第50話『鋼鉄の咆哮編2 カオル…どうなるか?』
前回までのあら筋…160cm単装砲6門に狙われ、406mmガトリング砲3門に狙われ、超怪力線に狙われ、
ファイヤーの掛け声が聞こえたかのように…
一斉に火を放たれた!
20秒程数々の超兵器を沈めたウィルキア解放軍の集中砲火がカオルに撃ち込まれる。
はたしてカオルは…??
== 空母『あなただけよん』艦橋 ==
ナ「艦長!ドックから迎撃した艦が超兵器を補足できた模様です」
艦「よし!なんとしてでもドック艦にいかすな!!我々の本拠地だ!」
ナ「はい!そのように通信を送ります」
……
艦「まだ撃沈できないのか」
博「あの艦長」
艦「博士、作戦行動中です」
博「いえ…ですが」
ナ「艦長!!敵超兵器浮上、浮上と同時に各艦の主砲が火を放ってます!!」
艦「いよっし!!これで決まったろう!!…が航空隊を再出撃準備をさせておけ」
博「艦長」
艦「博士…作戦行動中と何度もー」
博「重要かも知れないので」
艦「わかりました…その重要かもしれない事項を」
博「あれは超兵器でないかもしれません…」
艦「…超兵器でなければ、何故あそこまで我が艦隊の攻撃を、耐え切れてるのです?」
博「…人かもですが…」
艦「人?!?!…博士、おふざけは」
ナ「艦長!」
艦「なんだ?」
ナ「超兵器が…白旗…あげてますと…」
艦「はぁぁぁぁ!?!?」
博「あの艦長」
艦「投降宣言でなく白旗だと?」
ナ「ええ…しかも…空中に浮かんでいる人…だそうです」
艦「人!?!?」
フリーズする艦長。
ナ「あの艦長?」
………
ナ「はぁ…しょうがないわね…」
鞭を取り出すと…
バシィギャン!!
悲鳴をあげる艦長。
急いでしまうナギ少尉。
艦「いててて…あれ?ナギ少尉…俺なにがあった?」
ナ「艦長、で…白旗どうします?」
艦橋スタッフは見なかった事にしているようだ…
艦「…投降するなら捕獲しよう」
ナ「わかりました!」
……
その頃白旗あげて空中にて浮遊しているカオル君…
(ぶち壊さなきゃ逃げれねえよなぁ)
あきらめて白旗あげていた。
身体へのダメージには耐えきった事は耐えきったが、
過剰な砲撃から逃げきれる自信がなくなり、諦めてしまっていた様だ。
(まぁ…いざとなれば洗脳するしかないかか)
近場により、一人一人の記憶操作してこの世界への影響を消す方法もある事はあるだろう。
まずは接近せねばと白旗を掲げ続けるカオル。
(どのくらいまつんだ?)
しばらくすると…1番小さいサイズの艦がよってくる。
小型駆逐艦だろうか?
甲板に海兵隊員の様な重武装の兵士が40人程見えてた。
(ちっ…40人同時は流石にできないなぁ)
その中の一人が、
「貴様!我がウィルキア解放軍に投降する意思ありなんだな!」
少し距離があり地声で通す為だろう、声を張り上げてきた。
「ああ、そのつもりだ…あんたらには参ったよ」
と大声でカオルも通す為に張り上げる。
「ゆっくりと降りてこい!妙なそぶりはするんじゃないぞ!」
通ったようだ。
ゆっくりと甲板におりてゆく…着地…
「おい!」
と隊長らしいのが叫ぶと中の一人の歩兵が寄ってきた。
「保安上の理由により身体検索します。
両手を横に伸ばして、足を肩幅に広げて下さい」
「こう?」
「それで結構です」
「ウヒャヒャヒャ」
全身まさぐられてくすぐったい…
「もう少しですから我慢して下さい」
「ハァハァハァ」
ウホッにはならないが笑い疲れた…
「検査終了。所持品等いっさいありません」
ー何で飛んでたのだろう?
