第189話『ヤマト進宙』
帝国時間2002年2月11日午前9時
[ヤマト進宙までには時間があるね〜]
「ん〜そうだな…あっ、自然環境回復はどうなってる?」
とりあえず対宇宙対策ではなく、あ号を支配下におさめた今、
気になっていた部分を聞く。
[あ〜…うん…とりあえず日本列島の汚染についてはかたついたけどね…
まず、丘陵部や平野部の緑の回復進行中]
特に京都以西の瀬戸内海に面した箇所の自然環境の崩壊は激しく、
強制育成剤を使用しての植樹が開始されてるが、まぁ程々にの進行だ。
[で、かなり深刻なのが海洋汚染だよ]
以前25話において合成食品の原料となる魚の重金属汚染度を、
AL弾何発分としめしたが、
特に帝国近辺では既に死の海である日本海の汚染度は深刻だ。
ヨーロッパ沿岸部も同様に酷いと予測されるが、
2001年12月時の佐渡島沿岸部での検査データーが、
カドミウム690.6ppm、鉛1351.2ppm、亜鉛941.3ppmとの値がでて深刻すぎている。
ppm?なんじゃそりゃな方もいるので、100万分のいくらをさしている数値で、
10,000ppmで1%の濃度、海水が35,000ppmの塩水といえよう。
海水の塩分以下とおもってたいした事ないな〜と思うかもしれない…
だが一応身近な200ppmや1000ppmの数値をしめすと、
ノロウイルスの殺菌に200ppmの塩素水に5分間つけおきする。
ばらまいたノロウイルス…つまりゲロの最終的な殺菌に1000ppmの塩素水で拭き取る。
その塩素水を間違って飲むと…やばい事になりますよ?な数値だ。
因みにリアルの口にする川の水の数値を示すと…
亜鉛が高くて0.16ppm、鉛が高くて0.03ppm、ほぼ未検出の0.00ppm以下が多い。
カドミウムは未検出の0.000ppm以下…検出したらやばいらしい。
となる。AL4の日本海の数値では最早自然回復もへったくれもなく、
そこに生きる魚類への汚染も深刻すぎる状態だ。
長年にわたる大陸での戦いにおいて重金属雲を使用せざるえなく、
重金属が大地にとどまらず、水源がなくなったが雨によって河川跡や洪水等で海へとながされてきた。
被害は予測されてたが使わざるえなかった話である。
因みにカドミウム、鉛の毒性はイタイイタイ病を発症、鉛中毒を引き起こすのは有名だが、
亜鉛もとりすぎると毒性をはっする。
勿論亜鉛は摂取する必要がある成分だがとりすぎると中毒症状を引き起こすという事だ。
耐えられる基準目安の日割はは成人男性40mg、成人女性35mgという目安だ。
そして12月の九州にて陸揚げ、合成食品行きになった魚類kgあたりの値だが、
亜鉛1264mg、鉛3021mg、カドミウム501mgで…
同じくリアル川魚が、亜鉛85mg、鉛0.8mgカドミウムが0.33mgと内蔵の高いところをあげての数値だ…
いかに深刻な数値を示しているのがわかろう。
因みに週あたりのカドミウムの必然的摂取量…
自然界にもともと存在する為摂取してしまう量は、
体重1kgあたり、3μgとなる。
つまり成人60kg男性は0.18mg週に摂取している形だ。
そんな魚は生や焼く程度、また普通に練り加工では食ったらやばい事になる為、
原材料にする前に重金属を抜く作業工程がはいり、
重金属を徹底的に抜いた肉片、原材料が合成食品の元となる。
[と、まぁこんな数値なんだよね〜]
煙幕弾の普及、また陸地においては携帯型プラントによるクリーニングがすすみ、
日本海の数値はある程度でとまり酷くはならないと予想はされてるが…
「…とりあえず巨大なろ過装置をつくって抜くしかないよな」
地上の土地と同様な手法しか思い付かない…
[それでも千年、下手したら万年単位だろうしね]
「魚は…次々と世代交代を重ねてか…」
[それしかないね〜
あっマスター時間だよ〜]
海洋に関して決定的な解決手段は思い付かず…
……
場所はアース5に浮かぶ建造プラットフォーム…
今ここにヤマトがこの世界に誕生しようとしていた。
プラットフォームは宇宙空間における艦船ドックとして、日々艦船を建造していた。
