「う、うん。わかった。急いで準備してくるから待っててね〜〜〜!!!」



   そうして、慌てて部屋に行き急いで準備を始めた。

   ほとんど準備はできていたので、確認だけでよかったのだが、

   やはり好きな人と一緒に家を出るのか最終チェックに時間を費やし、

   結局彼女が二階から降りてきたのは5分ほど後のことだった。

   この間、雄真はちゃっかり腹ごしらえを済ましていたりする。

   なんとも抜け目のない一時であった。





はぴねす!
〜Magic & Fairy Tale〜
Tale1 バレンタインイヴ
オブジェ前へ




   少し郊外にあるためか車通りも少ない。

   近くに公園や学校があり、数人の子供たちが仲良く駆けながらそこへ向かっていく。

   ちらほらと目に付く通行人もよく見かける近所の人たちだ。

   道で出会っては挨拶を交わし、集まっておしゃべりを始める。

   そんな寒風吹く路地を兄妹二人で並んで歩いていた。



   「うわ〜、今日はずいぶん冷えるんですね〜、兄さん。」


   「ふう、ほんとだ、さみぃ。」



   すももは少し寒そうに良肘を抱える。

   対して雄真はポケットに手を突っ込んで肩をこわばらせていた。

   現在気温は10℃前後。長袖にジャンバーなどを上から羽織っても、少々寒く感じる。

   

