第128話『PD編10 テイク・ザ・A・トレイン』


朝7時にC637は飛び立った。

目的地は北ファーティリック大陸北側サイラーク工業地帯付近、
オムニシティから約8000kmの彼方であった。

ソニックブームの問題があり基本この時代でも巡航速度は、
陸上では1000kmくらいで飛行する。
600年先の未来でも…音壁の問題はつきてない。

低衝撃波技術はあるが、低減化には機体形状によるものであり、
その為には少人数連絡機程度…
リアルで考えるとB747長さ同様の70mサイズで、
胴体幅を小さくして40名程度なら…
かろうじて陸上での巡航音速突破可能で、
その際の衝撃音は地上にノックした程度で届く具合だ。

つまり戦闘機には技術的には可能だが、
大型輸送機に適用できる技術ではない。

なので巡航能力は勿論、
緊急時の機動性及び加速、
そして超音速時の強度及び機動性、
低速限界性能等が求められ、
作られたのがC637戦略輸送機ギガントであった。

巡航1000km、世界無着陸一周性能をもち、失速限界181km/h、、ローダー6機搭載可能、
緊急時には音速突破しマッハ2.5時に8G機動可能。
という化け物がつくられた。

その機内には…


機体内部には…X5Sが1機、X5Rが2機X5+Cが1機X5+が2機搭載されていた。

(オーバーキャストの前にでちったからなぁ…)
まだX-10シリーズはDoLLS達の手には渡ってない。
それはともかく、カオルは技術入手に着手し…

X5Sの1機目はフェイン・ノール…部隊長が搭乗、
武装は連装機関砲、MMS6両用ミサイル、M-S636スナイパーライフル、
ポケットには各弾薬とデコイが入ってる。

2機目がX5R、レンレン・ミャオが搭乗、
連装機関砲と両手にマルチセンサをもち、
ポケットはデコイと機関砲弾薬。

3機目はX5+ロザリア・チャベックが搭乗、
120mmキャノン砲弾種多用途弾、MMS6両用ミサイル、
M60ロンググレネード、CP3SWG、
ポケットはグレ弾、とキャノン弾多め、とデコイだ。

4機目がエレン・シュターミッツが搭乗、
連装機関砲、MMS6両用ミサイル、M-S636スナイパーライフル、
ポケットには電障弾と弾薬、デコイが…

5機目のX5+Cにはエディタ・バネル、
スナイパーライフル、
ポケットには弾薬の他爆薬、スタンポット、デコイが…

6機目はX5+Cで、メラニー・ブレアが搭乗、
武装にH-K120ハンドキャノン、
ポケットに弾薬、ブローブ、パッシブセンサ、デコイが…


前方にはグレイフォックスの搭乗する輸送機だろう…が先行している。

周囲にはエアドールズの機体、F261が確認できる。

サンディ、ナム、ソニア、セルシュ、ナンシー、フランシスのいずれか5人がF261と、
グレイフォックスのC637を操縦している筈…
とりあえず作戦データーから、今しばらくは時間があると…


移動中の合間に…

さて懲罰部隊…は皆さん存じているだろうか?

