>
「え゛?」
オモイカネの発言(表示か?)に艦長の表情が凍る。
「ルリちゃん! すぐに重力制御を!」
「やってます!」
それぞれの愛する男のためにすばやく立ち回る二人だった。

「うおっ!? ぶっ!?」
突如戻った重力制御にバランスを崩し、三人娘に潰されるアキト。
「ごめ〜ん!」
「だ、大丈夫かテンカワ!?」
「ごめんね、アキト君」
アキトの上に乗ったまま謝る三人娘。……降りてやれ、可哀想だから。
そこへタイミングよく、ルリからのコミュニケが繋がる。
「アキトさん、大丈夫……のようですね?」
回線を開いてきたルリがアキトの姿を見た途端、心配の表情から一転、むくれた表情になった。
「ルリちゃん? ちょっと待って、何か誤解……」
「いえ、いいんです。所詮は他人ですから。アキトさんが何処で誰と抱き合っていようと関係ありませんから。じゃ、これで」
いきなり切れるコミュニケの画面。
「だぁぁぁぁぁっ!? ルリちゃん!? ルリちゃん!?」
しかし無情にも……、
<着信拒否♪><話したくないって><どうする?>
というオモイカネのウィンドウが舞っていた……。


コミュニケを着信拒否設定にした後、むくれるルリ。
「まったく……、アキトさんときたら……」
その台詞にメグミが反応する。
「あれ〜? ルリちゃんそういえば最近はアキトさんのこと、『テンカワさん』じゃなくって『アキトさん』って呼んでるよね? 最初の頃は『テンカワさん』 だったのに?」
メグミのその質問でいきなり赤くなるルリ。
「あれれ〜? 顔赤いよ〜? どうしてかな〜?」
「……なんでもないです。ミナトさん降下軌道のデータです。どうぞ」
メグミのからかいを真っ赤な顔でごまかし、表示したデータをミナトの前に送り出すルリ。
「サンキュ、ルリルリ(はぁと)」
ウインクをして返すミナトにさらに赤くなるルリであった。


そうこうしているうちに火星の大気圏内にナデシコは近づいていく。
「用意はいい〜? ちょっとサウナになるわよ〜。ちなみにこのあたりで船体が崩壊すると熱いと思う間もなく燃え尽きるから安心してね〜」
何をどう安心しろと!?
そして火星の大気圏に接触するナデシコ。
「火星熱圏内、相転移エンジン反応下がりま〜す」
ミナトの報告に外部モニターを見るブリッジクルー。
そこには大気圏と宇宙との境目でキラキラ光っている部分が見える。
「何あれ〜?」
「ナノマシンの集合体だ」
メグミの疑問にゴートが答える。
「なの?」
しかし生粋の地球人であるメグミには聞きなれない言葉だったらしい。
「『ナノマシン』。ナノメートルサイズのとても小さな自己増殖機械。火星の大気組成を地球の環境に近づけるため、ナノマシンを使ったんです」
「ふ〜ん」
ルリの説明に余り感慨をもたず相づちを打つメグミ。
「そう。今でもああして常に大気の状態を一定に保つと共に有害な宇宙放射線を防いでいるのです。その恩恵を受ける者がいなくなっても……」
プロスの言葉はどこか自分をも皮肉っているようだった。
「ナノマシン第一層通過」
ルリの言葉と共にナデシコがナノマシン大気にぶつかり、振動する。
「そんなのナデシコの中に入っちゃってもいいんですか?」
未知の物に接触する恐怖にメグミが尋ねる。
「心配要りません。火星ではみんなその空気を吸って生きていたんですから、基本的に無害です。おトイレで出ちゃいます。あっ、いけない!」
太鼓判を押した直後に赤くなる艦長。
「そうか、艦長も生まれは火星でしたな」
プロスの言葉を聞いたルリは少し顔をうつむけた。
「そうなんですか……」
呟くルリの小声は誰にも聞こえなかった……。