その中心部にチューリップを添えた、
鳳仙花状にプラットフォームは広がっている。
DF付きの輸送艇でチューリップからでてきたカオル…
(やっぱりでっかいな…大和よりも…)
大和は263mだが、この恒星系航宙艦である宇宙戦艦ヤマトは…
全長566m、全幅92mとほぼ2倍強にあたる長さと幅を誇っていた。
大和サイズでないのは、艦載機の数で航空母艦並の容量が必要であり、
また恒星間を行き交うにあたっての乗員の生活水準をたもつ部分があり、
乗員の生活、護衛艦載機、人類が生き延びる研究部分をおさめる、
ノアの方舟として建造された曰くがある。
公式設定の300m以下の数値は多分、ガラミス星人の目が悪いのでその様な数値がついた…
と思われる。
公式設定通りだと、とてもでないが、艦載機を50機近く積載し、
コスモクリーナの研究施設など広大な施設が入るスペースがない。
絶対に無理です。
艦載機にしても、大和の艦載機数と同等の数しか入らない筈でり…
どっかの人の研究では、とりあえず移動スペース無しに敷き詰めれば、
艦載機24機までは可能、という結果もあった次第である。
さて、艦のサイズ違いの話は置いといて…
波動エンジン等の取得目的で造船されたこの世界でのヤマト…
(確かヤマトの弱点下方からにめっちゃ弱いんだよな…
大気圏内突入で、水上着陸可能のせいでもあるけど…)
対空戦闘等で下方向への弱点等あるが、
対宙戦闘を建造開始した12月には考えてなく、
よく下部の第三艦橋が破壊、死者が多数でる描写もある。
そこんところが引っ掛かっていた。
(まさか対宙戦闘あるとおもってなかったからなぁ…
試験航海おわったら改装しなきゃいけんだろうし…
けど火力の集中もあるから…
ん〜…複数艦での運用しかやっぱ考えられないな…)
結論的に、恒星戦闘艦の運用は単独では考えない方が無難であると考え、
下方については他の艦がカバーし、
弱点をなくす方向でいくことにした。
輸送艇がヤマトの下部ハッチから艦内に入り、エアシールドにより与圧区画にはいり着艇、
輸送艇から艦内へと入る。
格納庫は50機に及ぶバルキリーが積載可能なスペースをとっていたが、
今回は内火艇を16隻積載している。
今回は生身?の人員はカオル一人、
あとの要員はヤドカリ、コバッタ達で固められていた。
この世界での始めての進宙である。
第一艦橋に上ぼり、既に配置についているヤドカリやコバッタ達。
外部の横浜第一発令所より通信がはいる。
『第14プラットフォーム建造艦、SBB-021へ、艦船名を登録お願いします』
「ヤマト級1番艦、艦船名ヤマト」
『艦船名ヤマト…登録されました。SBB-21ヤマト離床許可を与えます』
異世界軍における宇宙戦艦クラス21番艦、ヤマトが認証された。
「了解、起動シークエンス」
[補助ジュネレーター点火]
サブ動力炉である、核融合炉に明かりが灯る。
エネルギーが波動エンジン起動に向け、
蓄積していく…
[スターターへのエネルギー充填率100%]
「波動エンジン始動」
スターターに貯められた全てのエネルギーが、
波動エンジン動かす為に…エンジンの唸りが上がる。
[波動エンジン、出力上昇…起動完了]
「よし…プラットフォーム、固定アームをはずせ」
プラットフォームに対し、艦固定アームを外すように通信をおくる。
艦固定アームが艦から離れ…
[離床確認]
プラットフォームから離床用アームで艦を軽く前方へ押され、
押し出された慣性でゆっくりと前へと進む。
[サブスラスター、点火、構内速度前進]
スラスターに火がともり、プラットフォームからゆるゆると艦はなれてく…
[回頭左舷90]
プラットフォームにスラスターの排気炎が届かないように艦を回頭させ、
慣性でそのまま艦の右方向にながれる形になる。
[波動エンジン接続、メインスラスター微速前進]
メインスラスターに火がともり…ヤマトがその巨体を前へと進み始める。
ラグランジュ軌道より離れたヤマトは、
火星へとショートワープの準備にはいる。
短い区間だが、通常空間加減速では、
現在1日の距離にあるので試運転にはやりやすい。