その起源は第二次大戦と言われる。

懲罰部隊は名誉回復の為、最前線で戦い、名誉回復か死か…

ナチス・ドイツでは、懲罰部隊には999の部隊番号がしばしばふられ、北アフリカ戦線では勇猛果敢に戦果をあげる事となる。

一方武装親衛隊SSでの懲罰部隊は最悪で、
通常勤務の遅刻などの微罪でも送られ、

その身分を保障に、民間人処刑任務など…
大量虐殺を拒んだ場合には志願から命令に切り替われ、そして射殺される事となる。

一方対する旧ソ連の懲罰部隊なんぞ、武器を持たされず弾だけ持たされて、生身で戦場にだされ…
戦場で転がっている味方の死体から武器を奪い、それで攻略しろ。

また撤退も認められず臆病風で下がるものなら、
スパイと見なされ督戦隊に射殺される始末…

ボルガ川攻防戦では、約900名強いた人員が300名程となるしまつ。


さてある懲罰部隊に送られたある兵士のお話をしよう…

「いいのかい?ホイホイ俺に尻をみせちまって」

ひっしに基地の中を逃げていた…
俺はささいな事で上官をなぐってしまい、
懲罰部隊送りとなってしまったのだ…

最初もう人生終わった…と思ったさ…
何しろ最前線送り確定だから…がエースパイロットがいると聞いて、
まだ人生助かったとおもってた。

が……


着いた部隊の少隊長に身体を撫でるように触られ、
服を脱いで尻を向けろと命令された為、
危険を感じ、

隊長室から逃げて、自室の部屋のドアを閉じロッカー等をたてかけ塞いだ。
しかし…

「いけないなぁ。これ位で、この俺を止められると思ってるのかい?」

ありえない事だ…いとも簡単に扉が開かれ、
飴細工のようにロッカーごとわきによせられやつが部屋に侵入してきた。

そして扉が閉められ…

「もし、俺をとめるっていう時は、その時は……
お前、俺の腹の中に小便しろ」

(わけわからねぇ!!)

「俺の事を本気にさせるとは…
お前中々いい男だな」

部屋の中をひっしに逃げ回ったが捕まれベットに放り投げられた。

「お前のせいでMAXになったシークレットソードを見てくれ。こいつをどう思う?」

「す、すごく大きいです」

(何言ってんだ俺はっ!!)

条件反射的に答えてしまった…
「だろう?けど、このままじゃ収まりつかないんだ……だから」

制服でなく、整備兵の青つなぎを何故かきている上官は…
ジッパーをおろして、6パックになった胸元をさらけだし…

「や・ら・な・い・か?」

「えっ?ちょ、まーー!!」

菊門に……

「アッーーーー!!」


……

しばらく時がたち、隊長の様子はというと…


『敵軍航空機群発見、構成7機輸送機ありの模様、
コークス・キーズ・セントラル補給基地目指しての特殊部隊だと推定、
阿部特務大尉は直ちに出撃しろ』

「やれやれまだまだなのに…あと4、5ラウンドはいけたがしょうがない」

裸の肉体に青いつなぎを着込む。

「君は……しばらくそこでやすんでろ」

「……は…い」

何をしてたかご想像にお任せする。勿論部屋の中は男男だ。

「またあとでラウンド再開しよう」

「はい…お待ちしてます」
前まで逃げていた兵士は、既にシナをつくっている…

エースオブエースのこまった性癖の為の懲罰部隊。

菊門貫通され、何百人の男どもが開発されたろうか…

格納庫に歩みを進めると…

「阿部様!!機体の用意ができてます」

「ありがとう。帰ったら…」

「はいっ!バッチコーイです」
と尻を向ける整備兵。

この基地の男達、いや男だけしかいないが、全て目の前の人物、
阿部高和の開発済みについさっきなった。

ノンケでも構わない、目の前に男がいれば開発をするあまりにも危険な男…

彼の上官は開発され、更に上が開発されそうだった為、
隔離し、しかしエースだった為に恋人達の部隊と基地が設立され、
今に至っている次第であった。

軍紀違反者特に女性兵士への違反行為が行われた際の懲罰部隊として機能し、
うまく運営されてる次第である。

彼は愛機に乗り込む。

「出撃準備完了」

『了解、ブラザー01出撃お願いします』

「ブラザー01出撃する。帰ったら菊門よろしく」

『洗ってまってます』

「可愛いやつめ」

彼は愛機をかり救援へと……

……


約8時間の移動フライトを終え…
間もなく戦闘エリアに南西部から侵入する。

オムニシティ側南東ではないのは強固な対空エリアがあるが為であった。

格納庫内部に赤サイレンが回りだした。

(降下か)
身近な機体に取り付き…
『フェイズ1コンプリート、あと240秒で目標上空に到達します。
各部隊コンデションチェックを開始、
確認出来次第順次降下開始…』

カーゴハッチが開き、青い光が差し込む…
『オールグリーン、カウントダウン開始する。
5、4、3、2、1シュート』
カタパルトから射出され、高々度から地上に向け、
9mの巨人が重力にひかれ自由落下してく…
眼下には中層雲があり地上の様子が伺えない。
中層雲を突破すると地上の様子が見える。
まだ豆粒いや胡麻粒以下の小さな建物だろう。

低層雲は目標まわりにないが、対空砲火は…上がって来ない。
通達が届いてなかったか、または探知できなかったか、
守備隊にとっては全くの奇襲であったようで、
起動におおわらわだろうと見ていた。

