第165話『敦煌ハイヴ攻防編5 第一次敦煌防衛拠点防衛戦』
27日
[マスター、おはよう〜ダブルトレー級建造完了したよ。艤装してね〜]
「お、了解。今日中にすりゃあ…
初実戦が大規模侵攻迎撃時になるかな?」
上海上陸地点基地から重慶基地までの陸上交通整備が完了し、
…もっともBETAの死骸や瓦礫を除け直線的な土地ならしをしただけのもんだが、
それだけでもかなり違う。
トレー級1番の被害といえるのがBETAの死骸を引っかけてのホバー部損傷による、
高速移動不可というのがある。空気の力で浮いて最高300km/hまで出す代償でもある。
高速移動路維持にはドーザーつき2001式等による作業は必須でもあり、
戦後の移動路確保の為に今現在も作業にあたっている状態であった。
「ん?そういやあ…
もうちっと早めにできたんじゃないの?」
[あははは…ちっとね…]
「…まっいっか…さてと艤装艤装」
早速ダブルトレー級に同化して艤装を始める。
ダブルトレー級は双胴であり、
早くいっちゃえば紀伊の船体を横にギュッとくっつけたようなもんであった。
水上艦であればかなり問題ありそうな形状であったが、
陸上戦艦ホバー走行であり、その点は問題ない。
友鶴事件の様には海上にて砲撃しない限りならない筈だ。
同化した双胴艦体は、中央部後方に艦橋がある設計で、
また全体的に艦高があがった為に、
61cm砲搭の下部構造が機関部やホバー部動力部にまで到達しなくなり、
設計的に余裕がうまれた。
最外に6基12砲搭、
内側に1列2砲搭、2列3基6砲搭で合計60門、
CIWS35mmを外周部に計8基…
その他いつもの謎装置を備えた重厚な砲撃陸上戦艦へとなる。
「さて…じゃあ、迎撃開始までにこれテストしてくれるか?」
[撃震?どうかわったの?]
「超音速機に生まれ変わったんだよ」
[へ?プロペラ機を無理矢理音速突破させようなもんじゃないの]
音速を超えられない機体として代表的なのがプロペラ機があるだろう。
自力最速のTu-95は除いて、だいたいのが800kmあたりが最速でもある。
理由としては推進力であるプロペラできる風が、
音速あたりで纏わり付く風に変質する事であり、
外気に直接触れるプロペラである以上、音の速度は超えられない。
解決策としては圧縮し暖める方法にて粘度を低下させる方法…
つまりジェットエンジンの様にプロペラを包む方法でしかなく…
「無理なん?」
[無理無理、分解するよ]
「テストだけでもやってよ」
[……遠隔操作にしてくれるなら]
「ん。わかった」
同化して取り付き…
……
(ふぅ…いいゆだな)
15m程のプールサイズの大浴場で貸し切り状態で武が入っていた。
男湯からみえる敦煌の地は人類側の手に落ち、
取り返そうとBETAの2つの群が迫りつつあるが、
その前の休息の時間であった。
(今回の実戦訓練はまぁ成功ともいえるかな?
過酷な環境下でもないし…
それもこれもこのトレインカーゴのおかげか。
飯も合成なのにうめえしさ)
トレインカーゴ級の飯はキャーティア技術が導入され、
合成素材から生成され、
違和感なく各々の料理を再現する。
ただし、取り込んだデーター通りに再現する為焦げ目等も一緒であり、
長い間航海すると地上の調理した飯に憧れるという事であった。
問題点があるとしたら取り込むデーターのでき具合であったが、
導入すればかなりのスペースを圧縮し、
長い間の航海にも大量の人々の生活を保てる事となる。
他にもトレインカーゴ級では、
カーゴの居住スペースで、個人のパーソナルスペースが保てる個室構造にもなっており、
これまた整備をコバッタ任せにした余裕ある乗員数のおかげともいえた。
空母同様サイズのカーゴ5両の中で、人がたった20名しか搭乗してなかったからでもある。
……
[マッハ0.6…0.7…0.8…]
[機体に異常振動発生]
[0.9…]
「あっ!」
追跡していたルーロスがとっている映像からバラバラに空中分解する撃震がみえていた…
[ほらぁ、マスターやっぱり向かないったでしょ?]