   「兄さん、ポケットに手を入れて歩くと危ないですよ?」


   「お前じゃないんだから、何もないところでコケたりしないさ。」



   だらしない兄とその兄を心配する妹の何気なく交わす会話であるが、

   ある一部分の言葉はすももにとって今はどうしても聞きたくない一言であった。



   「きゃ〜〜〜!!!兄さん!!不吉言葉禁止〜〜〜!!!!」



   そう、彼女は今受験生。既に試験は受けていたりするが、

   やはり、合格発表で自分の番号を確認するまでは、

   受験生にとって不吉な言葉など聞かないでおきたいというのが人情というものか。



   「ん?どうかしましたか?兄さん?」


   「あ、いや、べつに・・・・・・。」



   すももは雄真の顔緒を見て何かを感じたのか、訝しげに雄真に声をかけてみた。

   雄真は曖昧に返事をするが、何か悪巧みでも考えついたのか、

   少しにやけた顔をすももへと向けていた。



   「なあ、すもも、地面とか凍ってたらスベるから気をつけろよ。」


   「ええええええっ!!!!?」


   「おっと、鍵落とした。危ねぇ危ねぇ。」



   ここぞとばかりに禁句用語を連発する。

   すももは突然の兄の口撃になんの対処もしていなかったため、図らずとも全 弾命中してしまった。



   「はうわっ!!!・・・・・・き、聞こえない・・・・・・きこえないです〜〜〜〜!!」


   「あははははは」



   もはやいまさら耳をふさいでも意味はないというのに、膝をかがめ、いやいやと首を振っている。

   ちょっと愛らしい小動物に見えなくもない。まあ、かわいい妹はいじめたくなるものだろうか。

   雄真はすももの反応を見て、無邪気に笑っていた。



   「ひぅ・・・・・兄さん、イジワルです。合格発表前なのに・・・・・・」


   「悪い、悪い。そんなにへこむな。」


   「へ、へこみますよ〜。へこむどころか、もしこれで落ちていたらどうするんですか!!」



   かなり理不尽極まりない言い訳ではある。くどいようだが、彼女は受験生だ。

   多少の言い訳は水に流していただきたい。



   「大丈夫だって、俺でも受かったんだ。すももなら余裕で受かってるさ。

    それにな、もう試験は受けちまったんだから、

    落ちたんなら、テストの成績が悪かったって事になるぞ?」


   「はっ!!そうでした!!!これは自信をもたないといけませんね!!」



   たしかに雄真の言うとおりである。

   自分は受かっていると信じたいのか、ぶつぶつと自己暗示を始めたようだ。

   しかし、彼女の次の発言で、雄真は青筋を立てることとなる。



   「それに、兄さんだって受かったんですから、私もうかってるような気がしますね・・・・・・。」


   「ほほおぅ、どの口がそんなこというのかね?すももクン?」


   「ふふふっ・・・・・、先にイジワルした兄さんが悪いんですよ〜。」



   そういって、すももはつかまるもんですかという具合に駆けていった。

   それを追いかける兄。今日もこの通りは平和であった。



   ちなみに、すももが受けた高校は言わずもがな、瑞穂坂学園だ。

   魔法科という特殊学科もあるためか、毎年受験生倍率は2倍以上。

   そのため、のきなみ高い偏差値を求められているのが現状だ。

   成績優秀なすももなら、もっと偏差値の高い学校を受けても十分合格範囲内なのだが、

   家の近所という理由もあって、すももは瑞穂坂を受験した。

   もっとも、兄と同じ学校に通えるという思いは受験理由の

   8割ほどを占めていただろうことは想像に難くない。



   「でもほんとにうかってるといいな♪」


   「そうだな・・・・・・」



   しみじみとしながら、すももは追いついてきた兄と並んで歩いていた。

   しかし、雄真の顔は釈然としていなかった。

   彼自身の秘密のことに関係することである。

   もちろん、受験した高校に妹が受かることは嬉しいことだ。

   だが、もしかしたら、妹に危険が及ぶかもしれない、そう思うと、

   できれば瑞穂坂には受験してほしくなかった、というのが彼の思いでもある。

   実に、矛盾した複雑な心境なのだ。



   「そういえば兄さん。準さんとどこに出かけるんですか?」


   「急に呼び出されてな、

    アイツに付き合わされてチョコレート売り場という戦場に赴くところだ・・・・・・」


   「あ、あはははは・・・・・・そ、そういう用事でしたか・・・・・・」



   兄の曇った表情を察したのか、突然すももが話を変える。

   この時期の女の子の行動力を知っているだけに、すももは乾いた笑いをするほかなかった。



   実はすももは彼の先ほどの顔を何度か目撃していたりする。

   それは決まってすももが瑞穂坂学園のことを話しているときだ。

   兄の表情が何を意味するのか、すももはまだ知らない。

   でも、兄を困らせることをしたくないというのは本音だ。

   悩み事があるならいつでも自分は聞くけれども、

   兄が話すそのときが来るまではすももはじっと待っていることにしたのだ。



   話を変えて、雄真の曇った表情もなくなり、話に花が咲き始める。

   久々に準に付き合わされるせいか、妙に愚痴が多くなっている。



   「はあ、迷惑この上ないぜ。

    せっかくの日曜日なのに、眠ることもできないなんて・・・・・・。」


   「だめですよ兄さん、そんなこといったら・・・・・・。第一、一日中眠るなんて不健康すぎます。

    こっちはむしろグータラな兄さんを連れ出してくれた準さんに感謝ですね。」



   夜中は巡回のため、深夜にこっそり抜け出して、深夜にこっそり帰ってくる。

   そのため、彼はほぼ毎日寝不足の状態だ。

   時々授業も寝てしまうけれども、それでも、がんばって日々を過ごしている。

   そのため、日曜日はどっと疲れが押し寄せてきて、ほぼ丸一日寝ることで潰していることがザラなのだ。



   「まったく、男なのに妙に気合いれやがって・・・・・・」


   「準さん、心はしっかり女の子ですから」



   ふと、雄真はあることに気がついた、たしかに準は心は女の子かもしれない。

   まあ、そこは雄真としては1兆歩ほど譲ったことを置いたとしてだ。

   心は女の子、見た目は男の子、というのなら話はまだわかる。

   しかし、心は女の子、見た目も女の子、この場合

   チョコレート売り場に行けば自分の立場はどうなるか?

