怪人・ライダー解説覧


アサシン・ドーパント
ミュージアムの黒服がアサシンメモリで変身した”暗殺者の記憶”を宿したドーパント。
顔に白い髑髏面をした黒尽くめの容貌で、短剣を武器としている。名前の通り、影から影へ渡り歩く戦法を得意とし、隠密や暗殺に特化している。更には自らの気配を完全に絶つ能力があり、忍んで隠れることに徹すれば、見つけ出すことは至難の極みとさえ言える。
しかし、最後にはデュアルに変身したレイズに敗れ、フロストセイバーによるセイバーアイスラッシュを受けてメモリブレイクされた。





ランサー・ドーパント
黒服の男がアサシンに代わるランサーメモリで変身した”槍兵の記憶”を宿したドーパント。
長身の蒼い身体をした騎士風の姿で、真紅の長槍を得物としている。スピードに特化したドーパントで、連続攻撃や投擲能力などにも優れている。
バット・ドーパントと共闘し、スカルとデュアルと戦闘を繰り広げたが、ライトニングアーチャーのアーチャーエレキショットを受けてメモリブレイク。そのまま意識を失って気絶したまま、バット・ドーパント諸共タンクローリーの大爆発に巻き込まれた。





アルトリア・ペンドラゴン
ブリテン国の騎士王ことアーサー・ペンドラゴンを再現すべく、魔術と科学と欲望の力によって複製誕生した存在。アーサー王の遺伝子が付着した聖遺物から魂の無い人形(クローン)を作り出して依代とし、そこへ1000枚のセルメダルと、魂を宿らせるソウル・コアを与えた結果として、擬似的なグリードとして復活した。

黒い甲冑と仮面で武装し、聖剣を風の鞘たる風王結界(インビジブル・エア)で不可視とした黒騎士の形態になると、ブライと互角に渡り合うだけの戦闘技術を見せており、お得意の剣術や黒い衝撃波で攻撃する『卑王鉄槌(ヴォーディガーン)』などを駆使して戦う。

シルフィードの言葉を借りると、彼女を生み出す実験自体は失敗のようなもので、その証拠として本来のアーサー王とは違い、性格は傲慢気味で容姿も黒化してしまっている。
モデルは『Fate/stay night』に登場するセイバーオルタで、能力と外観と性格などは彼女と非常に酷似しているものの、厳密には起源を同一とする別人とも言える。

身長:154cm 体重・42kg スリーサイズ:73/53/76 イメージカラー:黒
好きな物:ジャンクフード(特にハンバーガー) 苦手な物:丁寧な食事、民主制度





暗黒騎士王
アルトリアの肉体に、四季崎記紀(デシレ)が虹色のメダルを三枚投入し、最後に黒ずんだソウル・コアを投入したことで、彼女の肉体が変貌と暴走を遂げてしまった形態。
頭部全体を龍を模した兜で覆い尽くし、甲冑は以前より邪悪で禍々しい闇色に染まり、身体の各所にはオカルト的な模様や刻印が施され、身長は190cm〜200cmにまで増長しているなど、かつての面影は僅かなものとなっている。
威嚇の為か、初撃に放った一撃で尾張城の塀の一部を吹き飛ばした際、風王結界(インビジブル・エア)が解けて隠されていた聖剣が姿を現しているのも特徴。聖剣のほうも、本来の神々しい黄金のものではなく、闇に染まった黒に赤いラインが走ったモノと化してしまっている。

ブライとの戦いの末、約束されし勝利の剣(エクスカリバー・モルガン)を魔刀『釖』との相打ちという形で破壊され、最後には七花八裂・改を喰らってしまい、魂の篭ったソウル・コアに損傷を与えられて敗北。
末期の会話で刃介に十字架(ロザリオ)を餞別として渡すと、それを見るたびに自分を思い出して欲しいと頼んだ。そして刃介が快く了承すると、「ありがとう」という言葉と共に年相応の笑顔で微笑み、戦友の腕の中でセルメダルの塊となって消滅するという最期を遂げた。





仮面ライダークラスト
キョウケンヤミーが持っていたパストメモリに集められた記憶と、暗黒騎士王に投入されていた虹色のメダル三枚と黒ずんだソウル・コア一枚が融合を果たし、過去の仮面ライダー達の負の情念と嘆きの記憶という偏ったモノで誕生した邪悪なエネルギー集合体。
空間の歪みで地球内部に現れていた”次元記憶の結晶”をエネルギーの源泉とし、ほぼ無尽蔵に近い力を引き出しているので、パワーも能力も壮絶の一言に尽きるものを誇る。その特性状、倒すにはまず”次元記憶の結晶”を破壊して、エネルギーの供給を阻止しなければならない。

その余りにも巨大な身体は常に絶対零度ともいえる青白い冷気を纏っており、触れるもの全てを凍結させてしまう上、口から発射する破壊光線(レーザービーム)といった武器を有している。さらには下半身をバイクのように変貌させることも可能で、その外観には不釣合いとも言えるスピーディな動きができる。

最後には、タジャドルコンボとヤイバカコンボに形態変化したオーズとブライによってコア共々圧倒されたのを機に、CJRXとMWRXに進化したWとイーヴィルとの合体攻撃で放たれた”ダブルライダーキック”を前後から受けて倒されてしまい、核としていたメモリとメダルも一緒に砕かれた。





サイクロンジョーカーレインボーエクストリーム
オーズ・タジャドルコンボからの『風』を受けることで、W・CJGXが超進化した究極の最終最強形態。
身体の正中が黄金から虹色に変化していて背中から生えている三対の翅にも同様の現象が起こっている。無論スペックなどは以前とは比べ物にならない程パワーアップしており、あらゆる面から見て今までのWを遥かに越えている。
必殺技はおよそ300トンの破壊力を誇る両脚キックこと”ゴールデンレインボエクストリーム”。

キック力/30トン パンチ力/20トン ジャンプ力/250m 走力/100mを2秒
ゴールデンレインボーエクストリーム/300トン





シェードフェニックス
ブライ専用ビークルのシェードフォーゼに、ハヤブサ・ホウオウ・ヤタガラスのカンドロイドを一機ずつ合体させることで変型する飛行特化式の不死鳥型マシン。カウルと前輪にはハヤブサ、エンジン部分にはホウオウ、後輪周辺にはヤタガラスが担当する。カラーは赤に変更され、最大時速1000kmでの飛行が可能となる。
尚、トライドフォーゼと同じく、凄まじい馬力と出力を備えている為、これを乗りこなす為には、同属性である鳥類系(ハオウラス)コンボにならなければならない。その代わり、その紅蓮の車体からは羽型のエネルギー手裏剣を発射し、約3000度の高熱火炎を放射することもできるなど、攻撃性能にも優れている。


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