「ビダン装甲なら…」
[ビダン装甲でも機体に余計な不可がかかるから〜]
「む〜」
戦術機の機体形状的に音の壁の突破は向いてない。
理由としては音速突破時に発するソニックブームがいたる箇所で発生、
複合増幅する形であった。
一般旅客機B-747やB-767あたりに無理矢理音速突破させるチャレンジしたらどうなるか?
に等しい実験であもあろう。
音速を超えてはいけない機体に、
第二次世界大戦当時に急降下爆撃機というジャンルがあり、
多数の機体がつくられたが現代では消えている。
そのジャンルでつくられた機体は、レプシロ機でもあり重い爆弾を装着し高空にあがり、
攻撃態勢のダイブに入れば急降下爆撃機はほぼ最強ともいえるが、
ダイブに入るまでの時間で戦闘機によって多数落とされる機体だ。
重い爆弾を抱えたままの状態では戦闘機動もとれず、
またダイブ地点までの移動も遅くなる。
音速機にかえれば早くダイブできるだろうの意見もあるが、
音速を超えるジェット機であれば引き起こしが間に合わず海に突っ込む羽目になり…
被害の多さと誘導兵器の発達で廃れてしまった。
さて当時はレプシロ機にて急降下で音速に近づくわけであるが…
ダイブブレーキを展開する事によりけたたましい音をたてて、
重量物を抱えながら減速しつつ急降下する。
減速せずに音速に近づくと制動不安定化し、更に加速されるとシワがより…空中分解してしまう。
つまり今回空中分解した撃震と同様の状態になったといえよう。
[もし搭載するなら、リミッターかけなきゃ厳しいよ]
「リミッターか…
まぁ…後で考えておくよ」
……
帝国時間同日午後0時敦煌拠点
[いっけ〜]
[僕達の考えた〜]
[パンジャンドラム〜]
整地しある程度平らにしてある砂漠の中を砂をまい上げながら、
ホバー走行により加速し始めるドラムのお化け。
1000両のパンジャンドラムは、トップスピード150kmにのりBETAを目指した。
建設中である基地モニターからは、
遠くへ遠くへと疾走していくパンジャンドラムが見える…
[約1時間後に戦果がわかるね〜]
[あとでこよ〜、マスターつれて来なきゃ]
[だね〜]
どやどやと司令室からでていくコバッタ達。
「つくづく色々なのが出てくるんですね…」
「そうね〜…わたしも連れて来られてびっくりしたけど…」
……
約1時間後
パンジャンドラムが180kmの砂上を走行し、
今まさに約4万のBETA群に接敵しようとしていた。
パンジャンドラム…
第二次世界大戦にイギリスで開発、失敗した兵器は、
コバッタ達の手で形を大きくかえ甦った。
まず、ボビン状だった形は車輪をやめホバークラフトに形を変える。
[砂漠対応となるとそれしかないよね〜]
[タイヤもとられるし、海岸沿いだったら、
ボビンでもよかったけど]
[登場が遅すぎた]
ホバークラフトの上に爆薬のつまったドラム缶が、
縦に寝かされ固定されている。
進行方向、間隔等の調整は、猫の目が誘導をおこなっている。
[さすがに最大1000km進行するのに誘導無しじゃ]
[ジャイロは必須!]