前線ならともかく、後方の中継地点だから再編休憩中だった可能性もある。

目標の建物が豆粒位の大きさ、親指大、段々と大きくなって拳位の大きさになってくる。

対空砲火受ける事なく1万m上空からの降下が間もなく…

降下ユニットのブースターがふかされ姿勢を立ち上げ、
着地姿勢になり…
降下ユニットが外れ、ランディングのショックを和らげ着地する。

後方にはゲリラ部隊の車両がいる形で着陸した。

『隊長お変わりなく……』

通信が流れる。
イネス・フィロン、現地ゲリラの指揮をとっている。

スカウトに応じるだろうか…

『グレイフォックス敵機確認戦闘に入ります』

『よし、シルバーフォクスは西進、ゲリラ部隊と共に移動開始する』

分裂体が離れ周囲に散らばってく…

ゲリラ部隊を残し、シルバーフォクスが前進、
前方の森越しにOH-5偵察ヘリが駐機しているのを発見。
両用ミサイルを発射、ミサイルはマッハ3+でヘリへと襲いかかる。

分裂体の一人が撃ち込まれたヘリに取り付いていた。

「ミサイル!」

慌ててパイロットがパワーをMAXに入れ、ローターがうなりをあげ4秒もしないうちに機体を浮かび上がらせ、
ガドリングガンをミサイルに撃ち込む。

ミサイルが弾に当たり、迎撃に成功し、
次弾も迎撃、

「くそっ!何処だ?」

「しつけえ!」
再び迫る二発のミサイル、迎撃に成功し、
機体を前進させると同時に、迎撃失敗したミサイルがいた場所に着弾、
爆風が機体を襲う。

「なろっ!」

再び迫る二発のミサイル片方は迎撃、
もう一方が…機体に直撃する。
「被害は!?」

「まだ装甲で食い止めてる!」

この時代のヘリは軽い戦車並の装甲を纏っている。

再び迫る二発のミサイル、片方だけ迎撃失敗、直撃をうけ…
「まずい!もう一発受けたら!」

「!!敵ローダー集団だ!ずら」
スナイパーライフルの一撃を受け、爆発し、墜落する偵察ヘリ…
30秒たらずで8発のミサイル、6発の対戦車用高速弾がヘリに襲いかかってた。

偵察ヘリを駆逐したシルバーフォクスは再び木の木陰まで前進する。

森を越えた駅前広場で待ち伏せ警戒している守備隊の対空戦車1、MTB1、偵察車1、Xs2cを発見…

DoLLS達がタイミング見計らい車両をまずは沈め、
Xs2cを動き出す前に破壊する。

施設南の広場を駆逐すると前進、
コントロール施設左奥にXs2Rを、
施設西側森広場にOH-5偵察ヘリ1を発見。

Xs2Rを沈め、ヘリを撃墜し、
コントロールの建屋にTX58高性能爆薬を仕掛しかけに、FOX5が接近、設置する。

この爆薬TXT火薬ながら一つだけで建物を崩壊させる事ができる、
超高性能爆薬である。

設置した際指向性を決めると、目標となる方向へ、
爆発の衝撃波が襲い掛かる。

その威力は現代でいえば都庁が崩れ落ちるに等しかった。

爆発によりコントロール施設の建物が崩れ落ちると、
間接射撃できる砲台が見え、途端にDoLLS達の集中砲火を浴び崩れ落ちた。
同時期ぐらいに南西の森の方で爆発音が響いた。
変電所爆破に成功したグレイフォックスだろう。

