第206話『銀河英雄伝説編5 アムリッア星域会戦、及び帰還 20020401』


暴動や飢饉がおきなかったのは、命令に抵抗し拡大解釈で侵攻に遅延し、食糧を投下した、
第五、第十、第十ニ、第十三艦隊占領下の約2900万の居住する惑星だけであった。


フォーク准将の命令通り拡大してった、
第三、第七、第八、第九艦隊が担当していて、
救援許可がおりた惑星総住民約1億2050万人の人口が、
現在確認できる生存者は約1200万人…
凄惨さは想像できるだろう…

また侵攻を最後まて受けなく、同盟軍勢力下を突っ切る必要があった惑星の合計約1億人いた住民は…生存者数は0に…
更に未だにアムリッア星系付近の惑星にはケスラー艦隊の進入は許可されてない。
その中にはクラインゲルト伯爵領惑星クラインゲルトもある。

臣民に多大な被害を出し舞台はアムリッツアへと…

……

アムリッツァ星系ではペレグリン級がスタンバっている。
各担当エリアにちった分裂体の回収も各ペレグリン級が担当していた。

そしてアムリッツァ星系にルーロスが出現し…

……

同年10月14日

侵攻作戦は、害悪のフォーク准将が補給船団襲撃後ビュコック提督の質議に堪えられず倒れ、
ロボス総司令が昼寝で敵が来るまで起こすなと厳命されていた為に軍全体に撤退命令が出されず、
多大な被害を出していた。

害悪が倒れた理由が転換性ヒステリーによる神経性盲目。
我が儘一杯に育った幼児に時としてみられる症状で、
治療法としたら逆らわない事だけであった…
つまり自称天才の完璧なる大作戦に逆らわない事…
その為に被害が拡大し…

また特に昼寝をしていたロボス総司令の引責はイゼルローン要塞に退却だとほぼ免れなく、
年金及び退職金獲得の為に逆転勝利をとイゼルローン要塞へ向け撤退中の各艦隊にアムリッアへの集結を命じた。


アムリッツアに集結できたのが、同盟軍では第五、第八、第十三艦隊、
及び第九艦隊代行モートン少将、第十艦隊代行アッテンボロー大佐、
その他に第三、第七の分遣艦隊であり、
戦闘に耐えられない船を含めて戦闘艦は約5万4千隻あまりであった。

支援艦はイゼルローンに帰還できた艦船数は4万2千隻程、
完全撤退できた支援艦は第五、第十、第十三艦隊のみであり、
戦闘艦隊が全滅した第十二は、比較的多かったものの、
第八、第九は5割以下の帰還艦数となっている。
地上暴動で引きずり出され初動遅れた第三、第七にいたっては…全隻未帰還になっていた。

合計帰還非戦闘人員は約750万人程…既にこの時点で約1700万人程が戦死、行方不明または捕虜となっていた。

艦隊司令官は侵攻前の時には8名いたのが3名…その他1名重傷で他の4名は消息不明。


同盟軍艦隊は、イゼルローン要塞からの輸送船団からの物資補給をうけ、食料事情はわずかながら好転、
ミサイルや反応炉エネルギーが補給され撤退時に使用した分は全快する。

