第56話『PD編4 拉致られたシェルター内では…』
==シェルター内==
「きゃ」「うわぁ」
とバランス崩しながらシェルター内に文字通り出現した5名。
整「こ、ここは?」
タ「さぁ?」
ア「出口は…」
マリ「窓がないね〜このドアは…トイレやバスルームか…
こっちは…寝室ねぇ〜
外への扉ないよ〜」
タ「あいつの思うままか…」
マー「ここに入れられた方法がわからないし〜」
タ「しょうがない。食べ物ないか探すとす…
おっ見っけ…うん美味い」
もうくってるの〜?や毒に対して無警戒ね〜等の声が上がってる。
タ「おっ食材みっけ。料理できるな」
オムニ公用語は日本語及び英語。
新語ができるだろうが過去の単語は早々廃れない。
なので書いてある事がわかっているのだろう。
マリ「こっちは変えの洋服あるよ〜
子供用や赤ちゃんサイズもあるね〜」
箪笥を調べていたマリが声あげる。
タ「寝室は10人寝れそうだな…どうだ?一緒に寝るか?」
寝室を調べていたタチアナの一言で、四人の女性の視線が男整備兵カイルに集中する。
寝室は1部屋ダブルサイズの2段ベットが5つ。
一緒にほうり込んだカオルの不手際で男性の肩身が狭い…
カ「えっ?えっ?……い、いやこっちのソファーで寝ます」
タ「そうかまう事ないさ。裸のお付き合いしようぜ」
−…ストレート過ぎ。
−また暴走?
タ「どうせしばらく外に出れそうにないんだ。
あの処理はどうすんだ?自分でやるなら俺がのんでやるぞ?」
カ「え、ええっ?」
赤面する整備兵。
タ「ほらほら、もうたってないか〜?」
と股間に手をのばし掴もうとするが…
マー「はいはい、タチアナ、もうちょっと落ち着いてね?」
マリ「そうそう、直触りは駄目だよ〜ちょっと彼引きかけてるし〜」
タ「はっ…ああ、すまない。月のものでムラムラきてなぁ…」
まさに肉食獣に喰われかけてる子羊の様であった…
マー「そんなんじゃこの子は落ちないわよ」
タ「ならマーニャはどう落とすんだ?やってみろよ」
マー「そうねぇ…この子なら…」
パイロットスーツのボタンを外し、ジッパーを下げ谷間をあわらにする。
Eカップが強調される格好になると…
マー「ねぇ…お隣り良いかしら?」
腕をくみ胸を更に強調させながら訪ね、
カ「えっ?は、はい」
マー「失礼するわね」
隣にゆっくりとした動作で座ると、
マー「ねぇ…カイルさん」
カ「は、はいっ!」
マー「わたしと…」
フッと耳に息きを吹き掛けながら、
マー「一晩お付き合いしません?」
カ「えっ…は−」
マー「マーニャ、アウト〜!」
甘い空気を吹き飛ばすようにアウト宣言が出された。
マー「え〜もう少しだから良いじゃないの〜」
マリ「駄目だよ〜その左手やボディつかった攻撃は反則〜」
隣でうんうん頷いているタチアナとアンナ。
マー「うんもう…じゃあマリはどうすんのよ?」
マリ「マリはねぇ…ちょっとまっててね」
クローゼットから何かを出すと寝室へと…
マリ「着替えるから見ちゃ駄目だよ〜」
タ「そういえば…どんな服があるんだ?」
チェックしてたのはマリで…着替えにいってる。
タ「へぇ…上等な材質だな」
マー「あらこれセクシーねぇ」
女性もの前穴あきパンティーがあり…
シェルターに必要なのか一言。
コバッタ達が用意してるが5号あたりがつめているのかもしれない。
先程の据え膳食わされたカイルはまだ座ったままであった…
マリ「お待たせ〜」
寝室から着替え終わったマリが出てきて…
「可愛いわねぇ」「ほぉ」「よくあったな…」
可愛い柄のパジャマに着替えたマリであった。
彼女の身長は145cmとかなり小さく…
カイルの右前に膝をついて身体をソファーに前をつけると、
上目遣いで、
マリ「お兄ちゃん、エッ〇しよ?」
ぶはぁと思わず自身の緊張緩和する為に、
飲んでいたドリンクを噴き出してむせはじめた。
合法ロリータの破壊力は抜群であったようだが、
