大ショッカー


「な…ぜ……だ…?」

――バタッ――

「ちょっと……あんたどういうつもりよ!!?」

流姫は血に染まった刃を持つディケイドに詰め寄る。

「………」

しかし、ディケイドはなにも答えない。
ただただ、その歪んだ眼で倒れたディロードを見下すのみ。

「…もういいわ。信彦!廻を病院に連れてくわよ!」
「わかった!」

呼ばれた信彦は流姫を協力してディロードの身体を持ち上げる。
その光景をみて…。

「士君!なんでこんなことを!?」
「幾らなんでも酷過ぎだろっ!!」

夏海とユウスケもディケイドに怒鳴り散す。

――パチ、パチ、パチ、パチ、パチ――

そこへ場違いで疎らな拍手。
それをしているのは月影。

「おめでとうございます。…全て、思惑通りにいきましたね。邪魔者も片付きましたし」
「………思惑?」

――ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!――

すると酷い地響きがしてくる。
いや、地響きというより、ドームそのものが役割を果たしたかのように崩壊しているのだ。

そして、ディケイドは変身を解くと…。



――ゴガアァーーーーー!!!!――



突如として、地面やドームを突き破り、巨大な建造物が競り上がってきた。

巨大な塔のようなその建造物には、身体にDCDの文字が刻まれた双頭の鳥のエンブレム。





*****

「………ここは?」
「……ッ!!」

夏海とユウスケが起きる直前に流姫と信彦は眼を覚ました。
目覚めたその場所には多くの怪人達がつどっていた。

そして玉座と思われる席へと繋がる階段の前には漆黒の鎧を着た男・地獄大使と、黄金の鎧と仮面を纏ったジャーク将軍。

「どうして、こんなに怪人達が…!?」
「まさか、ここって!?」

二人はある確信をした。

夏海とユウスケも眼を覚ます。
当然周囲の状況に驚く。

「ようこそ、大ショッカーへ」

地獄大使が堂々とそういった。

「やはり、ここが大ショッカーの基地…!」
「その通り。それでは我が偉大なる大首領様を…御紹介しよう」

すると四人が背をむけていた通路から大首領……

「夏海!」

じゃなくて栄次郎がでてきた。

「夏海、大丈夫か!?」
「…お爺ちゃん…」
「忌々しい!ジジイ!退けッ!!」

雰囲気をぶち壊す無遠慮さで、地獄大使は栄次郎を掴んで投げ飛ばす。
すると今度は…。

「フフフフフ…!!」

突然人が変わったように栄次郎は笑い始める。

「地獄大使……誰に向かって口をきいている?」

立ち上がりながら低い声で栄次郎はそういった。

「我こそ…!」

どこからともなく現れたマントは栄次郎に着けられた。
それと同時に栄次郎の服装は勿論、人相や髪なども激変する。

「死神博士なるぞ…!!」

地獄大使は栄次郎改め、死神博士に敬礼する。

「嘘だろ……」
「ショッカーの大幹部……」

信彦とユウスケは栄次郎の変わり果てた状況に声を思わず漏らす。

「偉大なる、大首領様に……乾杯!」
『キキィーーー!!』

怪人達はその呼び掛けに一層テンションを高くする。

そして…!