戦力再編し、戦闘可能艦は約5万隻程。
負傷者等また戦闘に耐えられない艦は輸送船団とともにイゼルローン要塞へ後送される。

輸送船団で運ばれてきたのはエネルギーだけでない。
4000万もの核融合機雷も運ばれてきて、
艦隊後方にあたる宙域に機雷を敷設。

これにより突破されなければの条件にはなるが、
後方をさらす事はなくなり、まだ優位にたてる条件がのこされていた。

そして、布陣が終わり待ち構えてると…

アムリッツアに集結している同盟艦隊の前に…帝国艦隊約7万が姿を現してきた。

……

第十三艦隊が核融合弾による人工的に誘発したプロミネンスにのり、猛然と襲い掛かる。

帝国艦隊はその強襲に戦線を後退させる。第十三艦隊は深追いせず…

別方向から新たに増援の黒色槍騎兵が襲い掛かってくる。

第十三艦隊は激しい砲撃により側面から食い破られる事なく、いなすことができた。

すると黒色槍騎兵のの正面には第八艦隊の側面…
猛然と目標をかえ襲い掛かる。


−第八艦隊旗艦クリシュナ−

「機関部被弾!!軌道レベルを確保できません!」

「ここまでか…総員退艦せよ」

「閣下!」

「わたしは良い…」

「閣下…長い間ありがとうござした」
敬礼し…

「総員退艦!!」

しばらくすると機関が完全に停止し、
恒星アムリッツアの重力に引かれ落下する戦艦クリシュナ…

「ふっ…まるでこれからの同盟のようだな」

「その通りですね」

「総員退艦命令だしたはず…貴官は誰だ?」

「いえ、手をかして欲しいので…」

虚数空間に拉致して…分裂体は、クリシュナから離脱する。

……

黒色槍騎兵は第八艦隊を分断させ、突き抜けると…
再び第十三艦隊へ襲い掛からんと旋回し始めた。

そこに第十三艦隊の猛火が襲い掛かる。
第八艦隊の生き残りも、息をふきかえしたように猛火を浴びさせる。

黒色槍騎兵は第十三艦隊の砲撃を受け散々に数を減らしながら、
第八残存艦隊の攻撃を受けてて…

帝国本隊からの攻撃からなければ壊滅しただろうが、
何とか本隊に逃げ込む事ができた。

同じ頃、第八艦隊所属の戦艦ユリシーズでは、
廃水処理システム被弾の為に、艦内にウンコが流れだしていた。

第十三艦隊は第八残存艦隊とともに第五艦隊へと向かうと…
戦線の再構築をし、負けない戦いに徹していた。
アッテンボロー指揮の第十残存やモートン少将の第九残存も、
所々で帝国艦隊を圧倒していた。

乱戦にありながら、帝国は全面攻勢の機会を…
同盟は撤退の機会を探っているような状態にうつっていた。

「そろそろかな?」
ルーロス艦内で戦況をみてると、
帝国軍の別動隊が、戦場を迂回し機雷源をめざしているのが確認できてた。

別動隊3万、キルヒアイス艦隊から小型物質の反応がでた。

核融合機雷が敷設されてた宙域にその小型物質が近づき…
ゼッフル粒子を充満させて、そこにビームが打ち込まれ…

「た〜まや〜」

文字通り爆炎の道と化した。

一瞬で燃え上がり、後にはなにもなくなり、
キルヒアイス艦隊の軍勢が通れる道ができた。
10月15日23時戦況は完全に帝国側へと傾いた。


同盟軍は急速移動によりかろうじて挟撃を回避したものの、
機雷源の内側に新たに3万隻が加わり、巨大な包囲網を形作りつつの状態におちいる。
約10万の艦隊に及ぶ追撃戦であった。


これを受け、全面撤退を決定…
第十三艦隊を殿として残存艦隊は撤退していく…

撤退に対して第十三艦隊は密集陣で正確な攻撃で追撃を退けつつあるが、
それにともない第十三艦隊にたいして更に巨大な包囲網を形成しつつあった。

第十三艦隊は後退しつつ敵艦隊の先頭に砲撃を加えて、
それ以外の同盟艦隊は離脱でき次第に次々とワープに入ってた。

そして巨大な包囲網の中のもっとも薄い部分、
黒色槍騎兵に第十三艦隊は強襲をしかけ、突破し包囲網から離脱した。

帝国艦隊は旋回して追撃しても届かなく
追撃はなかった。

……

帝国領土進行作戦同盟側参加数、
従軍艦数約20万、帰還約6万9千隻。
従軍人員約3000万人、帰還約1000万人。

導入された戦闘艦艇では約12万の内、要塞駐留半個艦隊のロボス艦隊含んで帰還できたのが2万4千隻、
アムリッツア会戦で参加した艦船で帰還は実に…1万8千隻しかない。

支援艦と合計で実に13万4千隻がこの一連の作戦で、
同盟領に帰還する事が叶わなくなった…

膨大な艦船、人員を失った同盟は、
著しく戦力を低下してく…

……

(まずは後始末だな…)