タイミングがあまりにも悪すぎた…
マー「あらあら…選手交代ですわね」
タ「アンナはどう落とすんだ?」
ア「わたし?わたしも?」
マリ「やんなきゃ駄目だよ〜。ずっこいよ〜」
ア「はぁ…じゃあ…わかったわよ」
むせが落ち着いたカイルの前に立ち…
ア「カイル一等整備兵!!」
カ「は、はい!」
ア「上官命令です。わたしと一晩付き合いなさい!」
カ「えっ?」
マリ「ぶーぶーぶーぶー反則〜」
ア「あら軍規にはないから使える手段よ」
現在3割から4割占めるオムニ軍の女性割合、
男性から女性に対して同様の手段は勿論オムニ軍規違反で、
かなり重い刑罰…1回目は懲罰部隊行き、
累積2回で銃殺刑に処せられる。
だが逆は確かに規定されてない。
タ「さて…カイル、誰とする?」
誰とする…決定事項となっていた。
マー「それとも…わたし達4人といっぺんにしたい?」
『皆様方、お楽しみのところ申し訳ございません』
「うわぁ」「きゃ」「ひゃ」
等驚きの声が…
不意に執事姿の老人がいきなり現れたからだ。
但し室内にではない。
『わたくしめは当シェルターの管理人工知能です。
ジョセフとでも及び下さい』
ア「ジョセフさん?」
『はい。なんでございましょう?』
ア「いつからいたの?」
『皆様方がこちらに連れて来られる前から。ずっといます…
タチアナ様ですか、が迫り始める前からですね』
タ「ありゃ…けして…あり?」
手を出して肩を抱こうとするが宙をさ迷う。
『わたくしめは皆様の目に直接投影させていただいております。
ですのでお色気攻撃等は効きませんのでご承知下さい』
網膜投射技術が使われていて彼女らの目に直接映されている状態だ。
『さて…わたくしめのお仕事がございます。
スカウト対象たる皆様へご紹介映像をご説明しなければなりません。
ではます諸注意事項を説明しますので必ず守って下さい。
一つ、他人にぶつかり、足を痛めたりしますので、映像中には動かないで下さい。
今はわたくしめが皆様に映し出されているのみですが、後程全面的になります。
一つ、気分が悪くなりましたら机の上にあるビニール袋をお使い下さい。
途中ショキングな映像ながれPTSDになりかねる恐れありますが大丈夫です。
当シェルターは医療設備もそなわってますのでご安心を…
映像に関しては2001年7月8日作成となってます。
ではあなた方に助けて頂きたい異世界についてご説明します』
太陽系図が立体的に映し出され…
『まず事の始まりは西暦1958年、アメリカの火星探索衛星ヴァイキング1号が謎の地球外生物を発見し、
その後連絡が途絶えた事からはじまりました』
タ「大分昔の過去だなぁ」
マー「地球外生物、そんな過去にあったかしら」
『知的生命体では?と様々なアプローチを試みましたが失敗し続け…
そして1967年…月面に人類は恒久基地を作り上げ、
宇宙開発を行う人々が派遣されてましたが、
謎の地球外生物に襲来され、月面にて戦争が勃発しました』
ア「えっ宇宙戦争?」
マー「うそっ…人類初宇宙戦争は22世紀じゃないの?」
マリ「条約ができた前だから間違えないよ〜」
『知っての通り人は宇宙服を着なければ真空では生きていけません。
更にまだ開発されてく最中で、生産拠点は地球で運ばなければなりません。
一方地球外生物は生身での活動に支障はなく…
月は地獄だ…ともいわれました』
タ「宇宙生物有利だな…」
『1973年地球の中国地方カシュガルに落着ユニットが到達、
地球でも地球外生物…BETAとの戦争が始まり、月は放棄され月面での戦争は終わりました』
そして地球が拡大し地球地図が映し出される。
そこからはハイヴ侵攻の歴史の流れであり…
説明を聞いた5人の感想等は…
タ「は・は・は…陸上の半分以上かよ」
マ「人類が4分の1か…」
ア「確かにこのままだと全滅しかないわよね」
『さてBETAとは何か?人類の対抗手段は?