――カツ…カツ…カツ…カツ…カツ――

朱色の螺旋階段より一人の男が現れる。

「そんな……!!」



大ショッカー・大首領=仮面ライダーディケイド………門矢士。



「士君…?」
「貴様等頭が高い!!」

地獄大使は右手の鞭で四人を殴り、無理矢理ひざまつかせた。

士はそのことに何の構いもなく、階段を登り、玉座へとついた。

「お前等は良い仕事をした、褒めてやる。オマケに、ディロードの御蔭で見落としていた新しいライダー達も始末できたことだしな」
「なに…?」

士の言葉にユウスケは疑問する。

「貴様等は…ライダー潰しを手伝ったのだ」
「夏海も偉いぞ。大首領様が失くされた、ディケイドライバーを見つけたのだからな」

地獄大使と死神博士の言葉に夏海は瓦礫の山に埋もれ、自分が見つけだして士に渡したディケイドライバーとライドブッカーのことを思い出す。

「あの時のバックルが…」
「ライダー討伐の旅の途中、記憶と共に失ったんだ」
「ライダー討伐だと?」
「どういう意味だ?」

ユウスケと信彦が質問すると、

「世界を消滅から救うためだ」
「最強のライダーが決定し、全ての世界が救われる。そうですよね!?」
「大体はな」

士は偉そうな態度で答えた。

「だがここからが本番だ。大首領様の、新たな旅が始まる」
「それこそが大ショッカーによる全ての世界の征服だ」

死神博士と地獄大使は士の新たな行動を告げる。

「征服だって…!?」
「消滅よりはマシだろ」

「大首領様の立てた完璧な作戦に……乾杯!!」

夏海は士の正体をしって愕然とする。

「ディケイドは……本当に全てのライダーを破壊する者だったんですね」
「創造は破壊からしか生まれない…!!それが俺の選んだ道だ」

士は自らの決断を表す。

「廻は……廻はどうしたのよ!?」

そこで流姫が声を張り上げる。

「……おい」

士の言葉に反応した三大幹部は同時に指をパチッと鳴らした。

それに合わせて床から有るものがでてくる。

「廻ッ!!」

流姫の眼に、十字架に磔られたディロードの姿が舞い込んでくる。
その姿は余りに痛々しく、腹部には剛剣の刃が深々と突き刺さっている。

「こいつは殺してしまうには余りに惜しい逸材だ。洗脳でもして、この俺の背中を任せられる頼もしい相棒になってもらう」

士が静かにそういうと、流姫は…。

「ふざけるなっ!!!!」

ディガイドライバーを取り出して怒りのまま発砲する。
しかし、地獄大使の鞭が無情にもそれを防ぐ。

「貴様!大首領様になんという粗相を!!」
「あんたらみたいに愛する人の居ない輩にはわかんないわよ!!」

≪KAMEN RIDE…DI-GUIDE≫

ディガイドに変身した流姫。

≪KAMEN RIDE…DECADE≫

対抗して士はディケイド・激情態に変身。

≪FLNAL ATTACKRIDE…DI・DI・DI・DI-GUIDE≫

ディメンションバーストが発動する。

「愚かな」

≪ATTACK RIDE…BARRIER≫

ディケイドは己の眼前にディケイドバリヤーを展開。
しかし必殺技の威力を全て受け止め切れるわけではない。
障壁にはあっとういうまにヒビがはいっていくも、

≪ATTACK RIDE…INVISIBLE≫

ディケイドインビジブルの力で透明になり、ディメンションバーストをかわす。

「どこいったの?」
「ここだ」

真後ろには身構えたディケイド。

≪FINAL ATTACKRIDE…DE・DE・DE・DECADE≫

すぐさまホログラムカードを潜り抜け、ディメンションキックを御見舞いした。

「キャアァァァ!!」

吹っ飛ばされたディガイドは変身が解かれてしまう。

「………失せろ」

ディケイドがそういって近くにあった剣を四人のすぐ前に投げて突き刺すと、床が抜けて四人は落とされてしまった。





*****

基地内から地下道のような場所に落とされた四人。

四人は壁に寄り添い必死になって息を整え、気持ちを整理しようとする。

「私達は…騙されていたんんですね」
「士の旅はライダーを潰すのが目的だった。そのために俺達に近付いたんだ!!」
「でも……なんでそうまでして…?」
「こっちが聴きたいよ……」
「許せない…!!絶対に廻を助けてみせる…!!」

