第213話『スターゲイト編3 オニール将軍からランドリー将軍へ…』
さて、前話の終わりまでに取得前あたりまで、13日かかっていたが…
その頃Muv-Luv世界の地球では……
ポバール及びマンダレーを陥落させ、インド亜大陸と、
東南アジア地方の安全確保に追われていた。
またソ連方面はブラゴエスチェンスクハイヴの攻略に成功、
補給修理等の為一時的停滞、
もうまもなくウランバートルハイヴへの進軍を再開しようとしていた。
ヨーロッパ方面では…下旬に、ブダペストハイヴ攻略に向け準備に入っていた。
リヨン基地でのNATO規格の武器弾薬の供給が開始され、
兵站補充面が良化してきた。
そして、異世界軍は更にアンバールハイヴ攻略を目標とし、体制を整えていた。
アンバールを陥落させれば、
ヨーロッパ方面へのカシュガル要塞からの援軍が可能になる。
この時点で地球上の残りハイヴは11…
その内一桁になるのは見えていた。
地球上は…急速に勢力圏が変わりつつあった。
シェリル様の1stコンサートが、
宙間に浮かぶコンサート艦で4月20日に開催した。
チケットは完売、満員御礼の最大級の20万人の入場者、
またグッズだけを求める人などで、
コンサート艦は開演までに、当日来訪者数が延べ253万人を数えていた。
臨時増発に次ぐ増発で、
宙間便が全て異世界軍管轄の元、ヤドカリ達が運行していたが、
人であった場合…事故を起こしかねない程の交通量でもあった。
1部講演のセットリスト15曲、アンコール3曲計18曲の大熱唱。
「久々に進行通り歌えたわね」
と、かなり満足げに付きコバッタに話かけていた。
マクロスフロンティアに来てからは、コンサートの度に問題が起こっていた。
来訪コンはバジュラ襲来で途中中止、
サヨナラコンは帰る所が無くなるという事態の中…
そういった心配もなく、更には追加コンサートの開催も決定。
今度は地球地表にコンサート艦を持ってきての開催まで決定していて、
シェリル様の気分は上々、満足げに歌えたはずだった…
−アメリカ国家戦略作戦本部−
「諸君、地球からハイヴが消滅した後についてだが…」
「単純に35億人分の空白地域ができています。
特にEU、ソ連、元中国本土領域においてかなりの地域が…です」
スクリーンに映だされていた。
「これらの大地は荒廃している状態です。
当該国政府や国民は整備された土地、スペースコロニー等に避難状態となってますが、
調査した結果元の土地に戻りたいものの、最低限インフラが整わないと…との調査結果がでてます。
東南アジア緒国に関しては、スペースコロニーの方に定住したいともでてます」
「異世界軍は地上は元の環境にできるだけ戻したい、
と宣言はしてます。ただ…」
「水資源、後…山だな」
「はい。帝国の復興はたやすいものの、
ユーラシア・アジア大陸に関しては絶望的なもので…」
「港湾部は復興が早そうだが内陸部だな…」
「はい」
「次回総会に復興時の元の土地債権放棄等を絡ました提案をしよう。
ポーランド等は下手に返されても国として立ち行かない状態だろうし、
喜んでのってくるだろう」
「その後に我が国の資本投入し、衛星国をたてるもよし、
それとも領土としてもよし…
最悪でも社会主義でなければ良いだろうな」
「異世界軍に関しては、手出ししてこちらの持ち駒が低減するよりかも、
彼らが太陽系外に戦力を向けた後の、あと窯につとめるべきです」
「忌ま忌ましいBETAと違い、宇宙用BETA様々だな」
「それよりBETA大戦前の負の遺産を片付けるようにすべきかと…」
「情報部からは、まだ兆候のみなのですが各地において、
反政府運動が活性化している兆候があります。
特に南米諸国においてですが…」
一方ソ連は…
前線がかなり前に移動し、祖国奪回の夢が叶う為と、ハイヴ攻略作戦と、
軍司令部の前線近くへの引っ越し作業でこの後の展開会議等開く間もなかった…
……
世界扉経由でMuv-Luv世界経由で、スターゲイト地球に戻ってきたカオル、
ついでに予定日が20日といってたが大幅に後になる…のも伝えていた。