パンジャンドラム達は、猫の目の誘導にしたがい、
長い間を4列になりながら走行してたが、
接敵前に突撃隊形に形を作り直す。
等間隔に広がり、また前列との距離をあけ、スピードを調整してる。
まずは50両がロケットも点火し加速し始めた。
BETAは脅威と感じたろう、手短なパンジャンドラムへと少し向きをかえる。
突撃級がパンジャンドラムと正面から衝突、
途端に5tの爆薬が点火し、周囲に光の弾と爆風がふきあふれる。
その数50、
「突撃級、約2000死滅!!」
爆炎が止むと、硬い甲殻も粉砕され、跡地にはクレーターのみ、
周囲に体液や甲殻がばらばらになった状態のがのこる。
まだうごめいている突撃級もいてそこに更に50両が突っ込み、
光の弾がまた生まれる。
「前列にいた突撃級、殲滅確認!」
約3000の突撃級が消滅した。
中衛にロケット点火し突入し始める100両のパンジャンドラム。
パンジャンドラムにわらわら進路を変更するBETA、
ある一両の正面に兵士級がみえた。
パンジャンドラムはロケットで突撃すると…
ホバー基礎部分のトリプルホーンに刺さり…もがく兵士級、
少しスピードが落ちるもそのまま突撃し、
戦車級に体当たりし盛大に爆ぜる。
内部にあるベアリング、ドラム缶外部が爆発とともに凶器となり周囲のBETAに襲い掛かる。
近距離のBETAは爆発力により肉片とかす。
パンジャンドラムが爆発した跡には、直径約200mくらいのクレーターができ、
半径400m位の空間が
爆風により小型級ばかりか中型級もふき飛ばされあく。
そこに更に100両のパンジャンドラムが突っ込んでくる。
要撃級に体当たりしまたもや爆ぜ…
更に数を減らすBETA…
次の100両がきて、射程に仲間がいなくなった光線級から、
身体をふるわせレーザーが照射される。
パンジャンドラムのドラム部分の前面にあたる。
蒸発する対レーザー新型塗膜。
何層にも前面には塗られ二層分が蒸発する。残り六層。
パンジャンドラムの進路が若干かわり、光線級の元へ、
光線級の二射目が照射されながら突っ込み、
盛大に爆ぜる。
途中で横からレーザーを浴び、爆ぜるのもいるが、凶器が周囲に襲い掛かる。
更にまた100両が突っ込んできて、
また100両…
600両が爆ぜた頃には、重光線級からの射線が通るようになる。
が、BETAの残りは既に5000以下に…
重光線のレーザーを正面に受けながら重光線に突っ込み爆ぜる。
二、三匹重光線級を巻き込みながら光の弾が生まれ、
更に100両が突っ込んできて、要塞級に突っ込んでく。
触角がパンジャンドラムにつきささり、爆発し、要塞級に襲い掛かる。
身体の構成物質をずたずたにされ、
要塞級だったものは大きくても3m位の肉片に姿をかえる。
そして、最後のパンジャンドラム100両が突っ込んできて残りの要塞級に…
4万の構成だったボギー11は、
特攻自爆するパンジャンドラム1000両に襲われ、
残存815、無事な個体少ない状態になる。
「ほう…、良いじゃないか」
[でしょ〜]
「で生産ペースはどんなもん?」
[えっと日に1500両可能だよ。単純な爆弾だからね〜
スフィンクス等の生産に影響なし]
「じゃあ作って大規模進行に備えてな」
[うん♪あ、あともう一つ作ったんだ〜]
「それはどういったの?」
[これぇ]
スクリーンに映しだされたのが、巨大なスパイクボール。
直径15mにもなる。
「こいつは?」
[ローリングボム!!]