四人は其々の考えを胸に、ある場所に向った。





*****

門矢邸。

月が幻想的な美しさ映えらせる静かな夜。
そんな夜において、小夜が弾くピアノの音色は心地良く聞こえた。

「小夜ちゃんは知ってたのかい?士が、大ショッカーの大首領だって…」
「こたえてくれ!」

ユウスケと信彦が聴いても、小夜は変らずピアノを弾く。

「この曲ね、ドビュッシーの月の光っていうの。巣から飛び立てない雛鳥が、寂しそうに月を見上げているの」

小夜は自身が弾く曲について語る。

「…もしかして士君は、小夜ちゃんの為にあんな連中と手を組んだんじゃ?」

夏海がそういうと、小夜はピアノの鍵盤を強く弾いて大きな音をだした。

「違うよ。お兄ちゃんは、自分の為にやってるだけだよ。十年前、私は両親が死んでから、外にでるのが怖くなった。ずーっと家のなかで、寂しい思いをしてきた私は……この世界とは違う、別の世界を見ることができるようになった」

十年前のその日から、全てが始まった。

いつのまにか微弱ながらも次元に干渉する能力をえていた小夜。
しかし、そこから世界(そと)へ行くことができたのは士だけで、皮肉にも次元の壁を呼び出した小夜自身は外で元気で楽しそうに駆け回る兄をみているしかなかったのだ。

「お兄ちゃんは…別の世界へ、渡れるようになっていた。…私を巣に置いたまま…一人で跳び回って」

小夜の声には悲しみと羨望が混じっていた。

「私には待つことしかできなかった。何時も…たった独りで…」

弱まりゆく小夜の(ひかり)…。

「私はずっと、傍にいます」
「…月影さん」

そこへ月影までもが現れ、流姫と信彦は表にはださないものの、内心月影に警戒する。

「私が、小夜様を護ります。この大切な、小夜様の世界を…」

月影は優しく論ずる。

「士も、小夜ちゃんの世界を護ろうとして、あんなことをしたのかも…」
「……違う」

小夜は低い声で否定した。

「お兄ちゃんは結局、世界を旅するのが楽しいだけだよ。小夜のことなんて忘れて。そんなお兄ちゃん……要らない」

小夜は首からかけているペンダント……いや、ペンダントとしてつかわれている石を握った。

「この”地の石”は、”究極の闇”を齎すんだって」
「地の石だと!?」
「それに、究極の闇って…!?」

信彦と流姫はその単語に激しく聞き覚えがあった。

何故なら信彦の故郷たる世界で”地の石”とは暗黒結社ゴルゴムの大神官の一人が保有し、信彦はそれを含めた三つの石の力で、眠りについたバッタ人間から世紀王へ覚醒したのだから。