と兵士達に一抹の疑問を残したが、
隊長らしき人がよってきて…
「貴官の所属、氏名等を教えていただきたい」
「ぶちまけなきゃか…あ〜すみません、俺異世界人なので、ここに戸籍ありません」
「…もう一度お願いできます?」
「異世界人なので戸籍ありません」
==空母『あんただけよ』艦橋==
ナ「艦長!投降者が異世界人となのっています!どうされますか?」
博「もしかすると超兵器の出所わかるかもしれませんね」
艦「…わかったその者と面談しよう…博士もご一緒に」
そのころカオル…
40人に監視されて身動きがとれなくなっていた。
通信していた隊長らしき人が、
「貴官の取り調べをシュルツ少佐が行うそうだ」
(あちゃ〜悪のり提督か)
と思ったが態度にださず…
「わかりました…で、このままで?」
「うむ…今日はかなり遅い。明日我が家にて取り調べをおこなうそうだ」
「我が家?」
「うむ、ドック艦にてだ」
(あ、ラッキ〜)
図らずも取得目的と接触できそうである。
「あと、貴官の監視と身の回りはこの者が行う」
「ジャンナ伍長ですよろしくお願いします」
(うぉ、食いたい!)
ロシア系は日本人男性からみたらエッ○したくなる美人いっぱいだから、わからない気もしない…
との感じのジャンナ伍長。
「ではこちらに…ドック艦に着くまではご案内します」
大人しく尻を追いかける様についていていく…
「ねぇ…ジャンナ伍長」
「あ、はい?」
「君に俺が任された…つう事は万が一俺が逃走したら」
いきなり立ち止まり…
「…責任…とらされ…切腹…になるかと…やですので、やめてください」
「…はい」
(…最高責任者を納得させないと、駄目になったか…面倒な事になったなぁ)
逃走したら伍長は確実に責任取らされるだろう。
そしてこの世界に悪影響を及ぼすだろう。
ただでさえ、現時点においても影響及ぼしているのだ…
軟着陸をめざして…
「こちらになります」
案内されたのが個室…しかも上等な士官用の様子であった。
(牢屋にぶち込まれるとおもったのだが…)
「あ〜〜…待遇かわったみたいかな?」
「そこまでは…わたしも上官命令で動いてますので」
「だよなぁ…まぁ、じゃおとなしくしてますか」
「はい、お願いしますね」
(そういえば…ループとかどうなってんだろ?…聞いてみるか)
「あ、そうだ今回何周目なの?」
「は?何周目?」
(ん?認知してはないのか)
「あ〜いいや、今の忘れて」
「あ、はい」
(けど、アヒル達は確か3週目が条件だと思ったんだけどなぁ)
「まぁ今日は疲れたから…寝ちゃうね…用件あったら起こして」
「はい、お休みなさい」
外側から鍵がかかり…ベットに横になり一眠りに…
カオルを初めに襲ってきたのがアヒル攻撃機、
3週目突入と功績値での叙勲が必要としている。
対空レーザー及び荷電粒子砲を装備。
マッハ5をだし、耐久性もF/Aー18ホーネットの20倍以上…
脅威の空飛ぶアヒル達であった。
本来であれば1940年代前半にあっちゃいけない脅威のアヒル…
その謎は…
2日目
翌日…
夕方やっとドック艦のある一室につれてかれた。
それまでの待遇には不満なく過ごしていた。
そこにはゲームで見知った顔の4名がいる。
筑波教官、ナギ少尉、ブラウン博士、シュルツ少佐。
帝国のスパイ、ヴェルナー中尉がこの場に居ない。
(となると日本ルートか…)
日本ルート、筑波教官が副官になるルートで、ステージ60で無双せず、
ステージ70でもレーダー破壊に5分以上かける必要があった。
ナ「夕食用意しましたので話ながらでもどうぞ」
カ「わかりました」
と席に着く…
艦「まずは自分…自分はウィルキア解放軍シュルツ少佐です」
元ウィルキア王国近衛海軍士官で、国王派の現ウィルキア解放軍所属。
筑「わしが、シュルツ少佐の副官を勤めている、筑波特務大尉じゃ。よろしくのう坊主」
本来大日本帝国海軍所属で、シュルツ少佐の敵だが、
日本ルートに限りシュルツ少佐の艦がピンチにならず、
教官の艦がエンジン不調になって艦を移乗、そのまま副官につく流れであった。
つまり味方であった。
博「わたくしが、ブラウン技術大尉です」
博士はルートに関係なくシュルツ少佐の艦に救助され、
移乗してくる。
ドイツルートでは副官についているものが居ないため、
ちゃっかり副官についてしまっている。
ナ「わたしは、ナギ少尉といいます」
ゲームの初期からシュルツ少佐の通信士に着任している。
他にウィルキアルートに限りヴェルナー中尉が副官として着任するが、
日本ルートなのでこの場には居ないのだろう。
カ「えっと自分は…まぁいいか、別世界からきました、
国連軍所属、異世界軍統括している渚カオル大将です」
ナ「大将?」艦「ありえん」博「……」
筑「ほっ恐れ入ったわい、その若さで大将とはのう」
飯食べながら話はすすむ。
因みに今回は筑波教官の希望で日本の定番シャケ等。
筑「ほっ、このシャケ脂のっててよいのう」
しかし、日本食をナイフとフォークで食べる3名には恐れ入った。シュールだ…
カオルはもちろん箸を希望。
筑「おぬし、日本人か?」
カ「ええ」
筑「しかし、見えん顔立ちだのう」
カ「貰いもんの身体ですしねぇ」
ナ「それはどういった事なんです?」
カ「まぁ異世界を渡る力等貰う際に、魂から神に再生させてもらったんすよ」
博「それで、異世界から超兵器をこの世界に持ち込んでるの?」
カ「へ?」
ナイフを顔に向けてくる博士。
博「どこの世界から持ち込んでるのか答えなさい!」
カ「いや、持ち込んでないっすよ。むしろ欲しいくらいかな?