各地にちったペレグリン級を回収しに会合地点を決め、ワープインをする。

ペレグリン級はステルスはキャーティア準拠とはいえ、超空間航法は取得したばっかりの2059フォールドで、
惑星近くではフォールド空間に突入する際の波紋が観測できるが為、
帝国軍が戻ったあとは各惑星から1000万kmは距離をとらないと、
観測に引っかかるおそれもある。

それに…
(まだ〜)(あ〜あ〜テス、ワンツー)
(へいへいまってろよ)

まだペレグリン級に合流できてない分裂体もいて回収にまわらなければならない。
「じゃルーロス、急いでな」

「了解でち!」

分裂体とすべて合流。1000光年をジャンプしまくり、ペレグリン級も回収。
(あと未回収いないよな?)
反応がない…

「じゃ適当な星で」

「了解でち」

惑星に降り立ちルーロスを入れ世界扉を開き…

……

同盟軍がアムリッアから完全撤退し残敵掃討後に、やっとアムリッア周辺の惑星に進入許可がおりた。

クラインゲルト伯領へとケスラー艦隊旗艦以下5隻で惑星へと降下していく。

クラインゲルト伯領の惑星クラインゲルトは、
アムリッアよりもイゼルローン側に近い有人惑星の為に、
1番始めに同盟軍に占領された惑星であった。

「二酸化炭素濃度が高いです。
野外救助には装甲服を着用してください」

「人の生存は…?」

「激しい運動しなければ生存の可能性はあります」

「そうか…救助チームは装甲服着用!」

帝国軍艦船には宇宙服は、
船外作業用の色々修繕部品やスラスターのついたごてごてしかのしかなく、
あとはパイロットスーツと白兵戦用の擲弾兵装甲服だけだ。

たとえ真空吸い出され対策等で着ていても被弾時に一瞬で蒸発する為、
なら素手の方が作業しやすい理由であった。
またたとえ宇宙服着用で生存したとしても、
1個艦隊で6桁を超える火線の中で、戦艦主砲が傍を通っただけで灼熱が宇宙服に伝わる。
50m以内なら…煉獄の苦しみを受けずに死ね、それ以上なら全身火傷で苦しみながら死ぬ。

ならば潔く…な理由である。

装甲服着用し、着艇艦艇から救助部隊が、装甲車両にのり生存者を探しにちらばる。

ケスラー提督も艦を任せ装甲車で伯爵家のあるオアシスへと向かう。

みえる範囲内に草木はまだ見えてない…
緑豊かだったクラインゲルト領の様子が赤土が見える様になっており、
前の景色を知っている兵士の顔つきは険しいものになっていた…

オアシスへと到着すると…
路上には人らしき死骸がいたるところに散乱している惨状だ。

「酷い…」

人らしきというのは五体満足なのがない。
胴体から四肢はもがれ…
至るところに食いちぎられ、血をすすった跡が見える。

回収時に帝国軍は同盟軍の負担を増やす為に真水精製プラントを破壊した。
オアシスといっても真水精製プラントを中心としている村で、
プラントは地下深くから汲み上げており、
水もなく血をすすって渇きをいやしたのだろう…
水がなければ大の大人でも7日も持たない。

「生存者を一人でも探すぞ!」

……

ケスラー提督は装甲車で伯爵邸につき、
その美しかった邸宅は見るも無惨な姿を目のあたりにしていた。
ドアは壊され中に自由に入れる状態であった。

邸宅内部へと…

ピチャピチャ…
音がする。ケスラーは音のする方向へと歩みをすすめる。

ジュルジュルピチャピチャ…

段々と音が大きくなってく…

どうやらリビングの中から音が聞こえる。
反開きのドアを開けると…


「う、うぉぉぉぉ!」
持っていた斧でかじりすすりついていた男を一刀両断してしまう。

「フィーア!フィーアァァァ!!」

男がすすっていたのはフィーアの面影がするものであった…

『提督…こちらゼム・オアシス生存者発見できません』

『提督…こちら―』

フィーアだったものを抱え込み、嘆き悲しんでいるケスラー提督への報告が入るが答えられる状態ではなく…
クラインゲルト領最後の生存者はたった今、殺された。


クラインゲルト領は第9艦隊担当で、食料及び水の提供が停止し、
惑星進入許可がおりるまで実に12日間かかっていた。
その間雨も降らず…

……

==AL4の世界、横浜基地B55ハンガー==

2002年4月1日
[マスターお帰りなさい]