そして、究極の闇とは凄まじき戦士……アルティメットクウガのことは勿論、グロンギ最強の戦士が行うゲゲルのことを意味する。

――ガジャン!!――

そこへさらに”月影ノブヒコ”はバッタを模した銀色の鎧に緑の複眼、キングストーン・月の石が収められた黒いベルトを装備した存在。

世紀王・シャドームーンとして変身したのだ。

「シャ…シャドームーンだと!?」

かつて、自分の前身であったシャドームーン。
それを再び眼にして、信彦は大いに驚く。

『小野寺ユウスケ…究極を越えた、”禁断の闇”と成れ…!そして秋月信彦よ。私と同じシャドームーンであった君には、創世王となってもらうぞ…!!』

シャドームーンはそういって、小夜の肩に手を置いた。
すると、地の石は不気味で妖しい光を、ユウスケと信彦に浴びせた。

「ユウスケ!!」
「信彦ッ!」
「逃げて…!早く…!!」
「心を染められる前に…!!」

2人の必死な叫びに夏海と流姫はその場から去り、禍々しいな光を浴びたユウスケと信彦は…最も邪悪な戦士に成ろうとしていた。

『これで、真なる大首領様を御迎えする準備が整った』





*****

大ショッカー本部。

「何故世界は未だに、消滅にむかっている?」

数々の地球(せかい)が融合へとちかづいていることを確認した士。
最強のライダーを決定すれば、世界の崩壊は停まる筈なのに…。

「ライダーの力が互いの世界を引き寄せ合っているんじゃなかったのか…!?」
『大首領はなにか、誤解されているようだ』

そこへシャドームーンが現れ、変身解除して月影に戻る。

「…月影…」
「世界の融合と、ライダーの力は…なんの関係もありません」
「何…どういうことだ?」

二コやかに話す月影に士は問い掛ける。

「貴方はもう大首領じゃないよ」

そこへ、大首領の玉座の横に歩み出たのは白い礼服を着た小夜。

「小夜!!」
「お兄ちゃんが知ってる小夜はもう居ない。皆は私のことを、大神官ビシュムと呼ぶわ」
「ビシュムだと…!?」

小夜の豹変に士は驚きを禁じ得ない。

「この玉座に座るのは……お前ではない」

月影がそう言い放った時。

「シャドームーン。何時まで傀儡に能書を述べているつもりだ?」
「もうじき終わりますよ。……我等が真なる大首領よ」
「ッ!?」

聞き覚えのない男の声。
月影はその声と会話する。

――バッ!!――

「誰だテメー…?」

いきなり玉座の真上から登場してきたのは、
髪を逆立たせ、黒地に青いディケイドのライダークレストが全体にはいった服を着た男。

「俺の名は、滅路(めつろ)ツカサ」
「ツカサだと!?」

滅路ツカサと名乗った男は、黒いバックルを懐から取り出して装着。
そして黒いライドブッカーから一枚の蒼いライダーカードを手にもっていった。

「変身」

≪DARK KAMENRIDE…DECADE≫

ツカサの身体はディケイドのそれと同様、周囲に現れた九つのビジョンと重なり、最後にライドプレートが仮面に突き刺さる。その姿は正しくディケイドである。

ただし、基調色が黒であることや肩から胸にかけての十字線が金色であること、そしてディメンションヴィジョンが青色であることを除けば。

「黒い、ディケイド…!」
「仮面ライダーダークディケイド…とでも呼んでもらおうか」

驚く士にダークディケイドは悠然と玉座に座る。

「門矢士。お前は俺の全世界征服のための道具でしかなかったのだ」
「なんだと?」

「本来大ショッカーはこの俺が組織した俺だけのモノ。……一時的とはいえ、お前に大首領の座を譲っていのは、お前の次元を旅する能力を利用するためにある。云わば、お前は只の影でしかなかったのだ。この”闇の破壊者”ダークディケイドのな」

ダークディケイドは得意になって話し続ける。

「そして、我等大ショッカーにとって最も厄介なライダー、ディロードを排除するためにな。しかし、もうお前は用済みだ、消えろ。この世に二人のディケイドは要らない。本物のツカサであるこの俺が要れば、それでいい…!!」

