第79話『撤退戦から鋼鉄の咆哮3の世界へ』
各人材損失状況を取得したカオルは、
メデューシンの世界の過去に戻る…
約4ヶ月前
ココン協治国ガダマス島…
フレナーダ軍南方戦線最大級のガダマス飛行場をもつこの島は、
開戦初期に占領し、15年フレナーダ統治が続いた。
統治が成功したとおもっていたが、不満が占領期間が長くなるにつれつのり…
==植民地エリアホテル==
非常ベルが鳴り響き、
「な…何事?」
寝坊眼で女性がベットから起き上がる。
火災報知器のベルが鳴り響くが火災アナウンスではない…
彼女は軍服を着込むと愛用の楽器を抱えこみ廊下へとでた。
フレナーダ軍第4女子軍楽隊に属する彼女は廊下にて所属隊員に出会うと、
ともにロビーへと目指す。
ロビーに到達すると困惑した表情の隊員達に出会い…
外では現地住民による暴動がおき、外に武器や装甲車以上がないと移動が困難、
迎えがくるとは一報があった。と…
そこまでは良かった…そこまでは…
だが、
「ロケット弾!!」
と誰かが叫ぶと共にロビーに爆炎が吹き荒れ、
多数のロケット弾がホテルに撃ち込まれ、建物が崩れ落ちてく…
外では、
「フレナーダに天誅を!」
とココン語で叫ぶ現地ゲリラ達がいた。
……
「准尉!間もなくメデューシンです!」
「准尉気をしっかり」
滑走路でジープが疾走していく。
負傷しているのはギュネイ・ガス准尉、
ゲート防衛戦で負傷し、メデューシンに搬送されて行くところだった…
島各地にてココン協治国の旗がなびき、
ココン軍の周到な準備による浸透が明らかであった。
ガダマス島で残ったのは強固な陣地をもつ飛行場、駐屯地、港湾だけ…
だが篭城は補給が続かないと無意味であり、
補給は既に安心しきって島内からの入手に依存していた。
連携とろうにも司令部が真っ先に落とされ、あとは撤退するだけの状況下といえた。
それでも敗戦が濃厚になるまで各所で必死の応戦を続けている…
……
しばらくするとメデューシンに沢山の負傷者が運ばれてくる…
フ「慌てるな!落ち着け!頭が吹っ飛んでなきゃ助けるから!」
前部ハッチを開いたメデューシンに負傷兵が次々と到達。
術室や看護婦達は限られている関係上、トリアージ…負傷者選別作業が行われいる。
フ「並べ!並べったら重傷者が先だ!」
「痛い痛い!先にみてくれ!」
「血がとまらねえんだよ!」
フ「叫ぶ奴は後回しだ!元気あるんだろ!
はい次!」
何にも言わずにうずくまっている者が重体になるケースがたたある。
わずかな時間で、軽傷でまだ元気があるものを列の後ろに戻し、
交渉力と判断力が必要なのがトリアージだ。
フ「はい次!担架よせて。腹だね服めくって包帯外し…あ、駄目外しちゃ駄目だ。急いで第6デッキ!」
緑をちぎり、黄赤黒色タグを手にくくりつけた。
フ「次!…うん?腕かい…突き抜けてるね神経も大丈夫そうだ、第5デッキへ」
そのままタグを手にくくりつけた。
緑黄赤黒タグだ。
フ「次!担架よせて!頭かい…意識レベル…無しか…中身もか、
…残念だけど」
黒タグを手に括りつけられた。
ポ「北西ゲートにココン軍の戦車が現れたですって。
守備隊は総崩れよ、こっちに80名以上くるわ」
フ「なんでこっちにばっか回ってくるんだ?
空軍の医療部隊は?」
ポ「ターミナルの空軍オフィスはとっくに陥落したわ。
強救戦艦しか医療とれる部隊はもういないのよ」
フ「他は!メデューシン一隻しかいないのか!?」
ポ「規定で一箇所に集まらないの知ってるでしょ?」
フ「お前、ちょっと慌てたらどうなんだ?」
ポ「慌てたらかえって患者さんが混乱するだけよ」
突如として轟音が響き、並んでた兵士、
トリアージしていた看護婦達が悲鳴や肩をすくめる。
フラニータがランプウェイから確認をする…
フ「砲撃だ!ここが狙われてるぞ!戦闘機が爆発した音だ!」
ポ「あらあら大変」
インカム操作し…
ポ「ステーション、第39班ケチャムです。退避する必要ありませんか?……艦長、もう一度オープンで話して頂けます?」
『こちらは艦長だ。メデューシンは退避をしない。
如何なる激戦地においても任務を遂行し、
要救助者を助けるのがメデューシンだ。
大丈夫、受け入れ了承した諸君らを全員助ける』
艦長の言葉が流れ皆が安心するはずだった…が、
しかしこの場ではその対応は結果的に不正解だった。
ランプウェイに収納されつつある数十人が、外に続く数百人の列に目を向ける…
「こいつら全員受け入れまで飛び立てないのかよ?!」
「ふざけんな!ココン軍は無差別に砲撃してんだぞ!