「ただいま。で、甲2号はどうなった?」

[まだ上位存在化してないね]

「ん…?」

[予測ラインが前のあ号が発してた熱量の数値ラインなんだけど、
それを越えちゃって…まだまだ上昇中…なんだけど]

「ん〜〜となるとまだ攻略作戦は…」

[待機状態。いつでも発動はできるよ]

「ん。したら…まずは救助した人達からだな」

[え?他にも報告事あるけど…]

「先に救助した人処理しないと…沢山だし」

[マスター何人ほど?]

「ん〜1億7千いってるかな?」

[え?]
11号が動きとめた。

「どうした?」

[マスター……1億7000万?]

「多分」

[え〜…なんとか足りるね…]

「結構ギリギリ?」

[うん。…ムーンイースト、ウエストの未完成部分があるから、コロニーの昨日できた部分あわせてやっとになるね…」

ムーンイースト、
元ムーンハイヴ3と名づけられたフェイズ7規模の跡地を利用した、
月面農業主体ドームだ。
コロニーレーザーでハイヴの主縦坑が拡張したおかげで、
よい巨大農業プラントとして稼動出来そうだった。

ムーンウエストはムーンハイヴ2跡地に作られ、工業プラントとして稼動予定だった。

「あちゃ…」

[マスター大規模救助の時は事前にはなしてくれないと…]

「ごめんごめん」

[で…救助カプセル状態?]

「大半が出てるかな…」

[了解、ただしばらくは別のが完成まで余裕なくなるから…]

「次回、多分1000万あたり…」

[利用しているコロニーに分散なら問題ないけど?]

「…新しいの完成はいつ頃?」

新しいコロニー完成を聞いてみると…

[4月中旬に都市型と新農業系が各1、4月末に農業系が1だね]

「バーナードは来年だからなぁ…まぁ先にいってくるわ」

−まくしみりあん2−

新農業系住居コロニー。
本来農業系は耕作地、放牧地に用地がとられ、住める場所から人口がそれ程賄えないが、

まくしみりあん2はマクロス技術を取り入れ、耕作地、牧農地の拡大を狙い実現にこぎつけた。

「ほう…これはこれは…珍しいのぅ」

「あの建物が農業を行う施設なんですか…」

「はい、それで…」

早々保護をうけた48惑星の住民1億人の各代表者と話していた。

初期に自主的に移住決めていただけあり、さほど混乱はなくスムーズにいっている。
後は各コロニーへと移住する形だろう。

(こっちはそれ程問題なさそうだな…)

早めにコバッタ達に運営任せられそうに感じた。


−べがす3−

自立型都市コロニー…
まだ移住されてないので、
べがす3と命名され、異世界軍の管轄下になっていた。

コロニーの広場にシェルターをだす。

自由惑星同盟の戦死者になる筈だった約800万人にも及ぶ人員だ。

アスターテ会戦で約50万、アムリッツア前哨戦で約550万、アムリッツア会戦で約200万の軍人、軍属を救助した。
アムリッツァ前哨戦辺りからの大半がまだカプセル状態に入っている段階で、
徐々に出てくるだろう。

空母は比較的美味しかった。多数の整備士、パイロットと共にのりこみ、
戦艦以上の人員がアムリッツアの宙等に消えていったのである。

流石にパイロットには…殆どいないが、
若い女性整備士が沢山いた。
その次に美味しかったのはやはり戦艦だろう。

「パストーレ!!」
「ムーア!貴様無事だったか」

勿論戦火に消えた人も救出したが…
自由惑星同盟軍所属の人々は、まずは民間で、改めて希望し試験に合格したら…
またはスカウトで…の形で軍所属にする予定で考えている。
なのでこの二人がまた提督になる事はないだろう。