「お前が本当のツカサだと!?」

士はその話が信じられず、ディケイドライバーを装着。

「変身…!!」

≪KAMEN RIDE…DECADE≫

「無駄な足掻きを…」

≪≪ATTACK RIDE…BLAST≫≫

二人の破壊者の持つライドブッカーとダークライドブッカーの銃口から放たれるマゼンタとゴールドのエネルギーの弾丸は炸裂し合う。

しかし、スペックに開きがあるのか、ディケイドブラストの方がおし負け、ダークディケイドブラストが勝った。

≪ATTACK RIDE…SLASH≫

続いてダークディケイドは玉座から飛び降り、ディケイドの身体をダークディケイドスラッシュで吹っ飛ばした。

ディケイドは玉座の間の直前にある場所に倒れ伏してしまう。
しかし、其処こそは……流姫達を地下道のような場所に落とした場所だった。

「うあああああァァァァァ!!」

ディケイドが確実に落とされたことを証明するように、床は静かに閉じられた。

ダークディケイドは再び玉座に座って、こう言った。

「世界は俺が貰う…・・・!!」





*****

地下道に落とされたディケイド。
そこで待ち受けていた者は…。

「ユウスケ、信彦…」

まるで人形のように無機質な表情をしたユウスケと信彦だった。
二人は口を揃えて、

「「変身」」

圧倒的なオーラを纏い、凶暴な黄金のボディと黒き複眼を備えた禁断の闇・ライジングアルティメットクウガ・ダークアイと、鮮血の如き朱色の身体に冷酷な緑の複眼に大魔剣・サタンブレイダーを持ったアナザーシャドームーン=創世王となってディケイドを襲う。

「やめろ!二人共!!」

ディケイドの言葉は届かない。

『違うわ。この子達は最も邪悪なライダー、ライジングアルティメットクウガと……創世王(アナザーシャドームーン)

クウガから間接的に聞こえるのは声。

「その声……小夜」
『お兄ちゃん、巣に置き去りにされた…雛鳥のこと考えたことある?』

明確な怒りを持った問い掛け。
クウガと創世王はディケイドを投げ飛ばすと、拳とサタンブレイダーに邪悪な波動を纏わせる。

それを見たディケイドは咄嗟ににげるも、クウガの”暗黒掌波動”と創世王の”グローブアースドギルティー”が放たれた。





*****

「これで、邪魔者が居なくなりましたね」
「あぁ。…さて、ディロードはどうするか?」

月影とダークディケイドは十字架に磔にされたディロードを観る。

「……あの”影”の考えと被るが、洗脳を施して我が組織の大幹部にでもするか」

その時、次元の壁が出現する。

≪KAMEN RIDE…DEFOUDE≫

鳴り響く電子ボイス。

次元の壁から現れたのはアーマーもスーツも含めた全身が純白で首には緑色のマフラーを巻き、仮面には八枚のライドプレートが九つのマス目を形作るように装備されている。

「…何者だ?」

月影が問うと、

「仮面ライダーディファウド」

その戦士の名は、世界の管理者・仮面ライダーディファウド…!

「ディファウドだと?」

ダークディケイドは今までみたことも聞いたこともないライダーに首を傾げる。

「どこの馬の骨かは知らんが、喧嘩を売る相手を大いに間違えたようだな」
「戦いにきたのではない。…コイツにようがあるだけだ」

ディファウドはディロードを指差す。

「そういう訳にはいかん。…シャドームーン」
「ハッ」

月影はシャドームーンに変身。

するとディファウドはベルトのサイドにぶらさがっている本型のライダーカード収納ツール・ライドシューターを銃型のシューターモードに変形させると、カードをとりだし、ディファウドライバーのバックルに装填。

≪ATTACK RIDE…HIGH BLAST≫

発射されたディファウドハイブラストはシャドームーンを仰け反らせる程の高威力。

さらにライダーカードを取り出したディファウドは、それをライドシューターにカード装填口へ。

≪KAMEN RIDE…RIDERMAN・SHIN≫

引き金が引かれ、召喚されたのはライダーマンと仮面ライダーシン。
召喚された二人のライダーはシャドームーンを足止めする。

≪KAMEN RIDE…SKY RIDER≫

さらにディファウドライバーにKRを装填してスカイライダーに変身。

≪ATTACK RIDE…SAILING JUMP≫

ARによってDスカイライダーは空中を飛び、ディロードを十字架の束縛から解放して外へ連れ出そうとする。

「させるか」

無論、ダークディケイドはそれを阻止しようとするも、

「ロープアーム!」

ライダーマンは右腕のカセットアームを換装し、ロープアームでダークディケイドを縛ってシャドームーンの方へ投げた。

「雑魚共が!」

シャドームーンは怒り、あっと言う間にライダー二人を倒したものの、そのころにはもうディファウドがディロードを連れて逃げおわっていた。


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