またあなた達の所属してほしい対BETA用に新設された異世界軍とは何かに移ります』
執事が袋を前にもってくる。
『ここからショッキングな映像でます、袋の準備はよろしいでしょうか?
よろしいですね?ではどうぞ』
執事の姿が消え、彼女らの目にはテレビ映像が映り始める。
『広島放送、坂木です!!
昨日より九州を上陸したBETAは猛攻をかけ、西日本各地域を蹂躙しつつあります。
私達もこの放送が終わり次第避難し』
『キャー!!』
カメラがそっちに向くと戦車級が一体見えた…
『おいやばいぞ』
『ああ』
スタッフらしい男性2名の声を拾う。
『坂木さん撤収しま…』
カメラがそっち向くと…
頭上半分がなくなり、
頭下半分から脳みそや目玉付きの筋肉がでろんとのびていて、
口は筋肉がなくなった為かだらし無く開けっ放され、
また無くなった部分から血がダラダラと流れ落ちていく。
兵士級に捕まれ咀嚼されている坂木という女性アナウンサーだった物。
本来なら力なく横たわる様な状態だが、肩の両側を兵士級に掴まれ、身体は支えられている状態で、
宙に浮いている。
『ひ!!』
カメラがガチャンと落ち、咀嚼シーンは画面上からは消えるが、
クチャクチャと音がよりいっそう入ってくる。
一緒の方向に逃げてく二人の男どっちかがカメラマンの筈だ。
しかし片方は闘士級の長い鼻に跳ね飛ばされカメラのすぐそばまで飛ばされ、
奥ではもう片方が兵士級に捕まり必死に逃げようと抵抗しながらも…
生きたまま正面の顔面からガブリ…
頭半分から食べられピンク色の脳みそが滑り…ぺちゃりとアスファルトに落ちる…
そして、大きな口は首下まで食べると、首の血管部分から血がダラダラ落ちる…
兵士級は手を持ち替えると胸、腹上と続き、腸がだらし無くデロンと見えていた。
画面手前では奇跡的に生きていたのだろう呻き声がする…
戦車級が画面右奥から近付きフレームアウトすると、
バリメリグチャグチャ
『ギャーーー!』
マイクが悲鳴と人体を食い破る音をひろう。
男は生きながら下半身を食べられ痛みにより悶絶している。
その痛みに耐えなんとか逃げようと手を動かしているが…
人間下半身を失ってもまだいきている事ができる。
が、カメラに映っているADは下半身を失い地獄の痛み等の思いだろう。
そして血まみれの大きな口がきて…もうひとかみ、
バリバリ
男は首切断され頭を残して食べられる。
彼の顔はまさに…恐怖や痛みの状態で食べられたのを物語っていた…
まだピクピクとまぶたが反応している…
そして戦車級の大きな血まみれの口があーんとあけられる…
口の中のが見え、髪が何色かみえる。そして歯の奥には目玉がでろん。
次の瞬間男の首は大きな戦車級の口の中に…
クチャクチャ…
カメラはまだ電波を送り続けている。
付近では大きな悲鳴や助けて〜の叫び声や断末魔…
戦車級は次の獲物を求め画面から外れていく…
その奥では兵士級が足を食べ終わって、
やはり次の獲物を探して移動する…
以上で中継映像が切り替わる…
その間2人の女性兵は吐いていた。
ア「何?なんなの?」タ「凄惨な」
そらしたくとも反らせられない、目蓋閉じて映像消したくとも閉じれない…
ある意味拷問であろう。
『これは実際的に1998年広島放送がとり電波にのりながらも、ショッキングすぎて放映されず悲しい出来事となりました…
このようにBETAは小型級は大きな口でもって人間を食す事が確認できてます。
さて天敵BETAの紹介となります』
マー「ちっと休ませてよ」マリ「まだ気持ち悪い〜」
『もう気持ち悪い映像は流れませんのでご安心下さい。
まずは兵士級、先程の映像にも流れましたが全高2.3m、口が特長です。
この兵士級は捕獲または、
捕食した人間を再利用して作られてます』
タ「さっきの元人間なのかよ」
『つづいて先程の映像で流れた長い鼻が特長的である、闘士級、全高2.5m、
特長の長い鼻は跳ね飛ばすだけでなく、人間の首を軽く引き抜きます』
映像が切り替わり、
『続きまして先程の映像でもっとも大きな口の戦車級、
後程紹介しますが、18mもある戦術機の装甲もかみ砕かれ、