[目標ポイントまでの障害物感知せず]
[座標固定]
[エネルギー充填率…60%]
ヤマトに積まれている波動エンジン由来のワープ機関は、
進路上に障害物があると…えらい事になる…
例えばガラミス艦隊…がいたとしよう…
ガラミス艦隊を通り越すようにワープ進路をとると、
運が良くなければガラミス艦に突っ込んで出現してしまう。
進路上に星があったら地表に衝突し出現してしまう。
太陽だったら溶鉱炉の中に直接ドボンとなる。
なので進路上に障害物が無いかをサーチし、
障害物がないかを確認した上でワープを起動させなくてはならない…
今だプラントで制作できないキャーティア技術のワープと、
違う点がそこだった…
[最終安全確認完了、ワープ始動10秒前]
ヒヤヒヤする瞬間ともいえよう…
[ワープ]
瞬間ワープ空間に突入、光の速さを越えて…
体感2秒位で幕を飛び越えて通常空間へと復帰する。
[ワープアウト、座標確認…目標ポイント誤差コンマゼロ…
試運転終了]
艦外窓の正面には、火星が見えていた。
「…ヤマト世界のワープって正直…何かに突っ込むかもしれんから、
ヒヤヒヤドキドキだもんな…」
[安全確認とれてる場所意外ではやれないよね…]
「充電さえできれば連続跳躍は可能でもあるし…」
[そういった意味では機関的には複数搭載も可といえるね]
「ショートワープの連続か…敵の背後に直接出現かもね」
[計算がえらく手間取るけどね]
「だなぁ…」
[メインスラスター加速、火星軌道進入]
「火星か…」
火星…しっての通りBETAの搾原地になってるのがわかって、約35年程…
ハイヴが15個建設されていた。
そのうち親離れし、新たな司令塔になるかもしれない。
その親が連絡とれずにいたこの環境こそが、地球人類の命運を救ったとも…
今となってはそう判断できるかもしれない。
分厚い大気に阻まれ、地下深くまでビーム兵器が届きにくいこのBETAの天国に…
黒い悪魔を送りこもうとしていた。
「Gゴキ兵器投入用意」
[了解マスター、Gゴキ兵器搭載機発進用意]
ヤマトの後部艦載デッキが開き、内火艇が15隻発進してく…
内火艇にはGゴキ兵器が搭載され、
軟着陸できる落着ユニットを積載していた。
Gゴキ兵器が漏れたらホイホイさんで対策とらない限り、
重大事故に繋がる…
そのゴキブリがつまったカプセルは厳重な容器に、密封されていた。
容器には腹減った、何か喰わせろと、ゴキブリがうじゃうじゃとうごめいている筈だ。
中身を見る気もしない…
火星の大気圏に突入した15隻の内火艇より、落着ユニットが地表に向け放出された。
落着ユニットは機体をまもるべく、地表から所定高度になると逆噴射し、
速度を落とし地表に軟着地したあと、
カプセルを切断しコキブリを放出する。
そういった動きをとる筈だったが…
大概の落着ユニットがたどった流れを記載しておこう。
落着ユニットの逆噴射を発見した要撃級が、
威嚇の為に空中にまだある落着ユニットに前腕を早くも伸ばしてた。
過去の学習であろう…
落着ユニットは地表に接地する前に、前腕部でたたき付けられひしゃげた。
ひしゃげたユニットに更に前腕部をたたきつけ、破壊行動をとっていた。
また戦車級が資源として回収すべく歯をたてていた。
そうする事により…カプセルから隙間があき、
そこから衝撃に生き残ったゴキブリが、
一斉にユニットを攻撃していたBETAに餌だ!の如く襲い掛かかった。
まさにBETAにとって未知なる生物に襲われる。
その大きい図体が小さいゴキブリには届かず、
前腕の死角の部分から体内に侵入される。
体内に侵入され組織を咀嚼され、その間に分裂増殖してく、
痛みを感じる器官があれば、体内で激痛がはしり苦しみ悶えてるだろう…
なんとか振りほどこうと暴れる要撃級…
しかし、段々と体内組織が喰われて行動が緩慢になっていき…
とうとう命が持たなくなり…
地面に崩れおちた。
しばらく皮の表面近くででゴソゴソとうごめいているゴキブリ…
その皮を突き破り、数を増殖したゴキブリは、
味方である個体の周囲にいた他のBETAに襲い掛かかり始める。