今のところ地上ではカオル居なくとも十分に回せる状態となっていた…
……
SG-1は地球に帰還し、人員が変わりつつあった。
SGCを7年勤めあげたハモンド将軍の後任として、
SGCの司令官に就任していたエリザベス・ウィーアー博士だが、
IOAや南極関係各国の話合いの結果、
南極合同調査団が結成され調査団の責任者として引き抜かれた。
空白になった司令官の地位にハモンド将軍はもどせなく…
将軍はホームワールドセキュリティ…SGCはSG任務に専念してもらう、要はアメリカに過剰に集まっていた権限縮小し、
それをが請け負う為の国際的上位機関の司令官にハモンド将軍が就任したからだ。
空白となった地位にSGの実動部隊隊長を7年間勤めあげたオニール大佐を准将として昇進させ、
SGC司令官として就任させた。
本人は7年間かなくなに将官昇進を拒んで実動部隊隊長として動く事を望んでいたが、
反スターゲイト計画的な人物を送り込まれるよりかは…で司令官就任を受諾した形だ。
SG-1隊長のポストが空くが、まだ未練があり隊長未就任のままで、
アヌビスの生存が判明して一騒動おき、やっと司令官としてなれた頃…
カオルは単身アメリカから南極大陸目指して大気圏外から移動し、降下してく。
目指す目的地はエンシェント砦。
稼動前のドローンを取得ねらっていた。
オニール大佐が冷凍状態になる前に、
南極にあったエンシェントの兵器を利用し、アヌビスの大艦隊を撃退していた。
前話の惑星オーリラに関わる前あたりの出来事だ。
その兵器がドローンと名付けられた。
因みに…宇宙人の事は国際協力の必然性ありで、早い段階でロシア、そして常任理事国、
そして南極大戦後に各国政府との会談で政府には認識しているが、一般人に関しては伏せられている段階だ。
(天気は快晴っと)
南極にクリスタルドーム状の施設が見えてきた…
エンシェント砦と名づけられた施設だ。
ドームに接触、地下へと幻影をかけおりてく。
(大分発掘すすんでるな)
取得してくと…
制御席にロドニーが座らされ…起動し、
ドローンが暴れ回り始めた。
「何が起こってるの?」
エンシェントの血を引いてるか一人一人チェックの為座らされてたが…
いきなり起動し制御方法もわからない状態で…
つまり兵器であるドローンが無制御で穴を伝って外へと飛び出してく。
「おい!!何があった?」
「いや…ただ単に判別の為にロドニーに座らせたら」
「マッケイ!将軍のヘリにドローンが!」
「オニールが!?早く止めてくれ」
「と、止めかた?…わからないですよ。そうだ椅子から離れれば」
「駄目だ!それで制御離れて攻撃やめるとは思えない」
「え?」
「何とか制御してくれ」
「う…うん……でもどうすれば?」
「そ、それはこっちが聞きたいよ」
「無理です変わって下さい」
「今この場所でロドニー、君だけしか反応しない責任重大だ」
「マッケイ博士……」
ウィーアー博士が駆け寄ってきて助言する。
集中するロドニー…
「とまったと思う」
通信兵が駆け寄ってきて、
ドローンの活動停止確認し、オニール将軍が再び砦に向かい始め後7分で到達すると伝え…
しばらくするとオニール将軍が無事につき、
砦の見学してたヘリのパイロットのシェパード少佐が、
反応しないだろうと気軽に制御席に座ると…
これまでにない反応を示す。
「わぉ…信じられない…そのままウィーアー博士!!」
オニールやらダニエルやらが制御席に…
「何が?」
「どうさわった?」
「えっと座っただけで…」
「イメージ、星を投影できる?」
空中に星図が出現する…
「…地球はどれ?」
「間違いない…」
シェパード少佐の価値があがった瞬間であった…
(よし…取得おわりっと)
騒然としている狭い砦の外にでて…
……
南極調査団がほぼアトランティス探検隊となり、カオルが時系列飛ばしている間に旅だっていく…
あまりにも長距離の為に巨大な出力を発するエンシェントのエネルギータンクといえるZPMが必要であり、
片道切符の探検隊が旅だっていった。
帰りは向こう側でZPMを見つけるしかない。