   そこに気がついた雄真は突然立ち尽くし、眉間に指を挟んで考える。

   しかし、考えるまでもなく、彼は結論に行き着いたようだ。



   「・・・・・・すもも、おれ、約束すっぽかしていいか?」


   「ど、どうしたんですか?兄さん?突然?」



   突然の兄の態度の変わりように戸惑うすもも。

   兄は約束を必ず守る、そう信じて疑わない妹だ。

   もちろん雄真も、約束したことは必ず守ると師匠に教わったため、

   約束ないがしろにしたことなどほとんどなかった。

   その兄が突然約束をすっぽかしたいという。

   いったい兄に何があったのか、すももは兄の言葉を待つ。



   「いや、考えてみたら、チョコレート売り場に群がるのはどう見ても女の子たちだけだ。

    そこに俺と準を加えてみたら、準は確実に女の子に見えるわけだから、

    衆目に晒されるのは目に見えて俺だけということに思い当たってな。

    そういうわけだから、おれは惰眠を貪ることにする。」


   「だめですよ、兄さん。準さんが待っているんでしょう?」



   必死、とはいえないが、約束を守るよう説得するすもも。

   しかし、雄真も反論する。



   「いったところで結局は準と恋人というシチュエーションだ。

    俺は男としての威厳とプライドを守らねばならん。」


   「兄さん!!約束を破るのはいけないことです!!!」



   しっか、と雄真の服の袖をつかむ。

   端からみた現在のシチュエーションは、別れを告げる彼を

   離れたくないと袖をつかんで引きとめようとするところか。

   古き良き80年代の日本の映画を思わせる。内容はラブシーンとは程遠いが・・・・・・。



   「すまん、すもも、わかってくれ・・・・・・。」


   「はぁ〜・・・・・・わかりました・・・・・・。」


   「さすがすもも、間の悪さを除けば非常によくできた、おれにはもったいないくらいの優秀な妹だ。」


   「間の悪さを除けばって言うのは余計です!!!」


   「すまん、今のは失言だった。

    とにかく、妹の理解をえられた俺は帰って寝るとする。準にヨロシクな。」



   すももは兄の説得をあきらめたように見える。しかし、彼女には最後の手段が残されている。

   いままで数えるほどしかないが、これを使って雄真は確実に敗北している。

   一撃必殺である。兄の罵倒にもめげず、すももは絶妙のタイミングで、最終兵器を発動する。



   「男の威厳とプライドを守るために、約束を守るという鉄の掟は破るんですね・・・・・・。」



   涙目に、胸をつく言葉。これが彼女の最終手段だ。

   演技じみたセリフではあるが、天然なすももは素でこれをやってのける。

   まさに、彼女のみに与えられた天性の才能といっても過言ではないだろう。

   もしかしたら、女優に向いているかもしれない。

   そして、妹属性ということも重なって、その威力は計り知れないものとなっている。

   そこまで演技ではないかと思わせるほど、すももは言葉を紡ぐ。

   この言葉を言った瞬間、雄真の胸を何かが貫いた。



   「私の知っている兄さんは・・・・・・兄さんは・・・・・・。」



   なんだか昼の連ドラっぽくなってきた様相である。今にも泣き出しそうな顔で雄真にすがりついた。

   しかし、ここで思い出してほしい。路地とはいえど、ここは人通りの多い、

   ともすれば近所の方がいらっしゃる場所である。道端でこんなドラマを繰り広げたら、

   いやでも通行人の目に留まる。案の定、彼らの行動に通行人の目が集中し始めていた。



   ここまでこればもう詰め将棋だ。微妙な板ばさみにもだえ苦しむ雄真。

   憐れ不幸な我らが主人公は、再び負け戦へと突っ走るのであった。



   「はぁ〜・・・・・・、わかった、わかりました。あきらめて晒し者になってやるさ・・・・・・。」


   「ふふっ♪いいことした後は気持ちがいいですね〜♪」


   「妹よ、兄を千尋の谷に突き落として嬉しいのか?」


   「何を言ってるんですか。もしここで引き止めなかったら、

    明日準さんにみんなの前で告白されていたかもしれないんですよ?」


   「・・・・・・」



   先ほど電話口で、まったく同様の口車(脅迫だ!!:雄真談)