[内火艇全15隻帰還、無事に投下済み]
「おうおう…」
スクリーンではBETAに襲い掛かってくゴキブリが映ってた…
「これならこの兵器使えそうだなぁ…」
[だね…グロぃけど……]
「火星の状態は…」
[監視衛星で横浜基地でモニター中だよ]
「どんだけ変化なるか…かなり個体数へってほしいけどな…」
[だね]
「ほんと火星破壊しないと、攻略できないくらいいるしなぁ…」
火星はフェイズ9の規模のハイヴが15個…
その個体数が10億は越えている。
[破壊した方が速いよ〜地球に影響でちゃうけどね]
「かもな…さて…次はタイタンに投入か…」
[目標座標、土星近海、フォールドシステム作動準備]
試験艦のヤマトの変更点がフォールドシステム搭載、
帰還時にコスモクリーナーが設置されていた研究室、元非常用食糧庫に組み込まれている。
ワープは今度は使わない…というより使えない。
アステロイドベルトに引っ掛かってしまう。
サーチしつづけ、タイミングを見計らえばワープは使用可能でもあるが…
障害物あっても跳躍可能なフォールドの方が楽ではあった。
時間がずれるが短距離なら問題はない。
フォールドの制約の重力の影響をうけてるが…
[重力障害除去、跳躍可能、エネルギー充填中…]
計算さえしっかりすれば地上でもフォールドができる点が、フォールドシステムの売りである。
だが第三世代へのフォールドシステムの更新が間に合わず、
2014年バージョンの為、跳躍可能距離が500光年単位までなのと、時間軸のズレが1:10ででる。
[充填率100%…フォールドシステム作動]
艦のフォールドシステムからエネルギー空間が周囲へと広がる。
[フォールド空間固定…フォールドイン]
エネルギー空間が艦全体を包み込んだところて、広がりはとまり…
瞬間フォールド空間へと入れ代わる。
艦内時間10秒にも満たずに、通常空間へとヤマトは復帰する。
途端にエネルギー空間が収縮…システム内部にて消滅する。
[デフォールド…目標ポイントずれなし…土星近海]
艦外窓には土星が見えていた…
[これよりタイタンの衛星軌道へ進入]
土星の衛星タイタン…
分厚い大気圏に阻まれ、
またも大気圏外からの大出力レーザーを撃ち込ませられずにBETAの天下をゆるしていた。
「火星とここタイタンを下せば…
冥王星圏内はとりあえずの目処がたつのにな…」
[とはいっても2億を越えてる個体数がいるこのタイタンに、降下するつもり?]
「したくはないなぁ…」
BETAが完全占拠している星は、個体数が星サイズによるが億を越えてて、
10億近くに到達する場合もある。
火星等が代表的であろう…
そんな星に降下で安全地帯となる拠点を構築するのは、
困難を極める死闘になるのは十分予測される事であり…
なので、対抗生物となるかもで、実験的にGゴキ兵器がまた投入とされる。
[タイタン衛星軌道到達、内火艇発進]
火星軌道から移動中に再び落着ユニットを搭載した内火艇が、
下部ハッチからタイタンのハイヴに向けて発進した。
タイタンは約5千キロ、8つのハイヴを構築していて、
実に個体数5億の数をこたえていた。
内火艇は濃い大気圏に突入し、ハイヴ近辺にくると、
搭載している落着ユニットを投下した。
落着ユニットは全基軟着陸に成功し、カプセルを切断作業にはいった。
異物を観察しにきたBETA、この星では初遭遇の為情報が行き渡ってないのだろう…
資源として回収しようと…
カプセルから飛び出たゴキブリが襲い掛かる。
この星でも黒い悪魔は襲い掛かった。
[落着ユニット全基投入成功]
「火星の情報伝わってないからカプセル自体が、襲われすらしなかったな…」
[火星では過去に度々人類が送ってたからね〜]
「まぁ指揮系統が惑星内部とまり…って事の証明だろうな…」
[だね]
[監視体制を衛星に引き続き、土星軌道圏内から離脱]
試験航海は、メインイベントを迎える。
「さて、亜光速へか…」
恒星間において、最大光速の30%で襲撃してくる、
突貫級を迎撃できるようにしなければならない…
「メインエンジン最大加速」