アトランティスは、プロメテウスのハイパードライブでも1ヶ月以上はかかる300万光年彼方のペガサス銀河に存在してたからだ。
しかも場所は銀河内のどっかとしかわからない。
更に例えプロメテウスがいったとしても、東京ネズミーワールドの中から黒い砂1粒を見つけるようなもんであり、
見つけるのは不可能なもんであった。
また繋げるのにかなりの容量が必要でありZPMの残り残量から1チャンスのみ。
以後の増援はできない。
だが繋げれば維持にはさほど要らなく、最大38分のリミッター中に探検隊は旅だっていった。
……
SGC基地の楔に戻ったカオル。
(さて問題はだ…)
どうカーター少佐と共にダニエル・ジャクソン号に転送されるかの話だ。
前回転送の際には体積分のツールBOXに同化していた。
そして次回接触する際にあたり転送されるのは人自身と、
特定できないものだけ…
世界扉をダニエル・ジャクソン号に開こうとしたがサイズ不足だった為に開かず…
解決ついてない問題だ。
(ん〜…)
つまりカーター自身に取り付くしかない…
だが生体である人体に体積ごと同化するなんてはできない。
つまりだ…カーターが身につけている衣類に同化する手段しかない。
またスターゲイトを潜る際にも同様の問題が発生する。
何が潜ったか監視をしているからだ。
幻影はあくまでも幻影、
潜った時点で余計な一人分の体積が観測されアウトになる。
もちろん人でなく、同化でスライム状に流し込む事は可能だろう。
だがトロトロやってて切られたら…
それこそゲイト情報内に取り残され…
すっ飛ばして、アトランティス探検隊について行かなかった理由の一つでもある。
(さて…どうするか…あっ…)
10日間で分裂体が虚数空間入りする手段はえた。
つまりだ…分裂体で質量をどんどん減らしていけば…
(いけるか?)
ものは試しと備品倉庫内で訓練する。
次々と分裂していき…
そして虚数空間入りする分裂体…
100分裂してくと…軍靴に同化する事は成功した。
(下着は…無理か)
服も無理であり流石にそこまでは不能でだった。
つまりだ…肌の感触を楽しむ事はできない。
100分の1分裂体あたりが限界であり…
もっと訓練すれば可能だろう。
まだとりついてゲイトを潜るにはもう一段階必要だろうが、
とりあえず今回の目的を果たせそうだ…
『予定外のワームホール接続ID信号確認、トクラのジェイコブ元将軍です』
「アイリスを開けろ」
SGC基地にきたジェイコブ、
星系外監視卓に案内されてく。
トクラ技術の援助によるものだ。
トクラ工作員が仕掛けたゴアウルド母船の亜空間探知レシーバーの存在を、
「どうしてこんな良い物を隠していたんです?」
尋ねるオニール。
「評議会が君らを信用していなかった」
「気が変わった理由は?」
「気はかわってない。勝手にもってきた」
「あ〜」
「評議会との関係は今だに微妙でねぇ」
「盗みがしれたらますます拗れそうですな。
こっちはなんだって大歓迎ですよ。武器にレシーバーに銀の食器…」
調整が終わり、モニターに光点が映りはじめる。
「光点が全てゴアウルドの船だ」
「大変な量だなぁ…」
5百近い光点が映っていた。
一隻でもSG計画以前の20世紀終わりの地球だと、武力制圧されていたろう…
「これでも銀河の極一部にすぎん。みてろ」
拡大してある地域を選ぶジェイコブ。
すると…5秒から10秒で光点が点滅し画面からきえた。
「どうなったんです?」
「ビーコンの信号が停止した。船が破壊されたかレプリケーターに乗っ取られたかどちらかだ…
同じ様な戦いが銀河のあらゆる場所で繰り広げられている。多くのゴアウルド領域がレプリケーターの物となった。
この勢いで戦いが進行すれば数週間後にはゴアウルドは全滅する」
「何と言えばいいのか複雑な気持ちになりますね…」
「銀河がゴアウルドの支配から逃れるのは嬉しいが、
よりあつらくな支配者にとって変わられちゃあ…」
『予定外のワームホール接続』
貴族連合襲撃を計画していたティルク達が、
宇宙船をレプリケーターに奪われ、作戦が失敗し帰ってきた。