赤茶けた火星の地表に降りてくるナデシコ。
ブリッジでは今後のためのブリーフィングが行われていた。
「これより地上班を編成し、揚陸艇ヒナギクで地上に降りる!」
「しかし、どこに向かいますか? 軌道上から見る限り、生き残っているコロニーは無さそうですが……」
フクベ提督の宣言に確認を取るジュン。
「まずはオリンポス山の研究施設に向かいます」
決定事項であったように宣言するプロスペクター。
「ネルガルの? 抜け目ねぇな……」
リョーコが吐き捨てるように言う。
「我が社の研究所は一種のシェルターでしてね。一番生存確率が高いものですから」
すでに用意しておいたらしい言い訳をするプロスだが反論は無い。
「では地上班メンバーを……」
「あの、俺エステ貸して欲しいんですけど」
メンバー発表をしようとしたゴートを遮って嘆願するアキト。
「なんだと?」
「ユートピアコロニーを見に行きたいんです」
そのアキトの発言に反応した艦長。
「生まれ故郷の?」
「む?」
艦長の発言に小さく反応するフクベ提督。
「あそこにはもう……なにもありませんよ。チューリップの勢力圏です」
端末を操作しながら却下するプロス。
「判ってる! けど……。ただ……見ておきたいんです! 俺がいなくなった後どうなったかを!」
「だから……」
なおも食い下がるアキトを止めようとするジュン。
「私も行きたいです。アキトさんの故郷を見てみたいです」
「ルリちゃん……」
ルリも行きたいと言い出し、困惑するユリカ。その背中に声が掛かる。
「行かせてやりたまえ」
提督の発言に言い合っていたメンバーが振り向く。
「「えっ?」」
「提督?」
「し、しかし……」
驚くアキトとルリと艦長。そして渋るゴート。
そのゴートの前に歩いていく提督。
「確かにお飾りだが戦闘指揮権は私にある筈だね、ゴート君? 故郷を見る権利は誰にでもある。若者ならなおさら」
アキトの顔をしっかり見て許可を出すフクベ提督。
「有難うございます! 提督の分までしっかり見てきます!」
頭を下げたアキトの言葉が示すことを理解したフクベは驚愕に目を見開く。
「君は……!?」
つらそうに目をそむけるアキト。
「知ってます……。あそこがどうしてああなったか……。でもミナトさんに止められました。理由も聞きました。……俺はミナトさんの信頼を裏切る気はありま せん……」
『ミナトの信頼を裏切る気は無い』。その言葉はフクベの目を見てはっきりと言ったアキト。
二人の間に走る緊張に、ブリッジが静まり返る。
「……では、行きたまえ。二人とも、私の分まで頼むぞ」
「無論です」
「はい」
この一言で二人のユートピアコロニー行きは決定した。
考え込んでいた艦長が顔を上げる。
「……そっか……。じゃあ、アキトとルリちゃんは行ってもいいけど必ず二人一緒に行動する事。ツーマンセルで行動しないと何かあったとき大変だからね。そ れと通信機のスイッチは常にオンにしておく事。あと長距離移動になるから……ウリバタケさん?」
『おう、なんだい艦長?』
「エステのフレームで重力下で一番長く活動できるフレームは何ですか?」
『エネルギーラインの外で、って事か? だったら追加バッテリーを搭載した砲戦フレームだな。こいつは動きは鈍いがバッテリーを詰める分、長時間活動でき るし、空戦や0G戦と違って飛ばない分、エネルギーのロスも少ない』
「じゃあ、それにアキトのアサルトピットを換装してください。バッテリーも出来るだけ積み込んでください。アキトにはユートピアコロニーに単独で偵察に出 てもらいますから」
単独の偵察と言う事でアキトのわがままを許すユリカ。幼馴染の願いと自分たちの状況をうまく考えた合理的な判断である。
『テンカワがか? ……そう言や、アイツは火星の出身だったっけな……。よーしまかせろ! 五分で用意する!』
「あ。あとサブシートも付けておいてください」
『サブシートなんかどうするんだ?』
「ルリちゃんも一緒に行く事になったので。それともアキトのひざの上の方がいいかな? ね、ルリちゃん?」
艦長の質問に、真っ赤になるルリ。
対して目が据わるウリバタケ。
『……安心しろ、すぐとっ付ける……。おいテンカワ!』
「は、はい?」
『ルリルリに変な事しやがったら……』
「しません、しませんってば!」
鬼気迫るウリバタケに怯えるアキト。
すでにルリに変な事をしているのは秘密である(笑)。
「ウリバタケさん、よろしくお願いします」
『おう、任せときな!』
ルリのお願いに力強く宣言するウリバタケ。現金である。
「じゃ、テンカワ・アキト、ホシノ・ルリ両名ににユートピアコロニーでの生存者・資材の捜索を命じます。制限時間は六時間。それを過ぎたら、何も発見でき なくても帰還する事」
「判った……、じゃなくて了解!」
「はい」
ミスマル・ユリカ。王子様の追っかけさえしなければ優秀なのは間違いないようだ。

「……では地上班を発表する。スバル・リョーコ、アマノ・ヒカル、ミスター、そして私だ」
「俺たちはいいのか?」
改めてゴートが発表したメンバーを聞いて自分の仕事を尋ねるヤマダ。
「ヤマダ「ダイゴウジ・ガイ!」、マキ両名にはナデシコの護衛を任せる」
ヤマダの発言を華麗にスルーするゴートであった。