   敗北しただけあって、ほんとにグゥの音もでない。

   だがこの後、かわいい妹は笑顔でとんでもないことをのたまった。



   「大丈夫です、兄さん。そうなったら私も準さんと一緒に、みんなの前で告白しますから♪」


   「・・・・・・一体何が大丈夫なのか説明してくれ・・・・・・。お前まで俺を不登校に追い込むつもりか?」


   「ふふふっ♪冗談ですよ。

    でも、兄さんがまた約束破るなんて言い出したら、どうなるかわかりませんけどね♪」



   本人は冗談、とか言っているが、実際そうとは言い切れない。

   もしほんとに準が雄真に告白しようものなら、彼女は確実に雄真に告白するだろう。

   そこまで、彼女は雄真に一途な思いを抱いている。

   もちろん、彼女は兄が他の女性を選んだら、自分は妹だから、と納得させる覚悟も持っている。

   やはり、、恋する乙女は強し、といったところか・・・・・・。



   「お前まで俺を脅迫するか・・・・・・。」


   「脅迫するつもりはないですよ。半分は本気ですから♪」



   半分ってなんだ、半分って。そう突っ込まずにはいられないが、

   朴念仁な雄真はそこまで深く思いつめることはなかった。



   すももは憐れ、というか、この状況でも楽しんでいることは確実だ。

   もし、自分が好きだと告白すれば、いったい兄との関係はどうなるのか。

   返事を受けても受けられなくても、今の兄妹という関係が崩れそうで、

   いいたくてもいえないジレンマが確かに彼女の中に存在している。

   しかしそこは母の血筋ゆえか、天真爛漫な性格が幸いし、

   この状況でも楽しむことを忘れてはいなかった。

   ここまで、義理ではあるが妹に思いを寄せられて、その思いに気づかない。

   なんと罪な男であろうか・・・・・・。




   「それでは兄さん、私はここでお別れしますね。

    兄さんがちゃんと役目を果たしたかどうか準さんに確認しますからサボっちゃだめですよ?」


   「お前は俺の行動を管理する束縛嫁か?」



   談笑を交えながら、彼らは商店街を歩いていた。

   そして、ある道に来ると、すももは自分の買い物をするため、

   一時の別れを雄真に告げる。

   もちろん、約束をすっぽかさないよう釘をさすのはご愛嬌だ。



   「ふふふっ♪この時期の女の子は殺気だっていますから、がんばってくださいね♪」


   「まあ、死なない程度にがんばるさ、じゃあな、すもも。」


   「はい、それではまた。」



   すももの激を多少真摯に受け取る。

   もう雄真の中ではある程度の覚悟ができているのだろう。

   半分あきらめモードのようだ。

   それを見透かしているのか、少し苦笑しながら、すももは商店街の中に消えていった。





   すももを見送った後、雄真も準と落ち合うため、オブジェ前へと向かった。

   この商店街のシンボルともいえるオブジェは格好の待ち合わせ場所だ。

   友人同士はともかく、カップルでさえこのオブジェ前で待ち合わせをするほど、

   商店街の顔とも言える場所である。

   雄真がオブジェ前に到着すると、後から声がかけられる。



   「や〜ん、もう♪雄真ったら。チ・コ・ク・よ♥」



   遅れてくるといったろうが!!!そう叫ばずにはいられないが、そこを何とかぐっとこらる。

   しかし、彼の姿を見た瞬間、いくつもの青筋を立てる雄真であった。


TO  BE CONTINUED


    なかがきという名の座談会(シルフェニア出張版)

うむ、月日がたつのは早いものだな・・・・・・

は〜い、既に師走にどっぷりつかって
てんてこ舞いの毎日を送っている♥
渡良瀬準で〜す♪ヨロシクね♪
今日もゲストはすももちゃんですよ〜♪

いいかげんどうにかならんのか?そのセリフ・・・・・・

何言ってるのよ雄真
少しでもこのあとがきをもりあげようとしている
私の心意気がわからないの?

兄さんいくらなんでもそれはあんまりです・・・・・・

うむ、いい心意気だ!!準!!!
きみはこのあとがきの宣伝委員長に任命しよう!!

は〜い♪誠心誠意がんばりま〜す♪

もう勝手にしてくれ・・・・・・

それにしても、順調すぎるな、この小説・・・・・・
ほかの作品は遅々として進まんというのに・・・・・・

それはゲームじゃ思いっきりセリフがありますからね

書くのはちょっといじればいいだけですし・・・・・・

一気にプロローグ、終わらせちゃえばいいんじゃないですか♪

おまえら、ただ延々と文章書き続けろと?