しかもダニエルをレプリケーターに奪われ…
そしてミーティングルーム…
バール、アヌビスに変わり1番勢力があるゴアウルドだがジャファ反乱兵を許す等、
今までにない軟化な措置で兵力増強をはかっていたが、
レプリケーターに押されていた。
アスガードでやっと対抗できていたのが、
天の川銀河にきてしまい総攻撃をかけてきたのだ。
ジャファにとっては見たこともない物で疫病のように恐れていた。
ただの報告のみとなり、手段がみつからず、オニール将軍は…
「トールに現状をしらせろ。これまで何度あいつのかわいい尻をすくってやった事か…
思い出させてやるといい」
と…会議は終了した。
しばらくして、
オニール将軍の部屋にきたカーター…
過去のカーターの人間型レプリケーターの件について話していた。
前のオーリラでの戦いの後、レプリケーターの指揮官フィフスはカーターを模倣した人間型をつくった。
愛ゆえに…しかし、
レプリカーターは地球に助けを求め、
その際に一緒にカーターと研究した。
だが、それはレプリカーターの策略で、
対抗兵器のディスラプターの無効化に成功、
その上トップのフィフスをその際に消し、見事下剋上を成功させていたのだ。
その際に色々情報を与えてしまった事に責任をカーターが感じていたが、
オニールが私が許可したせいだ。と…そんな中、
シェブロンマンが、
「将軍、トールからのメッセージです。中佐を転送する用意がととの…」
声かけてる最中に、転送されていた。
カーターの靴と共にダニエル・ジャクソン号船内へと…
この方法でないと、船内に出た時点で探知されてしまう。
「久しぶりだなサマンサ・カーター」
「はぁい。トール」
「君の研究報告と人間型レプリケーターの残骸もここに運んである。
一緒にここで調べよう」
危険な手だが細胞を復活させ、リンクを通じて調べるしかない。と結論がでた。
そして、ターミカーターの残していった腕の破片を再生しはじめると…
はぐれメタルみたくどろっとした液体状に変わってく…
「再生処理が完了した。
後はこれと残りのレプリケーターとの亜空間リンクを再構築するだけだ」
「向こうからの指示を受けたらどうするの?」
「そのリスクは覚悟しないと…リンク時間は100万分の1秒に留めておく。
処理に手間はかかるがそれ以上の危険はおかせない」
下手したら船がまた乗っ取られる恐れもある。
その場合…詰んでしまう事になるだろう…
「何がわかったの?」
「今データの処理中だ。
銀河系に展開している全てのレプリケーターの現在地がわかった」
「こんなに沢山」
光点は2千を越えていた…
作業が続き…数時間後、改良が成功し、実地テストを仕掛ける事になる。
「間もなくハイパースペースをでる」
ハイパースペースをでると、
レプリケーターに乗っ取られたハタク級が目の前にいた。
「ディスラプター発射」
トールの船から波動がハタク級をおそう。
「船のシステムが停止した」
カオルは離脱し…ハタク船へと…
レプリケーター増援のハタク級がハイパースペースから出てきて、
トールの船を攻撃してきた。
ディスラプターを放つも暗号が既に変更され、
改造されたハタク級からシールド低下する威力のダメージを与えられ、
たまらずトールの船はハイパースペースに離脱して、
それを追ってレプリケーター船も突入していった。
カオルはそのまま無人となったハタク級に同化。
(…お、ラッキー元支配階級か幹部クラスの船か…)
船内にゴアウルド用の石棺があった。
本来ハタク級は時速の5光年しかでなかった。
だがアポフィス=SG-1の初期の主役級の敵でラーと争っていたが、アップデートに成功し、
時速25光年の速度にまで加速する事ができた。
それらはアポフィスが滅びた事により各ゴアウルド間に情報がながれ、
銀河がより身近になる恩恵を受けていた。
レプリケーターは更に加速できる改造を施した。
連続運転で焼ききれたエンシェントまではいかないが、
時速500光年まで加速する改造等を行っていた。
(この船…この後どうなるんだっけ?)