あれは、確かこの世界特有の兵器だと思いましたが…」
博「………」
カ「まぁ、もう少しすればわかるんじゃないですかねぇ…答えが」
博「え?」
カ「自分は皆さんの努力による、この世界の運命を知ってる存在なんすよ」
博「そ、それって」
カ「ええ、博士。傍観者や観測者…と言えますかね…
ですので余計な知識や運命についてはできれば入れ知恵はしたくないです。
でないと実る運命が変わりますから」
カオルの独白が続く…
カ「ただ、予想外だったのが猛烈な攻撃をうけた事…これでまいっちゃっておとなしく捕まる道を選びました。
壊さないとつまり介入しないと駄目だったので」
艦「つまり我々の攻撃がなければ……?」
カ「まぁ普通に傍観者でしたね」
ナ「えっとこの世界には?」
カ「技術のコピーにきました…異能力での」
しずかになる。
カ「まぁ都合がよいかもしれませんが、
皆さんの同意のもと見逃してくれればうれしいです。
なかった事にしてもできるんすが無理に逃げようとしたら、
なんかアテンドでついてる方が切腹になる〜って言われたので」
筑「ほっほっほっ…わしは見逃してもよいとおもうぞい」
艦「そうですね…自分も」
博「駄目よ」
艦「博士?」
博「条件が幾つか…技術の収集の仕方をみて見たいのと、
異世界を少し見てみたいわ。平和な世界もあるんでしょ?」
カ「収集の仕方は今ここでも…まぁ平和な世界もありますね」
ナ「その世界遊べそうなところない?」
カ「あ、ん〜知ってるところだとねずみーワールドから大江戸温泉コースかな」
博「そこに連れてってくれるなら良いわよ…
どう少佐、次の作戦まで間があるんでしょ?」
ナ「おもしろそうです。艦長!」
筑「温泉のぅ…してねずみいわぁるど…というのは?」
カ「ウォルトねずみ〜による、ねずみの世界のキャラクター達がおりなす、
遊園地のでっかいものと思っていただければ」
筑「遊園地のう…浅草のはなやしきの様なもんかい?」
カ「あれの百倍以上かなぁ?…自分もはっきりと敷地面積はわからないのですが」
カオルは現代の花やしきを想像して、
筑波教官は、動物売却前の戦前のはなやしきをだが…
筑「ほぅ百倍とな??おもしろそうじゃのう…わしもついて行きたいのう」
艦「博士や筑波教官は協力者だからとしても、少尉は駄目だぞ」
ナ「え〜艦長」
艦「少なくとも司令に確認しなくてはいけないし、今後の作戦の事もある」
ナ「ぶ〜」
艦「博士や教官がそれでよろしければ、
此方からはガルトナー司令に報告のみの方向での話にしていきます」
カ「ご理解頂きありがとうございます」
深々と礼をする。
カ「じゃあ、夕食もすんだようですし、技術の収集の仕方を見せましょう…バルディエル」
カオルは席たったあと顔だけのこして壁と同化する。
筑「なんと、面妖な」ナ「非常識」艦「壁から顔か」博「どう同化してるのかしら?」
カ「まぁこうやって同化し、機種情報を取得して持ち帰って再現してるんすよ…
時間かかるので質問ですがアヒル達の製造情報何処で?」
艦「ああ、飛行機の?」
カ「ええ」
艦「あれは…このドック艦にあった技術情報ですね」
カ「なるほど…つまり誰かが既に開発していたと?」
艦「近衛軍の超機密事項でしたね」
話ながらドック艦の研究施設および整備製造施設から情報を抜き出す。
(ラッキ〜8周目か…ほほう、データーがループして蓄積する扱いなんだなぁ…どうりで)
カ「ま、この力でコンピュータにアクセスして情報を取得しました」
博「この部屋から?」
カ「ええ、今ではドック艦が自分の身体ですから…後ろを見てください」
筑「ほっ」ナ「え?なんで」
手を壁から生やしてる。
カ「こんな感じですよ」
再び壁に引っ込む手。
カ「これでもう少ししたら情報取得は終了しますが…今しばらくこのままです」