こんなでかぶつに当たらないわけがない!」
フ「おい、静かにしろって!順番まってくれ」
ポ「そうですよ!大丈夫です。メデューシンは攻撃されません」
その声を遮るように30メートル脇のジープが爆発する。
「出せ!今すぐ出せ!」
トリアージ後の軽傷兵士がランプウェイに駆け出した。
「おい貴様ら!諦めろ!メデューシンはもう満員だ!」
と、ともに列に向かって威嚇射撃を放つ…
一瞬の静寂後、
列に並んでいた兵士達が怒号の如くランプウェイを駆け登りだした。
最初に威嚇射撃した兵士に向かって誰かが発砲し腹にあたる。
そしてうずくまった兵士に殺到し踏み潰してく。
フ「やめろ!味方…」
制止の叫び声も聞こえにくい…
第一デッキは怒号につつまれていた。
殴りあいの修羅場となり時たま銃弾が飛び交う第一デッキになってたが、
外部の様子も急変していた。
ぎりぎりまで我慢して収容していたバレル型輸送機8機が次々と飛び立ち始める。
内1機が離陸したが地上より対戦車ロケットがうちこまれて、爆発炎上した。
飛行場に離陸可能な機体はとうとうメデューシンだけになり。
各ゲートは見捨てられたとばかりに士気崩壊し、
次々と飛行場内に敵戦車隊が侵入してきた。
油圧モーターが唸りをあげ、ランプウェイを引き上げ始める。
必死に乗り込もうとしていた兵士が、短くなったランプウェイから振り落とされ、
呻きつづける兵士の乗ったストレッチャーがハッチの端に引っ掛かり、
閉じるハッチの顎に両断された。
砲撃のショックで整備灯もつかなくなり暗黒の第一デッキで、
フ「これがフレナーダ軍かよ!味方殺して尻尾をまくのが!
艦長、サング少佐、あんたらこれが見ているんだろうな!」
メデューシンが逃げ惑う兵士の上を進み滑走準備にはいる。
メデューシンが通った車輪の跡には血の跡しかない…
肉や骨は重量に耐え切れず勢いよく飛んでく。
12機のエンジンが唸りをあげ離陸の為に加速し始める。
ココン軍はメデューシン狙えない代わりに、
飛ばせないとばかりに滑走路を狙ってく。
大小かなりのクレーターがあき、5m級のクレーターを震動とともに乗り越えてく。
その凄まじい震動で開頭手術中手元が狂い、手術を受けてたものや、
開腹手術中にで臓器にメスが雪崩落ちてささったり、
待機中の重体の者があの世へいった。
誤射という狙った命中弾が浮き上がったメデューシンを襲う…
船体外殻に5m以上の傷ができ、外殻近くの通路で看護婦含む18名が、
誤射であの世へと…勿論カオルは救助した。
看護婦含む39名の死者を艦内で出し、
その十倍の死者を地上で出し本国へと飛びだっていく…
カオルは離脱し…ココン軍の手に落ちた大地に降りると、
世界扉をとなえ次の世界へ……
==鋼鉄の咆哮3の世界==
この世界では…第一次世界大戦終了後の1920年代で既に、
地球規模でのエネルギー危機がおこり、多くの民は皆疲れきっていた。
各国は代用エネルギー発生機関の開発に着手しはじめ、
開発競争が加速するなか…
第一世界大戦敗戦国だったドイツが各国に先駆け開発に成功、
自国の経済的効果にも波及し、実用化に期待が持たれていた。
だが…ドイツでの起動実験の最中、炉心部の暴走により、