カオルは同化を進めながら考えてた。
(お持ち帰りしても問題ないか…)
同化を1時間たらずで終えハタク級を虚数空間に入れると、
世界扉を使用し時間軸をわたる。
……
またまた時を世界扉経由でわたり…
情勢が大きく変わった為、飛ばした期間の間も説明しなければわからなくなるので少し解説を…
カオルが世界扉をくぐった後辺りに、惑星ダカラに隠されてたエンシェントの武器を使用し天の川銀河系のレプリケーターは一掃された。
即時対応しかねないのをどうやってだが…
ゴアウルドのバールもレプリケーターに対しては手を焼いていて、協力を申しでたからだ。
そして、バールの技術のスターゲイトの銀河的ハッキングで同時的にスターゲイトを起動、
天の川銀河全体に惑星ダカラに設置されたエンシェント兵器から発する波動を伝え、
レプリケーターがやっと駆逐された。
対レプリケーター戦が終わり、
また長い間天の川銀河はゴアウルド支配がつづいていたが、
バールにレプリにと次々攻められ貴族連合はほぼ崩壊した後で、
バールの上司のエンシェント同格ともいえたアヌビスが天の川銀河もダカラのエンシェント武器をいただきにアヌビス襲撃してくるが、
エンシェントのオーマが相討ちの形でやっと本当に死に、
ゴアウルドの支配が瓦解した。
新たな秩序が生み出されてく…
やっと平和に…
しかし…新たな脅威がまた天の川銀河系に迫ってきた。
通信機か転送装置だろうとして作動させると意識のみが別銀河へとうつったダニエルと女盗賊ヴァーラ…
元ゴアウルドだがトクラのお陰で解放された。
だが性格に難ありでルパン三世の峰不二子並。
過去にプロメテウスを乗っ取り売り払おうとしていた。
今は数年でゴアウルドを倒した噂の地球にゾッコンだ。
そこで新たな敵オーライの存在を知る。
オーライはエンシェントと思考的に袂を別れた存在であり、現世にエンシェント派生技術を惜しみなく伝え影響をおよぼしている。
実は天の川銀河のエンシェント達はオライとの戦いを嫌い、銀河をわたって逃げてきたのだ。
そして天の川銀河の人々の存在をオーライから隠していた。
しかし…ダニエルの行動で天の川銀河の存在に気がついてしまった…
オーライは勢力圏を広めエンシェントを駆逐するべく、
伝導士、プライアをゲイトを通して送りこみ、
天の川銀河へと次々と渡ってきはじめた。
本来オーライの銀河とかなりの距離が離れていて、
ヴァーラが余計な事をしなければ、天の川銀河の存在には気がつかないままだったかも知れないのに…
という情勢になっていた。
因みにSGC人事的にも対ゴアウルドが一段落した時点で、
ハモンド将軍が健康上の理由で勇退し後任にオニール将軍が就任。
新たなSGC司令官にランドリー将軍が就任した。
オニールが中心となっていたSG-1は事実上解散、
各々が方々へと散らばっていく。
新たに新SG-1隊長にはキャロン・ミッチェル中佐が就任した。
キャメロンは2年前の南極大戦のおり負傷し、
見舞いに来たオニール将軍の好きなポストの言質をとって空白だったSG-1の隊長に就任した。
再編成を命じられ落ち込むキャメロンであり…
……
寸劇風後書き
ナギ少尉「なんというか…時が飛びすぎね〜」
作者「まぁ…だね…SG-1中でも10年の時の流れがあるけど、
それをとびとびに取得しにいってるからなぁ…」
ナギ少尉「本当ならもうちょっと長いじゃない?」
作者「…たしかにここまでは単純に5話分を短縮して更に流れもぶち込んでるからなぁ…」
ナギ少尉「で…あそこまでしつこかったレプリケーターが壊滅したと…呆気ないわねぇ」
作者「ある意味機械版のBETAともいえたんだけどね」
ナギ少尉「で、ゴアウルドの後はオーライ…ね」
作者「実際の神そのものとも…いえたからね」
ナギ少尉「例えば?」
作者「えっと…オーライの力を伝導士のプライア達が使って色々するんだけど、
自滅の炎とか、衝撃破とか、個人用シールドとか、
惑星住民が死滅する有毒ガス下で生身で活動とか…」
ナギ少尉「とにかく沢山ね」
作者「ま、伝導士はオーライに使役され…洗脳か…
で、白い別人のようになっているわけだ」
ナギ少尉「さて…次回は?」
作者「次回、新たな敵オーライ…お楽しみにぃ」
H24年11月改稿
H26年2月再改稿
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