艦「なら…自分も司令に報告せねばなりませんので、一回お開きにしましょう」
ナ「頭が常識と戦ってます…」
筑「ほっほっほっ、もっと非常識になれましょう」
博「超兵器などありますし…」
……
艦長らが不在の間、各解放軍艦艇について…
まず同化している浮きドッグ艦、
合体型の海上移動設備といってもよいだろう。
全長4km、横幅最大1kmにまで現在達し、まだまだ合体可能との事で…
最小単位が315m、42mと、拡張されたパナマ運河も通行可能との話だ。
海の上にいながら地上の基地と同様な設備を持つ…弾薬や兵装製造工場、兵器研究等が行え、
食料生産所まであり、まさに自活する為の街ともいえる。
連行されてくる際『我が家』と言った士官の気持ちがわかるような規模である。
他の艦…は正直設計次第で色々かわる。
入手し生産可能になれば様々なデザインの艦が可能で、
それは勿論とんでも艦ができる。
ただ不満があるとすれば超兵器が使えないという点か…
どんな設計かというと…
時代設定の合わない原子炉、核融合炉や、レーザー等光学兵器はあたり前として、
ドリルをつけた近接戦闘用ドリル戦艦、
鮫型の外見したサメ戦艦、
あとは…カニ型のビーム発射機、
波動砲をはなつヤマトもどき…
飛行戦艦がないのがまぁ常識とも言えたが、UFOがある。
また話を戻すが今回入手した情報のでは、カオルが転生前プレイしていた時の空母と思われるのが見つかり…
空母『あなただけよん』ふざけたネーミングだが、
カオルがつけたネーミングをそのまま使用していた模様である。
『あなただけよん』は巨大空母が船体設計に使われていて、
設計段階で7万t…
原子力空母エンタープライズも7万tで1940年代にはますますあわないが、
エンタープライズは更に航空機重量、生活物資、人員等含まずの計算であり…
それらを含めるとエンタープライズ級以上の重量である。
その重量は超重力電磁防壁や、対41cm装甲の重装甲に反映されてあり、
またにゃんこレーザー搭載の攻撃面にも秀でていて、
その為に戦艦と近接ガチ殴りしても勝ってしまう脅威さであった。
実際に…単艦にて航空機使用しながらだが、
敵100隻程の艦隊殲滅を行ってしまう程であった。
そして戦艦『はりまおう』…これもカオルプレイ時の戦艦と思われた。
船体は双胴戦艦が使われていて、双胴戦艦の武装設計6万t…
それから見ると大和は7万tでそちらが重武装に見えるが、人員等必要物資込みであり、
このゲームにて忠実に大和の同設計を再現するなら2万t超えで再現できる。
単純に約2倍の大和超級の船体を二つ繋げ合わせる重厚ぶりが双胴戦艦で、
甲板に武装が満載してある。
だがその重厚さにあわず、60ktの快速をだし、
ほぼ必中の160cm砲6門の乱れ撃ちによる
遠距離攻撃で、
一方的に敵艦を殲滅していける程であった…
しかも謎の装置ηにて本来照準する作業が必要であったが…それをせずに、
敵性と思われるのを反応あり次第、即座に自動で攻撃する鬼畜ぶりであった。
止めようにも手動選択している1武装のみ…
その乱射の鬼畜ぶりは敵航空攻撃が激しい面でよくわかり、
本来対艦決戦兵器であるにゃんこレーザーが、
対空攻撃に自動で行われ…エネルギー切れをおこしてしまう程であった。
他にも駆逐艦、サメ潜水艦、時代にあわないフリーゲート等があり…
それらの技術を持ち帰り、建造可能になると思えると、
踊りまくって喜ぶ心中であった。
……
再びカオルの前に面々が集まり、会議が始まる。
カオルは空気と化して口ははさまないようにしてた。
艦「我が艦隊は拮抗状態迎えた欧州戦線から、地中海方面へと向かう事になった」
博「帝国の黒海・スエズ拠点叩きにですか…」
艦「いずれはだろう…またイタリア解放に向かうかもしれん」