「まんまだな…」
[転がって転がって、小型級は踏み潰す、
中型級にぶちあたり50tの炸薬で爆ぜるって兵器なの]
「ほう…」
[最高速度100kmで突っ込んでくよ〜勿論誘導可]
「射程は?」
[それ自身が転がるから20km位だよ]
「ん〜近接主砲圏到達前か…」
スフィンクスや2001式などの主砲圏が10kmに設定されている。
その外側で使う兵器といえよう。
「こいつは何処で投入するつもりだ?」
[まだ個数がすくないから、約2週間後にね]
「大規模侵攻にあわせてか…」
[うん]
「まぁ…使えそうならやってみてくれ」
[了解、マスター]
「あとは…秘密兵器などある?」
[今のところはなし〜]
「ん、ありがとうな」
司令室で盛り上がっているコバッタ達を後に、
ハンガーデスクへと向かう途中…
「あっサカモト博士」
「カオルさん」
「いやぁ…ますます若くツヤツヤと」
「ええ、精気のおかげですわ」
「ところで?」
「この間頼まれてた巨大物体の取得についての件で報告です」
「あ、じゃあデスクで」
移動し…
「何かしら手段がとれそう?」
「はい。カオルさんの細胞を研究し、
技術取得に至るプロセスを解析しました。
同様の働きをするナノマシンを開発し、
また要望の自己崩壊プログラムもいれてます」
「なる程…現物は?」
[これです]
取り出されたのが針の無い注射器といえよう…
「…使用頻度はどんなもんになりそう?」
「週に1のペースでふえてきそうですね」
「週1か……で、使用方法はどうつかうの?」
「当該の建造物などに撃ち込んでいただくと、
自己増殖でふえていきます。あとは専用端末で最終取得の為に読み込ませると、
自己崩壊プログラムが働き始め何の痕跡もなくなります」
「で、10kmクラスの天体ならどれくらいの期間で取得できる?」
「正確には一度端末で読み込ませれば期間がわかりますが、
だいたい1km3乗で3日のペースです」
「もう少し早くはならない?」
「カオルさんの細胞が異常ですので…」
「そうか…あっ、一つ懸念が…その当該建築物の装甲交換等で離されたら?」
「そういった連結が離れた場合でも自己崩壊が始まりますので大丈夫です」
「大丈夫って事か…」
「ええ」
「じゃ、早速使ってみるか…
流石サカモト博士、ビダン博士達だね」
「またハーレム要員期待しています」
「…まだ足りない?」
「とビダン博士も申してありますわ」
「わかった。覚えておきます」
ナノマシンセットを虚数空間にしまい込み…
「あともう一点ね。頼まれてたサルベージセットもできあがったわよ」
「おお。じゃあそれもうけとります」
サルベージセットも虚数空間にいれ…
……
再び司令室にもどり、進行状況を確認する。
防衛ライン設営部隊は出発、
護衛をともなって750km地点での迎撃兵器の付設予定、…二日後。
また敦煌〜重慶間にも迎撃施設を付設に展開し始めている。
(間に合うな…)
敦煌防衛拠点にも無限弾薬装填装置はつけ、ただ今鋭意建造中。
またそろそろオリジナルハイヴ後を目指しビーム兵器の生産開始。
なるだけ早めに地球上よりハイヴ駆逐を…
トレー級の主砲へのOTM技術注入は進んでいる…
改造後には射程が100kmへとのびる結果となる。
宇宙は普通に改装作業が進行中…
(あとやる事はないか…
そういえば…格闘戦闘で耐えられる機体がないんだよな)
現在異世界軍は、物量によるな射撃戦のスタイルをとっているのは、
存じているとは思う。
が、今回はそれを上回る恐れのある侵攻の為、
BETAの有効範囲である格闘範囲に囲まれる可能性がある。
囲まれ弾ぎれになった機体は移動できない為、
特にスフィンクスが無力化する姿が浮かぶ。
いや…近接格闘戦機…あるにはあるのだが…
(グルンガスト乗りこなせるのが…あの剣技見たいが…)
パイロットが居ない。
(複雑なコマンドを使いこなし、かつ剣技に冴えてるのがなぁ…)
グルンガスト参式1号機ばかりでない。
まだOG世界での主役級の活躍を行った格闘技系統特機を乗りこなせるパイロットがいない。
射撃機系統はのりこなすパイロットは多数いるがまだレーザー兵器メインの為封印中である。
因みにサイバスターはまだ起動してない…
動力源を変え研究しはじめていた。
(ダイゼンガーは乗りこなせる人はいるが…
ん〜あの人をのせ…いやいっそのとこ…
インターフェイスを…単純に)
ダイゼンガーやヴァルシオーネに使用されているダイレクトモーションリンクを使用すれば、
幸いjinki-1の開発者ビアン博士が加入している。
グルンガスト等に導入はスムーズにいくであろう。
大型特機には装甲や内部装甲には余裕であり、
またグルンガスト参式1号機に導入した合金Zも強度の底上げに一役かっている。
(あ〜…でも技術が必要だよな…となると…沙霧さんあたり?)
だが沙霧は連隊長であり指揮する立場だ。
性能がまるっきり違う機体では…
(となると…駄目だよな…ん〜…
あっ!)