「ヒナギク、いくよ!」
リョーコの宣言と共にナデシコのディストーションフィールドが解かれる。
ナデシコから切り離されたヒナギクは研究所に向けて加速を開始した。


そしてアキトのエステも準備が終わり出発しようとする。
そこをウリバタケに呼び止められた。
「いいかテンカワ? お前は死んでもいいからルリルリは守れよ! 守れなかったら……殺すからな?」
「ははは……」
ウリバタケの脅迫に乾いた笑いしか出ないアキトであった……。



地上に降り立った砲戦フレームが移動を開始する。
「ここが火星……。アキトさん。アキトさんの故郷って遠いんですか?」
サブシートに座ったルリがアキトに尋ねる。
「いやそれほどでもないよ。この速度なら三〜四十分ってところさ」
アキトも見慣れた景色に落ち着いて返事をし、そしてルリの方を向いて質問する。
「でも良かったの? ナデシコから離れて?」
「オモイカネは優秀ですし、ミナトさんもいます。大丈夫です」
ミナトとオモイカネに全幅の信頼を置いているルリ。
「判ったよ、ルリちゃん」
微笑んで視線を前に向けなおすアキトであった。



「う〜……」
艦長が艦長席で唸っている。
「う〜……」
艦長が艦長席で唸っている……。
「う〜……。よしっ!」
「どちらへ? 艦長?」
唸るのを止めて立ち上がった艦長に質問するフクベ提督。
「え? あ、あの、その……。そうだ! ジュン君、艦長代理やっといてくんない?」
「ダメに決まってるだろ、ユリカ」
「ちぇ……。あ! じゃあじゃあ!」
艦長席にちょこんと置かれたゲキガンガー人形。
「じゃっ、そゆことで!」
そそくさと出て行こうとするユリカをにらみ、それを握り締めるジュン。
「ダ〜メ!!」
哀れ、投げ捨てられたゲキガンガー人形であった……。
「艦長は暇だからヤマダ君のところに行きたいのよね〜?」
「え、いや、その、えと……。あ、あはははははははは……」
図星を突かれた艦長は笑って誤魔化そうとするが……。
「戦闘待機中なんだからちゃんと席に着く!!」
「はぁい……。ジュン君のけち……」
ジュンに怒られ、ぶちぶちと文句を言いながら席に戻る艦長であった。



一方、研究所に到着したヒナギク。
四人はヒナギクから降りて生存者の確認とデータの回収を行っていた。
すでに廃墟と化していた研究所を調べる四人。
「だめね〜。もう何ヶ月も人の気配がないって感じ……」
リョーコが呟く。
「やっぱ、とっくに逃げ出したんじゃないんですかぁ〜?」
ヒカルも諦め顔だ。
「だいたいさぁ、こんな辺境で何研究してたワケ?」
ある意味最もな意見をリョーコが呟く。
それにプロスが返した。
「ナデシコです」



同時刻、ユートピアコロニー跡━━━━

「これがユートピアコロニー……」
「の、跡地……だな……」
ルリの言葉を半分だけ肯定するアキト。
その大地には巨大なチューリップが突き刺さっていた。

崩壊した瓦礫の中をエステで移動するアキト達。
シェルターは完全に破壊され、瓦礫に埋もれていた。
広場・公園・役所・学校……。
人が集まりそうな場所を探していくアキト達。
しかし、生存者はおろか、その痕跡も発見できなかった……。
見つかるのは……腐敗しきってしまい、白骨化した死体だけ。
それもただ死んでいるのではない。
バッタ達に踏み潰されたもの。
バラバラになったもの。
瓦礫に埋もれたもの。
あるいはレーザーなどでやられたのだろうか、唐竹割りにされたもの。
そんな死体の中には、赤ん坊を抱いた母親だろうか……。子供を守るようにかき抱いて、しかし子供ごと潰されているようなものもあった……。
「くそっ……」
拳を握り締めてそれを見るアキト。
「アキトさん……」
ついてきたルリはアキトの雰囲気に不安になる。
「判ってる……。判っていたさ……。でも……やっぱり確認しちまうと……」
やるせない顔のアキトに心配げな表情を向けるルリ。
(アキトさん……。やっぱり苦しんでる……。……私は地球を出る前に『火星の人たちはもう死んでいるんじゃないか』、なんて言ってしまった……。アキトさ んは許してくれたけど……、アキトさんを一番傷つける言葉だったかも知れない……。私、なんて事を……。私じゃアキトさんを支える事は出来ないのか な……? 支えてあげたい……。こんな優しいアキトさんの苦しみが少しでも和らぐ方法って無いのかな……?)
ルリは今の自分に出来る事が無い事に酷い無力感を感じていた……。