ナ「先日救助したイタリア艦隊も参加してですか?」
艦「だろうな。上層はこの状況を見逃せば、帝国はいずれ地中海を制圧し、
地中海方面軍と欧州方面軍とで挟撃にかかる事をおそれている」
博「その為の…」
艦「ああ、地中海解放作戦の発動だ」
ナ「戦力の方は…?」
艦「ウィルキア解放軍を中心に、イギリス各管区からと、アメリカ大西洋艦隊、
南フランス艦隊、そしてイタリア解放艦隊との話だ」
博「ほぼ全容ね…まさに両刃の剣ね」
艦「ですね。ですが時期的に今地中海をたたないと、肥大する帝国の物量と超兵器により、
戦わずして敗北との判断できます。
勝利のみしか残されていません」
博「それで移動開始は…?」
艦「作戦の発動は5日後。それまで鋭気をやしなってこいとの事で全舷上陸が許されている。
少尉喜べ、行けるぞ」
ナ「やったぁ!ねっ艦長も」
艦「自分か?いや自分は」
博「艦長、一緒に行きましょうよ」
筑「鋭気を養うのも勤めですぞ、艦長」
ナ「ねっねっ」
艦「はぁ…わかりました。自分もいきます」
ナ「やったぁ!」
艦「では30分後の0000、当艦隊は5日後の0000まで全舷上陸にはいる」
ナ「ね、カオルさん、ご準備は?」
カ「まだかかりそうですね〜、なのでえ〜と、翌20時に晩ご飯食べずにでるのは如何でしょう?
時差の関係で…」
平和日本からこっちに来たとき朝昼等の時間のズレは感じなかった。
そこからイギリスへは太陽を追っかける形で、
飛行機の巡航速度辺り…音速以下を出す場合、時間はさほどかわらずになる。
つまり今23時半であるイギリス近海、大日本帝国での時間は翌8時半、
時間ズラしの意図が無い限り平和日本も8時半の時を刻んでいる。
なので時差ボケ調整の申し出だ。
ついでにネズミーいくなら9時開園するのに8時半では遅いだろう。
艦「わかりました。それでいきましょう」
カ「あ、一言…これから行く世界の日本は軍服でなく私服で。あと、銃刀剣の所持は禁じられてます」
筑「なんと!?」
カ「禁じられてるからこそ、治安が安定されてますので、よろしくお願いします。
あと行程は1泊丸二日で構いません?」
ナ「艦長?」
艦「ああ、それでいきましょう」
カ「では後程…」
翌日約束時間までにはドック艦の取得も終わり、念願のヨーロッパの地、
フランス沿岸部に世界扉の楔を打つことができた。
そして…
……
カオル報告
鋼鉄の咆哮2Pのプレイヤー側の技術情報取得できました。
主人公達をリアルにつれてきます。
寸劇風後書き
作者「さて、次は現代トリップか…」
あ号「作者……現代トリップは、プロットに?」
作者「ないな」
あ号「いいきるか……」
作者「そもそも鋼鉄の咆哮2pは入ってたが…ストーリーどうするかなぁ…
だったし、この鋼鉄の咆哮編はいきあたりばったり…
が、あの場面なら明らかに襲われるからさ…一応自動制御扱いだろうし…アヒル」
あ号「……前回のメデューシンは?…」
作者「……俺だったらの想像w」
あ号「その前のガンパレは?」
作者「そこらへんは、介入するならここだの場面が、できてたね」
あ号「ターミネーターは?」
作者「プロット内」
あ号「メタルマックスは?」
作者「プロット内だが……変更なるかも……」
あ号「他には……」
作者「もうネタばらしやめいwあ号はおちる運命なんだからな…」
あ号「……作者、わしにも、チートを…」
作者「……無理?」
あ号「orz……あ、だが対抗手段できれば……いいんだよな?」
作者「……現状対抗手段フラグたつと思う?
ただ火力で押してるだけだぞ…今までの人類とかわらんぞ…」
あ号「…………」
さて次回は、現代での珍道中!!デカルチャー!
H25年2月再改稿
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