−ムーンイースト−

「うわぁぁぁぁ〜ん」

「あなた…何処にいますか?」

「まいやぁ〜何処だぁ?」

「うううう…」

ムーンイーストでは…阿鼻叫喚まではいかないが、
家族を探したり等で混乱をしている最中だ。

帝国軍進行作戦で第三、第七、第八、第九艦隊占領下にあった合計76惑星の住民、
暴動の混乱の最中で救助した人達…約6000万人である。

隣人に襲われたり、
同盟軍と戦ってたり、帰らぬ夫、息子をまってたり…
等で家族の安否?等を確認の為混乱をしているのは仕方ない事でもある。
まだカプセル状態の人々もいる為更に混乱に滑車がかかっていた。

とりあえず安否確認取れた人々からウエスト、イーストの各希望地に住んでもらい、自立…
主に食糧を生産し生活資金をえる形にはなるだろう。

〜ある救助された少女A〜

あの日は最悪だった…
食料がないって押し問答の上でパパが銃でうたれて殺されたの…
家に入ってきた暴漢達にママが犯され、私のバージンも隣で奪われた…
「やめて!娘だけは助けて!」

と言ってたから、ママは殴られて…そのうち動かなくなったの…

いつこの地獄が終わるのか…と思ってたら…

いきなり変な空間に…
暴漢はいなくなるし…

とおもったら今度はどっかの船の中よ?

コロコロと場面が変わって混乱したけどね…
いきなり裸のままほうり出されても叫ぶ気力もなかった…
動くこともできなかった…

私の身体は乱暴にされて既にボロボロになってたし…

その男性の人は私をカプセルの中にいれて…
とりあえず記憶はここまでね。

その後が、またまた知らない部屋の中、
そこで私の身体についてカプセル君?から説明されたわ…

初めてなのに受精したらしいんだけど、
望まないだろうで処理をした、洗浄して膜を再生したって…

何十人もの暴漢に出されてたからね…
痛みは既に感じなかったわ。
身体の組織再生したって…

そういえばそうね?確かに痛みも全くないわ。

それから洋服が用意されてて、暖かい食事も出してくれて…

お腹すいてたから食べはじめたの…
食べてたら…パパ、ママ…と寂しく泣いちゃった…

4日位たったら、
「皆さん出てきて下さい」
と言われて出てきたけど…いきなりここで生活しろって話だけど…

私、まだ大人でないのにどう生活すればいいの?

どうすればいいの?誰か教えて?

〜ある救助された少女A Side end〜


〜とある救助された一家〜

私達家族が救助されたのは幸運だったかもしれない…

お隣りの家ではまさに猟奇的に暴徒が押し寄せていて、
暴徒から逃げる為に娘二人、息子、妻共々家を抜け出し、
山にはまだヨモギがある筈だと、一家そろって山へと逃げていく途中…

崖で次女が足を踏み外し、妻共々崖下に転落…
息子が後を追って…

次の瞬間…変な空間に長女と一緒に…

更に次には何と、落下したはずの妻や次女、息子と一緒に、どっかの家の中に…

天国かとおもったね…
外には出れないし…

美味しそうな匂いがしたつられて、オーディンに感謝して頂きました。

それからは驚きの連続です。

時間になれば何処となく食事がいきなり出現するし、
息子が場所覚えてイタズラで寝そべってると、その横に出現するし、
清潔な洋服が用意されてるし…

数々の奇跡にオーディンに感謝しました。

それから暫くたつとと、私達のように救助された人達がいっぱいいる事がわかりました。

そして新しい生活の地が用意されてる事も…

工業ぷらんと?というのですか?
そこで労働したいと思い、新天地へ行かせてもらいます。


〜とある救助された一家Side end〜


……




寸劇風後書き

ナギ大尉「もの凄い死者の数ね…」

作者「だよね…帝国側が民間人が主に約2億強と…」

ナギ大尉「でもそんな数に本当になったの?」

作者「ん…正確な記述はないんだよね。
けど、フォークや傀儡ロボスはドンドンイケイケ命令をだしていた。
それに抵抗できるのは4提督位しかいないかな…からね」

ナギ大尉「まさにフォーク一人の為にここまで犠牲者が多くなったのね…」

作者「あとは傀儡ロボスかな…
アスターテ前に既に健忘症になってる可能性があるからなぁ…」

ナギ大尉「で、フィーアさんは?」

作者「それは勿論…次回引き続き銀河英雄伝説の処理、お楽しみに」

H26年1月再改稿



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