そんな中で、生存者を探し続けるアキト達のエステ。
そのエステがある廃墟の前で止まった。
そしてエステを降りるアキト。
その廃墟を感慨深げに見るアキトにルリはエステを降りて声をかける。
「ここは?」
「……俺の実家さ……。…やっぱボロボロだな……」
廃墟に向かって進み、瓦礫をひっくり返すアキト。
瓦礫をひっくり返しながら、独り言のように呟くアキト。
「俺、親父たちが死んだ後、施設に連れて行かれてさ……。家はあったけどせいぜい掃除に戻るくらいしかなかったんだ。調理師学校に入ってからは修行先のレ ストランに住み込みで働いていて……。やっぱり滅多に帰って来れなかったんだけど……。こうまで壊れていると、ちょっとキツイな……」
「……アキトさん……」
しゃがんだアキトが写真立てを見つけて立ち上がる。
ルリがそれを覗き込んで尋ねる。
「この写真はアキトさんのご両親ですか?」
「ああ……」
「優しそうなご両親ですね」
「どうかな……。結構研究研究で家にいなかったよ。そのせいで自分で料理を作ることも多かったし」
瓦礫の中から思い出のものを探そうとするアキト。
「だからコックさんに……?」
「まあね。火星ってさ、土とかもナノマシンで作り直しているけど、それでもあまりよくなくてね……。……ほら」
そう言って掬った土には蠢くミミズ状のナノマシンがいた。
「土壌改良用ナノマシン……ですか?」
「そう。でも空気を何とかできてもまだ土壌はどうしようもなくて……。だから火星の野菜って不味いんだよ。けどコックの手に掛かるとそれがとんでもなく美 味くなったりする。それを食べた人たちの嬉しそうな顔が忘れられなかった……」
「それがコックさんを目指す一番の理由ですか?」
ルリの言葉に、頷くアキト。
「うん。だからホウメイさんやサイゾウさん……地球で俺を雇ってくれた人だけど、あの人たちに出会えた事は俺の夢にとって、とても幸運なことだったと思う んだ……」
「アキトさん……」
ザックに瓦礫の中から集めたものを入れて、手をはたいて立ち上がるアキト。
ルリも立ち上がった。
「……このぐらい、かな……? 生存者もいないみたいだし、帰ろうかルリちゃん」
「そうですね」
エステに向かって歩いていく二人。
そして……。
バキッ!
「「え?」」
一瞬の浮遊感の後、二人は下へ落ちる。
ドスンッ! ズンッ!
「ぐほっ!」
「きゃあっ!?」
ルリはアキトを下敷きにしたので怪我は無かったが、アキトは地面に落ちた後、腹の上に落ちてきたルリの衝撃で結構ダメージを受けていた(笑)。
「アキトさん!? 大丈夫ですか!?」
「と、とりあえずね……」
慌てるルリをなだめるアキト。
そんな二人に近づく影があった。
「誰だ!?」
すぐさま起き上がり、ルリを背中に隠すアキト。
同時に腰の銃を抜く。
プロスの訓練の成果だった。
銃口の先には、フードとバイザーをつけ、マントを羽織った人物がいた。
そしてその人物は二人に近づき、こう言った。
「ようこそ火星へ」
その人物の声は女性……三十前くらいの女性の声だった。
「それにしても彼、いい動きしてるわね。貴女のナイトさんかしら?」
暗闇でもルリの頬が赤くなるのが見える。
「歓迎すべきか、せざるべきか……。何はともあれ、コーヒーぐらいはご馳走しよう」
バイザーの向こうの表情はアキト達には判らなかった。
しかし、アキト達は諦めていた生存者を発見した事に、喜びよりも驚きを感じていたのだった……。




あとがき

喜竹夏道です。中尉に昇進しました。
いや〜ザクって強いですね〜。コスト最低なのにガンダムを滅多打ち(笑)。でも高機動ゲルググはまだゲットできず。

やっとこ第七話の終了です。
火星到着とナデシコの秘密が今明かされる!?
でもTVと全く同じ展開になる所は割愛するつもりです(笑)。
えんえん書いても読者を退屈させかねませんし。
あと、「リョーコちゃんの口調がなんか違う!」って思う人がいるかもしれませんがTV版初期のリョーコちゃんはこうだったのでご勘弁を。
男勝りなのに時々女の子の口調になったりして、観なおした私も「へ?」とか思いましたし。
その辺はとりあえずTVに忠実にいこうと思います。

とりあえず、バレンタインごろに外伝を一つ書こうと思います。






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