周囲100kmを荒野にする大惨事が発生した。
この暴走事件を契機に各国はこの新型機関の研究を中断する事になる…
1929年更なる追い撃ちが……世界恐慌である。
各国はブロック経済やニューディール政策を打ち出した。
しかし植民地市場や豊富な資源をもたないイタリア、
また実験失敗により更なる被害を受けてたドイツでは、
経済同盟を結びなんとか乗り切ろうとしていた。
世界的に経済も駄目、将来的にも展望なしとなっていた1931年…
南極大陸にある独立国家レーバティンより大陸地下より特殊な組成金属、
レアメタルの発見報告が全世界中を駆け巡る。
レアメタルを利用した新合金は高い耐熱性と耐衝撃性をもち、
またレアメタルを触媒にも使用すると…トラブル続きで研究中断していた新型機関の制御に成功した。
新機関の誕生である。
従来の化石燃料機関にくらべ1万倍のエネルギー効率をもち、
長時間稼動する夢の機関であった。
エネルギー危機に対し、
レアメタル輸出し始めたレーバティンは、平和と植民地統治の安定化を願っていた。
当初は各国はこぞって平和的利用の為、入手し実用化して、
工業発展も加速し、経済が回復基調へ傾いたが…
しかし歴史は非情である。
この新機関とを用い、列強各国は超怒級戦艦と呼ばれるクラスを越える、
超兵器をつくろうとしていた。
工業技術力面でも余裕ができ、
更に予算がとれるからである。
予算が入れば開発がすすみ、超兵器を各国は揃えはじめた。
すると各国は超兵器の魅力に負け超兵器軍拡競争に入り、
次第に他国に対し超兵器を誇示しはじめた。
対抗兵器としての超兵器である。
1931年日本、満州事変勃発。
ここは発見されなくともしなくとも動かなかったろう…
だがその後が違った。
1933年の連盟脱退はなく、
1936年ドイツ、ヴェルサイユ条約破棄して再軍備、日本連盟脱退。
1937年ドイツ、ラインハルト地方へ進駐。
同年日中戦争勃発。
1938年ドイツ、ポーランドへ武力進行…
1938年、英仏米、ドイツへの宣戦布告、
日本、英仏米へ奇襲攻撃、真珠湾空爆とともに宣戦布告、
加速された第二次世界大戦が勃発した。
この世界情勢の急変に危惧したレーバティンは超兵器が戦争を引き起こしたと判断、
新機関の対外的封印を決意、
レアメタルの輸出を1938年真珠湾攻撃と共に停止した。
すると…世界を二分していた列強各国は相次いでレーバティンへ宣戦布告してきた。
連合軍側、枢軸軍側構わずである。
勿論レアメタルの独占を狙って、更なる超兵器の製造を狙って…
レーバティンは世界大戦に巻き込まれ、
超兵器戦争の舞台に望まなくとも引きずり出されたのである。
……
当初レーバティン首脳陣は無条件降伏も勿論検討された…
だがそれは降伏した相手に独占的なレアメタル取得による覇権を渡す事になり、
超兵器がますます生産される事になるだろう…
更に戦火が世界を覆う事になる筈だ。
一方的蹂躙のもと…
レアメタル供出国としてもそういった事には使われたくない、
との意見が多数の為無条件降伏は却下された。
とすると…どうすれば良いだろう?
どうすれば自国に対しての戦争が終わり、
そして生き延びる事ができるのだろう?