パイロットである衛士を1番生きながら咀嚼しています』
ア「…コクピットの中で生きたままか…」
『続きまして要撃級…高さは12mで幅28m長さ19m。
特長的としましてダイヤモンド以上の高度をもつ前腕が特長的です』
マー「…なんか生きながら、食われそう」
『続きまして突撃級…全長18m全幅17m全高16m。
ダイヤモンドより固い前面装甲が特長的で、その固い前面装甲、時速170kmものスピードでもってBETA群の前衛的存在です。
またそのスピードでもっての突撃による破壊力は強大です』
マリ「170kmで跳ね飛ばされるの?」
タ「あの大きさなら分断だろ…」
『次に、要塞級、全長52m全幅37m全高66mの巨体を誇ります。
10本の足をもち防御力もあり、先端がかぎつめになっている触覚もあり死角はありません。
まさに要塞というべきでしょう…
また体内に小型級が潜んでいる場合があります』
ア「串刺しされそう…」
映像はつぶらな瞳の…
『次に紹介する種のせいで、制空権がなくなった存在です。
まずは、光線級…全長1.2m全幅1.6m全高3m、
小柄ながら必中を誇る生体ビームをはなち、
高度1万mを飛行するものに対して、有効射程距離は30km…照射インターバルは12秒また味方をけして誤射しません』
映像は一つ目の大きめのBETAに変わり、
『次に重光線級…
全長15m全幅11m全高21m。
この瞳から放たれる生体レーザーは出力が高く、高度500mの飛行体に対しても有効距離100km以上を誇ります。
理論上は地平線による阻害がないかぎり有効射程は限りない…のですが、地表より200km以上の熱圏層以上の高度には反応しません』
画面は切り替わり巨大な芋虫のような、
さきっちょに掘削機のような巨大な歯が居並ぶのが映る。
『次にレアモノといって良いのを紹介します…まずは母艦級全長1800m全幅176m全高176m。
現物がまだ人類の前に出てない為3D画像での紹介で失礼します。
この巨大なミミズというべき巨体は、
はっきりいってトンネル掘削機です。
また体内に多数のBETAがいると思って下さい』
映像が再び地球地図から佐渡島ハイヴへと拡大し、地中透過の横画面へと移動する。
『最後に頭脳級と重頭脳級です』
地下深く主広間が拡大し…
重頭脳級のみ3D、頭脳級は横浜基地地下の実写が挿入される。
『各ハイヴの地下にいるBETAのエネルギー源また司令官たる存在です。
重頭脳級は上位存在たるもので、各頭脳級からの情報を吸い上げ対策を行う司令塔と言えます。
その司令塔を倒せば各BETAは指示が行かなくなるとも言えます』
ア「重頭脳級倒せば人類の勝ちなのね…」
『次に我が主、渚カオルがこの世界に来るまでの人類の対抗兵器たる戦術機の紹介です。
月面戦争での宇宙服強化装甲が元で発展、開発された戦術歩行戦闘機になります』
ハーディマンから、F-4、F-15、不知火等の動いてたり、射撃はBETAと実際に戦っている映像とともに…すすむ。
ア「1980年代にしたら異様な発展みたいね」
タ「戦争が発展産むだろ?」
マリ「だよね…」
『光線級の登場により無力化された航空兵力の空洞をうめ、
対BETAの最終局面すなわちハイヴ攻略における決戦兵器として開発された人類の刃です。
現用の対BETAでの通常戦闘での主役を勤めています。
ですが異世界軍が設立せざるえない状態になったように、
この戦術機はいくたの問題点があります為、押し戻す事ができなくなっています』
食い破られ無残な姿をさらすF-4やF15…
『まずは、
出力…主機をバッテリーや電池による電力に頼りきっている事…
装甲…そのために重装甲に発展できない点…
戦車級にたかられ食い破られる機体が殆どとなっています』
映像は演習中硬直をさらしペイント弾を打ち込まれる撃震。
『機動…その為に避ける事を主眼となり発展していきましたが、
OSやCPUが発展できず硬直等を産む状態となっていました』
マリ「2000年だから無理があるのね」