『ゲリラの方々、こちらまで』

爆破したコントロール施設前の広場まできてもらい、
基地前の階段までシルバーフォクスは足を進める。

グレイフォックスの合流待ちで警戒待機に入る。

しばらく警戒してるとグレイフォックスの6機が合流する。

分裂体がグレイフォックスに取り付くと、
中継基地敷地内に突入していく。

西側森に待ち伏せしている偵察車2両を発見、
スナイパーライフルで仕留めると、

森の中に対空戦車発見の確認の情報がながれる。
『厄介なところね…』

『ミサイルは…勿体ないし…』

『僕に任せて』
Haund6が対空車両がいる地点の南西に回りこむと…
一気に森をわって進入、白兵戦をしかけ対空車両を沈めた。


シルバーフォクスは偵察機からの情報の東側からの増援に備えて、
迎撃体制を整えていた。

13:07頃…
護衛部隊の先行偵察部隊が進入してきた。
ヘリを伴ってたが、両用ミサイル、機関砲により程なく駆逐。


13:13頃…
護衛大隊が中継基地確保に突入してきた。
だが…既に迎撃体制をととのえているDoLLS達に長距離射程で撃ち抜かれ爆散する。

パワーローダーに乗ってるがサイフェルト側が一方的にやられていく。
なぜなら…腕がまだ未熟くな少女兵達だ。
分裂体が各機体にとりついていたが、
独裁政権下での政治犯で処刑された家の娘達で、
自身の安全確保の為に軍に所属させられた。
駅の護衛任務で訓練だったが、急遽確保を命じられ突入してきて…
錬度を伴わず次々と駆逐されてく。
程なく護衛大隊は全滅した…

(いっぱい〜いっぱい〜♪)
救助できて満足げで…

13:25、
無人制御輸送列車が基地構内に侵入してきた。

インドの特急列車の様に前に何があっても関係ないと、通過する速度であったが…
セーフティーがかかり金切り音をたてて急停車していく…

インドの特急列車の例えがでたが…
まぁ…実際、
前に人が横断してようと減速する事なく警笛をあげ通過していく。
横断してるのが悪い、跳ね飛ばしても処理もしないぞの如し。
日本の列車なら前に人がいたら間違いなく急減速をし停車事案だ。

駅構内に特急列車通過のアナウンスが流れ、
撮影者のものが、なんてこったと呟く程…
線路を横断中の人がやばいと思ったか、駆け足でホームに急いであがった瞬間、
警笛をあげながら123kmの速度をだし減速せずに通過していく特急列車。
映像からの速度計算だが、国際基準の客車長26.5mの計算でだしていて、
それが機関車含めて13両の通過が10秒未満になる。

渡ってる人が0.5秒遅ければ跳ねられた死体ができてたろう。
渡っていたカップルが抱き合ってお互いの無事を確かめていた…
通過する列車は埃やゴミを巻き上げてさっていく…

インドはつくづくおとろしい国かなと…
線路脇を歩いている人にぶつかる機関車とか…

話を戻すが、この列車もそんな感じと同様に跳ねても無関係な無人での輸送列車だが、
コントロール施設が破壊されたためにセーフティーがかかりとまっていく…

前にパワーローダーがいても、
この弾丸列車は跳ね飛ばして止まらないだろう。

(9mのローダーと正面衝突だと…ローダー大破の、うまくいって中破した先頭車両が脱線位な程度だろうな…)

横から掴むようならともかく、時速150kmあたりを出していた無人列車の、
自重、衝突速度は馬鹿にならないだろう…

付近を制圧し、停車した輸送列車の機密ファイル捜索に接近する…

『中に護衛がいるわ!』

『あたりね…FOX3先頭機関車を無力化して』

『FOX3了解』
機関車に、護送輸送車だろう…
からでた護衛兵が乗り込んでいくのがみえる。
無人から有人に切替え動かそうとしているのだろう。

FOX3がスタンポットで機関車に白兵戦を仕掛け破壊し、

同時期的にDoLLS達ローダーへ健気に撃ってきた護衛兵をはたいてミンチにして制圧してく。

この時代の歩兵はもう装甲が発達したローダーに対しては無力…
携行火器の限界もあり…

DoLLSのローダーが貨物扉をあけ、内部を捜索しはじめた。

(器用だな…)

「沢山あるわね…」

『一通り回収しちゃえば?』

「ポケットに入れればいいか」

ローダーの指でごそっとファイルの束を回収、
ローダーの空ポケットに突っ込んで回収した。

何回か繰り返し…
「残ってそうなのないわね?」

『コッチもOKよ』

『Haund6、TX58仕掛けるよ〜、危ないから離れてね〜』

線路破壊の為に無人輸送車列車に爆薬が仕掛けられ…

その頃分裂体の一体は中継基地にくる、
サイフェルト機甲師団の中から救助対象をさがしていると…

取り付いたら…後悔した。

コクピット内には全裸の男がいて…

「はっ……むん……くはぁ」

(何故に全裸?!?!)