首脳陣は必至に生き残り策を検討してく…
まず第一の難題が戦争継続可能期間…
南極大陸にあるこの国では豊富な地下資源はあるものの、
食料は魚介類以外は完全輸入に頼っていた。
その結果魚介類以外を配給制に切替えて節制し、
それでも戦えて2年…勿論早ければ早い程好ましい。
豊富な地下資源で艦船等の燃料、弾薬やそれを生産する工業力等はあるが食べ物がないという事情により、
その他の国ならとるにたらない要因で、期限を決定された。
次に各国の狙いについてだが、レアメタル輸出禁止にした途端、
目の色を変えて再開しろと迫っり、それでも拒否した結果、
向こうから宣戦布告した事から、
レアメタル狙いはわかる。
何故レアメタルが狙いかは…
超兵器の超機関の触媒として必要の一言。
なら超兵器の存在価値をなくす…
超兵器は突出した戦力を誇示する為、超兵器がある特定の国にあると、
対抗措置として持たなくてはならない。
なら全世界から超兵器を無くせば、
対抗手段としての価値を無くすであろう。
勿論超兵器がへれば相手国の保有するレアメタルを減らして製造する。
だが何時かは尽き、製造できなくなるだろう。
そうすれば少なくともレーバティンだけを狙う理由が無くなり、
各国と停戦に持ち込める筈だと、
首脳陣は結論をだした。
最悪自国で超兵器生産を踏まえてだが…
問題はこの超兵器の存在であった…
海軍総司令部は現用艦隊については、超兵器に対して被害が大きすぎ、
人材面で乏しいレーバティンで全滅を繰り返すと、本土防衛もままならないとの判断。
現用艦隊は本国の守備を担当をし、他に対超兵器対策艦隊を新設、
運用を新任艦隊司令に一任する事になった。
そんな世界にカオルは降り立ち、
……
(さびぃぃぃぃぃ)
OGの南極基地楔を利用し降り立った大地。
端末を確認しながら一路サモア諸島に向け飛び立った。
目指す目標はアルティメイトストーム…アメリカ軍所属の超兵器。
この頃…新設艦隊は特殊打撃艦隊と命名、初期の頃からいち早く航空機運用に注目、
徹底的な航空技術に投資研究に費用を投入し、また改造も行われてきた。
特殊打撃艦隊の活躍により、
超兵器シュトゥルムヴィント、インテゲルタイランドと沈めた。
ドイツ軍所属シュトゥルムヴィントは北大西洋にて、
75ktの高速を活かし連合軍の通商輸送破壊に従事していた。
先進的な超兵器といえる誘導ミサイルを備え、
競艇ボート並の速度を出す400mクラスの巨大な巡洋戦艦で、
その速力を活かした一撃離脱を得意とした快速な怪物である。
しかしアンゴラ沖にて特殊打撃艦隊により、
装甲の薄さをつく先進的な空爆による徹底的なアウトレンジ、
被害担当艦によるカバーで辛くも撃破する事ができた。
これによりアフリカ近海の制海権をある程度確立し、
連合軍が展開するオセアニア方面へと急行する。
オーストラリア大陸に駐留するイギリス軍艦隊を撃破し続けてると…
ニュージーランド東方にてイギリス軍所属、高速戦艦インテゲルタイランドと対戦、
この戦艦はまたもや先進的な兵器、AGS砲を備え…
少なくともリアルではズムウォルト級に搭載予定である通り、
2012年においてやっと実用化したシステムになる。
無人艦砲システムにより自動給弾の弾庫システムに成り立つこのAGS砲は、長距離射程をもち、
高空にいた偵察機に不意打ちを食らわせ撃墜することができた。
そんな未来的装備をととのえ50ktを出す超兵器だが、
またもや強化された空爆により海の藻屑へとなった。
オーストラリアに集結していた連合軍艦隊は壊滅的被害を被むると、
日本帝国軍が活性化した為ラバウル、フィジー諸島に特殊打撃艦隊が進出、
その足で本土を護るべく南太平洋の連合軍拠点、
クリスマス諸島、イースター島へと進出し、
イースター島近海の対レーダー妨害艦を沈めると…
南太平洋に進出した敵超兵器ノイズを探知した。
…サモア諸島近海にて超巨大ホバー戦艦、アルティメットストームのノイズを補足、
特殊打撃艦隊に討伐出動命令がかかる。
(さてと…討伐される前に取得しないとな)
サモア諸島に停泊? いや上陸して補給等をとっていたアルティメイトストームを発見。
早速取得にはいる。
『敵性艦隊接近!適性艦隊接近!総員出動準備にかかれ!』
途端に慌ただしくなりアルティメイトストームに兵員達が搭乗してく…
「のこのこ現れるとは愚かな奴だ!貴様の弾は我々にかすりもせんわ!
全兵装使用許可、戦闘開始ぃ!!」
「敵艦隊より航空隊接近!司令、
いかがしましょう?」
「むぅ…敵艦載機の方が到達早いか…
構わん!敵空母を沈めろ!
敵航空隊の帰れるところを無くしてしまえ!対空防御ぉ!」
「アイ・サー」
(Ju-87モデルの艦爆にジェット戦闘機か?)