『最後に皆様がたのスカウトしてBETAを駆逐し、戦力として成り立ちたい異世界軍の紹介です。
この世界固有の戦力では、10の37乗にもおよぶBETAの指揮官というべき上位存在の駆逐は到底果たせない…
と推測されます。
地球以外でも月、火星やそれ以外の天体にもいる数です。
ですので各世界を周り技術吸収、資源調達等を行い、残された人類を救うべく思い始めたのが最初です…
あなた方の異世界の技術はとても有効であり効果が望める為、積極的にこれからもいれる予定となっています
まずは別世界から仕入れた合金の紹介です』
画面が腕の装甲に拡大し断面図となる。
『こちらの合金は戦術機に使われている装甲より遥かに強靭で、
光線級のビームを受けたり、
戦車級の噛み付き、また要撃級の殴り等に堪えられるようになっています』
映像が5月間引き作戦参加の魔撃震が映し出され、
戦車級にたかられたり要撃級に殴られて耐えている、
また光線級のビームを受け耐えるのシーンが流れる…
『またそれ以外の世界にも有用な技術は多数あり、
地球人類対木星人類との戦争の世界からは、
ワームホール技術』
チューリップを見せているシーンが流れる。
『その世界の機動兵器』
コバッタが取り付いて、DFで岩を砕くシーンが流れる…
また、ガンパレードの世界での剣無双をする栄光号1号機が流れる…
『また現地戦力の強化等もあります』
元の不知火から魔改造された不知火の映像がながれる。A-01の演習シーン。
『異世界軍の保有戦力ですが…2001年7月8日現在、無人機によるスフィンクス』
7月の佐渡島間引き作戦の映像がながれる…
『G6ライノ』
同じく佐渡島での一斉砲撃の迫力あるシーンが流れる。
『また有人機についてはゲシュペンスト』
スペック、演習シーンが流れる。
金色が眩しい…
『宇宙空間は安全ですので、スペースコロニーを使った、避難民の保護、宇宙軍の設立等があります』
カオルの登場。
『最後に改めて、人類の絶望からこの世界を救いたく、自分自身は異世界軍をつくりBETAを駆逐したいと思いました…
皆様方の力…少しでも拝借したいと思ってます。
できれば恥をさらしますが貸して下さい』
と、深々と土下座をするカオル。
『自分の異能力、また最新の異世界の技術を注ぎ込む…っていっていいかも知れません…
BETAが成長しないよう、自重の範囲内で…
ですので人類絶滅からすくう為、力を貸して下さい…お願いします!!』
映像は、そこにて終了となる。
ア「…どうすんの?」
マリ「あたしは、加わっても良いかな…って」
ア「マリ!?…そうね」
タ「俺らの力でBETAを駆逐するか」
マー「あたしらの世界はさ人間同士が戦ってたけど、
今回の世界はさ、化け物あいてじゃん…ね」
ア「良いかもね」
タ「アンナ」
ア「敵でも直接殺せないから、わたしは輸送機パイロットとなったんだし」
マー「ああ、あの時ね」
タ「俺も参加しようかなと思ってる」
マー「…しょうがないわね…付き合ってあげるわ」
カ「僕も加わります」
ア「じゃあ、みんな、加わるでいいのね?」
5人が互いにうなづく
そして…
……
寸劇風後書き
作者「スカウト対象に見せる映像の回となりました」
カオル「なぁ…中継シーン削除しても」
作者「真実を説明して、納得させるにはこういった映像が一番だろ…
ありえる事だろうし、マスコミならさ」
カオル「ん〜」
作者「それに2周目武ちゃんもこういった場面みて逃げ出したんだし」
カオル「まりもちゃんのね」
作者「まぁあのアナはR18版の、まりもちゃんの描写を流用したといっていいね…で、それ以外の二人はオリジナル」
まりも「……あたしこんな事になったんですね」
作者「安心して、絶対にそんな事させないから…まりもちゃん」
まりも「はい、作者さんを信じます」
作者は全年齢版でなくR18版…グロ全開版をもってます。
あの描写があって、何回変えたいか…と思い色々選択肢を変えたんすけどね…
H25年3月再改稿
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