しかもシークレットソードがそそり立ち……何故か嬌声をあげている。

(うわわわ…)

マイサンなどガチンガチンなど大声だして…
とてもじゃないがドノーマル、妻をもつカオルにとっては耐えられない状態である。
戦場へでる格好ではない。
側を走行する機甲師団の人達はどう思ってるんだろうか…

そこへ…
(ん?)

一人の男に裸の男は視線を定めた…
途端に機体は動きをとめ、その男を凝視しているようだ。

その者は何故か上半身裸になると、そばにあるジープをかり移動しはじめ…
それを追う変態、ど変態、大変態。

上半身裸の男に釣られ、ど変態の機体は増援から離れていった…

(とりあえず…機体情報入手したからいいか…)

機体から分裂体は離脱した。

(Xs2pでもなかったよな…カスタム機か?)

救援にまともに駆け付けたらDoLLS達でもX5Sが揃ってないこの時期には、
厳しくなるとおもったのだが…
無力化されたようで…

13:35頃
中継基地に急行していた機甲師団が、
迎撃体制ととのえていたDoLLS達の前に次々と潰されてゆく…

基地内に進入したゲリラの車両からTX58をポケットにつみなおしたHaund6、

『これから基地施設を爆破します!
建物内にいる人は北の線路方向へ避難して下さい』

スピーカーから広報すると、戦闘で建屋内に避難していた基地で働いていた民間人だろう…が、
わっと線路方向へと脱出し北へと渡っていく…

基地建屋にTX58爆弾をしかけ…
二棟を爆破、すると建物の影にローダーが待ち伏せていた。

強襲機が白兵戦をしかけ、隙間をぬって電障弾が撃ち込まれ、
撃破、

建物の間を守る敵機にも電障弾での強襲をしかけ白兵戦で撃破する。

中継基地最東の建屋を爆破し、東側に布陣していた敵機を撃つと、
『ミサイル!!』

北東方向よりミサイルが飛んできて、
グレイフォックスの6機がCIWSの如く機関砲で迎撃、ミサイルを撃破した。

パワーローダーによる迎撃は、
2000年代のイージス艦独立したCIWS並であり、

それが複数の火門で形成し、今では奇襲により当たればメッケとばかり、
または嫌がらせ的に他の攻撃を混ぜてあてて潰すような攻撃である。
ましてや更に超高性能デコイもある。

観測役の敵機を潰すとミサイルがもう飛んで来なく、
無傷のまま索敵型のRが探知、
ミサイル発射したPLDを撃破した。

基地施設を爆破し、増援も殲滅したDoLLS達は西側から戦域を離脱してく…

(お〜…)

敵勢力圏への強行降下し、回収方法は?と疑問に思っていたが、

ゲリラに先導され、防空網の隙間をぬってきただろう…
4機のVC213垂直離着陸輸送機が着陸してきた。

確かにX5Sを毎回爆破放棄させれば…足らなくなり、
それよりか通常部隊練度でも回収部隊を回せられれば…だろう。

また万が一撃墜される様な事があってもブースターを装着させていれば、
ローダーに関して空中脱出は可能であり…
機内へとドールズ達の機体が乗り込んできていく…

楔をこの地に打ち込むと、機体に同化し…

……
カオル報告

第9世代機の技術入手




寸劇風後書き

作者「テイク・ザ・Aトレイン攻略成功です」

ナギ中尉「で…阿部さんは本当にサイフェルト軍にいるの?」

作者「ま、それはそれで……」

ナギ中尉「で…X-10シリーズは?」

作者「まだこの時期は別の所で最終テストや調整中で、まだ実戦稼動前の段階。
PD5から登場になるね」

ナギ中尉「となると…またPDは来る予定?」

作者「まぁね。この後戦況もかなり動くし」

ナギ中尉「どのように?」

作者「一回戦況を停滞させる事に成功するんだけど、
反攻作戦に終結中のところを後方撹乱されてオムニ軍は総崩れ…ってとこかな」

ナギ中尉「ちょ…」

作者「さて、次回新作までお楽しみにぃ〜…
あ、本来であればテイク・ジ・A・トレインなのですが、
作戦名がテイク・ザ・A・トレインとなってますので、ご了承を」

H25年8月改稿



押して頂けると作者の励みになりますm(__)m


<<前話 目次 次話>>

作品を投稿する感想掲示板トップページに戻る

Copyright(c)2004 SILUFENIA All rights reserved.