アルティメイトストーム2隻にアウトレンジからの空爆が加わる。
空母艦隊は輪形陣を維持し南へ距離をとるかたちで転進、
それをアルティメイトストーム2隻が追う形になる。
(そういえば鋼鉄の咆哮3から、
航空機に関して改造できるようになったんだよなぁ)
速度アップ等計っているのだろう…
命中する度に大きな爆撃があがる。
重い800ポンド級爆弾を抱え、
それに負けない速度をだしてアルティメイトストームに爆撃を加えてく。
「イドメリウスから入電、爆撃多数被害!!」
装甲の薄さで響いたのであろう艦爆隊の集中攻撃により甲板が貫かれ、
艦内で爆発、ダメージをくらい…
沈んでいく…
「敵艦より入電、潜水艦とは卑怯なり」
「返信しろぉ!くっ、水上艦は邪魔だといっただけだ!となぁ」
潜水艦からの雷撃が走り、空母艦隊の陣形が崩れた。
「敵艦隊、航空隊発艦!」
「追いつけ!イドメリウスの二の舞になるぞ!機関最大戦速」
「やってます!!」
じりじりと敵空母艦隊に近づく…
「艦爆襲来!」
「弾幕はれぇ!総員、対ショック態勢!」
上空から爆撃機が次々と爆弾を落としていきリボリウスに命中していく…
「19か20発被弾!」
「被害状況しらせぇ!」
「機関問題なし!」
「第1から8、第11から16区画被害甚大!
現在消火活動中です」
「全兵装問題ありません!」
「まだいけるな…敵航空隊再発艦までに沈めるぞ!」
ほぼ大破レベルといってもよいが、後一息で追いつく…
空母さえ沈めればあとはこちらの長射程のAGS砲で一方的に…
噴式ロケットの一斉飽和攻撃射程まであと…
「敵、艦爆の発艦確認!!」
「くっ!ええい構わん!差し違えよ!」
「はっ!」
AGS砲は到達しているも、大威力の砲弾が中々命中しない。
敵空母艦隊の緻密な機動、及びアルティメイトストームにはまけるが、
快速でもって距離を稼がれてたのが痛かった。
「艦爆襲来!」
艦に次々と衝撃が走り…
「機関部停止、温度上昇!艦が持ちません!」
「此処までか…総員退艦!!」
(終わったか)
要救助者を収納し、離脱して陸地を目指してく…
(ま、コンセプトは良いんだけどねぇ)
迎撃機で地上からの支援を受けずに空母に相対する愚を犯したアルティメイトストーム…
せめて迎撃機が飛び立てば結末は別だろうとおもった…
それでも、
約10万tの巨体をホバー走行させ、
なをかつ通常戦艦並の完全防御装甲、
射撃時にも速度を落とさず、
プロペラでありながら60ktの速力をだす艦体…
貴重なノウハウがゲットできたので満足と言えよう。
陸地につき、世界扉を形成し世界を渡る。
……
カオル報告
アルティメイトストームゲット
寸劇風後書き
作者「ということでメデューシンの世界のガダマス撤退戦と、
鋼鉄の咆哮3のアルティメイトストーム戦をお届けしました」
ナギ中尉「3は、私達とはまたちょっと違う世界なのね…」
作者「そうっすねぇ…いくらかシステムもですし、ウォーシップガンナーと違い見下ろしタイプですしね〜」
ナギ中尉「第1にPSなど家庭用では厳しいシステムよね〜
作者「リアルネタを…まっそうですね。
マウスクリックしなきゃいけないから、確か規約的制約あったような…
標準コントローラーで操作できないゲームにしちゃ駄目とかで…
なので久々にしらべると5倍のプレミアム単価ついてて吹きましたよ」
ナギ中尉「プレミアム単価?」
作者「Amazonとか…まぁオークションなんすが…」
ナギ中尉「??」
作者「ま、リアルネタおいといて…3には2やウォーシップガンナーにでてないのがいくつかあって、まぁこのアルティメイトストームもですね。
あと超兵器自体も持てるようになりますし、航空機改造や、支援爆撃等…ますます面白い要素が加わってます。
早く4開発してほしいなぁ…ともおもいますが…」
ナギ中尉「わたしの出番なくなりそう…」
作者「ま、大丈夫じゃないか?」
ナギ中尉「ガダマス撤退戦は…これまた悲惨な状況ねぇ」
作者「だよな…助かりたい兵士達が潰されてくし…なぁ」
ナギ中尉「で、助けていくんでしょ?」
作者「またまた合計3桁とね」
ナギ中尉「じゃあ、また次回新作書き下ろしまで〜…次は…いい加減にマジンガーZ編かきなさいよね?」
作者「…先に帝国動乱後にいきたい…そこら辺の修正含めて…ま、そういう事で次回新作お楽しみにぃ」
H25年5月改稿
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