思い出した。ガンパレ世界で青森戦のおり孤軍奮闘していた剣士を…
彼女を候補にあげ…いや武術の嗜みによるダイレクトモーションの活用…
(とりあえずグルンガストに導入してみよう…)
で方針はきまり、
「じゃ…ビアン博士に話してjinki-1の調整と、
グルンガストへのダイレクトモーションリンクの導入の調整よろしく。
あとこの人をパイロット候補に」
[マスターが調整でなく?]
「戦力強化の為行くところがあるのさ」
[了解、やっとく〜]
「じゃ、またいってくるよ」
[今回は、早めに帰ってきてね〜]
「あいよ〜」
カオル司令室をでていき…
[マスターいっちゃった…]
[ま、早いとこ帰ってきてもいいように準備すすめなきゃ]
[あとボギー12に対する防衛戦だね]
[負ける気しないけどさ]
午後4時頃
ボギー11の残存271匹が重機関型に消滅させられると、
ボギー12に42隻からなるトレー級の一斉斉射、
100機のモンスター改からも主砲がはなたれ、
そこに更にフリーデン級からのトマホークが襲い掛かる。
5方向からの同時進行、300万強を想定して集められた戦力。
10万にみたないボギー12にとっては耐えられないだろう。
事実、光線級が生体レーザーを迎撃にあげるも、
たかが900本程度。
直撃すると判断した砲弾に照射している最中に、
わずか50cmズレたところに61cm砲弾が着弾し、
その身体が肉片にかわる。
瞬く間に生体レーザーはあがらなくなり、その間にも砲弾が嵐のごとく降り注ぐ。
一分間に大量の砲弾がボギー12に降り注ぎ、
更に猫の目に誘導されたトマホークミサイルが、
はぐれたBETAに正確に襲い掛かる。
戦闘開始から15分後には、最後の1匹が消滅…
迎撃ラインに展開してたスフィンクスは砲火をはなつことなく、
警戒体制に移行する。
[終わったね〜]
[とりあえず、進行艦隊は解散して、
スフィンクスを帰さないと…]
[えっとトレー級は張り付けで…
今だったら重慶間は安全だね]
[中型は敦煌には回さないんだよね?]
[うん]
敦煌ハイヴ攻略作戦は終了し、
大規模侵攻に対しての準備期間となる。
……
寸劇風後書き
ナギ少尉「またどっかの世界にいくのね」
作者「その通り、基本素手で無双できんし、
魔改造不知火でも、ナックルガードで保護をして殴るだな。
流石に真っ二つに残心で切るのはできないし…」
ナギ少尉「リアルでやると?」
作者「空振りする戦術機、そこによってたかってBETAが…だろう」
ナギ少尉「あははは…」
作者「手の部分は本当に脆いから、人間と同様にな…
だから人を殴るスポーツでも手を保護する意味でのグローブ等があるんさ。
人間で例えれば…瓦を素手で殴ったり、割ったり切ったり…なもんか」
ナギ少尉「いつかはこわれるね…」
作者「とくに間接部分がな…だからナックルガードは外せないが、
殴るだけしかできん…というジレンマがあるんさ…」
ナギ少尉「格闘技のロボットの世界というと…?」
作者「格闘技とはいってないぞw」
ナギ少尉「……ま、で…今回の話の、パンジャンドラムね〜」
作者「まぁ…周りが砂漠だから、ホバーじゃないと無理ポと思ったんだよな…」
ナギ少尉「だったらパンジャンドラムにこだわらなくても…」
作者「ドラム缶はロマンさ、ただ押す事に意義ある!!」
ナギ少尉「作者〜〜」
作者「さぁ、君もドラム缶押そうじゃないか!!」
ナギ少尉「作者〜〜……駄目ね、スイッチはいったみたい…
え〜ドイツ・フランス製のゴリアテは登場は難しいとのコメントでした。
次回、サブタイトル不明な世界へ…妊婦さんどうするの?…
お楽しみにぃ」
H24年11月改稿
ナノマシンの登場を早めました。
いい加減に登場してない機体フラグを…
H25年10月再改稿
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