[10G…100G…1000…2000…00…1000…1200…1400…1600…1800…2000G最大加速]
ヤマトの巨体が亜光速度目指し最大加速にはいる。
本来なら艦内部に2000Gという凄まじい重圧がかかるが…
ヤマト搭載の加重力拡散装置により、
艦の推進減速作用による前後の動きについてはかなりの低減ができ、Gが艦内にかからずにいた。
銀河鉄道も加速は10万Gを越えていて同様なシステムを搭載している。
1時間後には光速の23%に到達…まだまだ加速できるが…
[テスト終了、減速開始]
流石にこれ以上加速しつづけると、減速に時間がかかる為、
テスト終了し減速にはいる。
「本来なら…1日と2時間24分か?ずれは…」
[シールドなしだとかなりあるよね]
恒星間航海船であるヤマトは、光の速さを越す銀河鉄道と同様の空間シールドに包まれ、
時間のズレを回避できるシステムを搭載している。
その為、時間のズレなく巡航速が光速の99%になる。
また空間シールドの恩恵で光速を突破も可能であった。
先に銀河鉄道をコピーしたからこそ、優秀な銀河鉄道システムを搭載できたといえよう。
[引き続き、最終目標地点、バーナード星系への中距離フォールドへ移行]
今回はついでに地上探索もかねてのワープになる。
(ん?フォールド?)
「あれ?ワープじゃなく?」
[進路上にカイパーベルト群が20日にわたり存在。
安全の為フォールドに切替]
「あ、了解」
空間探索がキャーティア技術で10光年にわたり可能でも、
タイミングがシビアになりすぎるので、
フォールドに切替たようだった。
因みに約5.9光年離れているバーナード星系は、空間探索により戦闘用は探知されず、
恒星に6つの惑星からなっているのを確認できていた。
[目標座標バーナード星系近海]
今回は地上のBETA侵攻状況の確認をかねて直接星系内部に、デフォールドする。
[フォールド時間、艦内部経過時間1時間24分59秒。
艦外時間14時間9分36秒]
ゼントラーディ技術では、10光年で1日経過するフォールド…
[エネルギー充填率100%…フォールドシステム作動します。
……フォールド空間固定…フォールドイン]
バーナード星系へと超空間転移にはいる。
……
カオル報告
始めて人類?が太陽系外へと進出します
ヤマト試験航海中
……
寸劇風後書き
ナギ少尉「とうとう太陽系外へもいくのね…」
作者「まぁ…話の流れ的にいってそうだなぁ…
資源搾原地を求めてでもあるね」
ナギ少尉「で、ケンタウルスアルファでなく、バーナード星系?」
作者「ケンタウルスアルファは……
どうしようかなぁと考えたんだけど…なんか複雑化してるので、
惑星なし恒星系として、異世界軍には認知ずみなので探査対象外としました。
なのでこの後も中継局ででるかもですが…」
ナギ少尉「うんうん」
作者「バーナード星系は、リアルでは惑星がある根拠が無し…といわれてます。
ですがULでのエンディングがあるいじょう…惑星は存在すると設定しました。
なので惑星内部の探査対象となってます」
ナギ少尉「ほうほう…で?」
作者「詳しくは次回に…」
ナギ少尉「まぁ次回突っ込みお楽しみって事ね…
あとヤマトの設定突っ込まれそうだけど?」
作者「まぁ…本文とおり艦載機やら、なにやらでとてもじゃないですが、地上艦と同様にはいきません。
設定の矛盾はヤマト原作者も認めてるので、そういった事にしました」
ナギ少尉「263mや293mだとね…」
作者「あとGについては…1G加速で1年でやっと光速近くに到達と考えると…
とてもでなくイスカンダルへ到達できません。
ワープにたよりっきりになるでしょう…
なのでそういった艦全体的に加減速Gを、
キャンセルする装置が詰まれているとおもって下さい。
銀河鉄道も同様です」
ナギ少尉「さて作者の苦しい言い訳は個々までで…
次回、バーナード星系へ…お楽しみにぃ」
H24年11月改稿
H25年12月再改稿
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