まあ、そういうことだな

いいじゃないですか♪他の作品も早く仕上げられる
いい奮発材料にもなりそうですし♪

俺に反論の余地なしか・・・・・・

それよりそろそろおたよりの紹介をしないといけないんじゃないか?

そうですね、時間が来ちゃいますよ

というわけでおたよりのコーナーだ

ここでは皆さんがこの作品に送ってくれた
Web拍手に作者が答えてくれるコーナーです

感想掲示板に書いてくれた方には感想掲示板のほうで
返事をお返しいたしま〜す♪

Web拍手コメント自体が少ないから結構やりやすいな

多くなったらどうするんですか?

それはそんとき考える

はいはい、無駄話はそれまで、キリキリ行くぞ
まずは一通目だ
“がんばってください!”

簡潔ですが、とてもやる気になる言葉ですね♪

はい、誠心誠意がんばらせていただきますm(_)m
コメントくれたかた、ありがとうございました

じゃあ、次ね、ええ〜となになに
“期待大!!”だそうですよ、月さん

ふむ、この小説そんなに期待することあるのか?

そりゃあ、雄真の不幸っぷりとか

ハチのオチ役も見ものよね〜♪

とにかく、そんな期待いっぱいの小説って事です♪

みんな・・・・・・(じ〜〜〜〜ん)

まあ、それも順調に更新できたらの話よね♪

ちくしょう!!!いい話だと思ったのに!!!
期待した俺がバカだったよ!!!
さらっとオチを付け加えやがって!!!
俺の感動を返せ!!!!

ほらほら、次いくぞ〜、ん〜なになに、
“髪の毛に入れるで、鬼太郎連想するのは俺だけかな〜”
だそうだ

いや、そんなこと意識してはいなかったんだけどな
もともと、別小説で主役を演じている祠門の精霊が多すぎるもんで
どこかいい居場所ないかなぁ、と思っていたところ
とっさにひらめいたところが“髪”だったというわけだ

まあ、8精霊もいれば
それなりに会話もかさばりそうだからな・・・・・・
俺は三精霊だけど・・・・・・

それに髪に特殊な能力を付加することで
精霊たちの力も補充できるというわけだ
頭のほうからひょっこり顔を出した
小人みたいでかわいくなるんじゃないかなぁ
と思っていたりもしたんだがな

う〜ん、いつかそんなシーンに出くわしたいですね

自宅待機させといてよかった・・・・・・

呪術的なものでも“髪”は重要だったっぽいからな
一応そこらへんを考慮してみたんだけど・・・・・・

まあ、それがいいかどうかは読者が決めることですよ♪

それもそうだな・・・・・・

さて、次回の話ですが・・・・・・

ついに、あの人の登場か・・・・・・

ふふふ、雄真の不幸の種をまくあの人の登場よ♪

占いは私も興味あるんですよ〜、兄さん今度紹介してください

あ、あたしも〜♪

おまえらなんで俺を頼りにするんだ・・・・・・
占い研究会があるんだからそこにいけばいいだろが・・・・・・

だって、兄さん、名誉会員じゃないですか

いったいいつの話をしてるんだ・・・・・・

ネタバレ的な発言は控えなさい・・・・・・
ただでさえ読者がお前ら知ってるか微妙なのに・・・・・・

アニメで見たって人はいるかもな・・・・・・

そうそう、アニメといえば感想くれた
龍の子供さん、感想ありがとうございました

さて、そろそろお開きだな

わたしは次回からは登場しませんから
また次の機会ですね♪

寂しくなるわね、すももちゃん

大丈夫です準さん、わたしはきっと帰ってきますから

うん、そのときを待ってるわね♪

ぜったいあの人は俺の秘密を知っている気がする

まあ、未来も予知できますから・・・・・・

占いの的中率もかなりのものだしね♪

ただし、“不幸の”だがな・・・・・・


うるさ〜い!!!おれは未来を覆してやる!!!!

それでは今回はこのへんで

ばいば〜い♪

某月某日
小日向家前より実況中継



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