in side
次の日の朝となり、俺達はレッドスプライト号に集まっていた。
もちろん、なのはやフェイト達にはやて達ヴォルケンリッター達も。
なんでアリサとすずかに恭也さんと忍さんまでいるかはわからんが……
ちなみにこの世界では今日は日曜なそうな。なんで、なのは達がいてもおかしくないと。
その一方で気になるのは理華と美希にミュウだ。なんか、不安そうな顔をしてるんだけど……何かあったんだろうか?
「さて、みなさんお集まりのようですので、今回のことを改めてお話しておきたいと思います」
なんて、書類を手に話し出すシンジ。しかし、微妙に心配なんだけど……
いや、だって昨日の話を考えたらね……プレシアが大丈夫なんだろうかと思っちゃうんですけど。
「その前にタカハシさん達にお願いされたゴア隊長のことですが……どうも、この世界にいるのは間違いなさそうです」
「な……」
シンジの話にタカハシさんは呆気に取られてたけど……この世界にいるか……けど、昨日の話を考えるとどうにも首を傾げてしまう。
だって、ゴア隊長って死んでるんだろ? まぁ、生き返らせる方法があったりするかもしれないが……
それにしたって、なんで生き返ったとかが気になるしな。
「どこに……いるんですか?」
「あいにくですが、この世界にいるという以外のことはわかっておりません。
私の知り合いに追跡調査をお願いしたので、今はそちらの情報待ちといった所です」
「そう……ですか……」
シンジの返事に問い掛けたフィオさんは落ち込んだようにうつむいてしまう。
しかし、シンジの奴……どんな知り合いに頼んだんだろうか? ていうか、どんな調べ方をしたんだ?
「あ、あの……ゴア隊長さんって……どなたなんですか?」
「それに関しましては後ほど説明いたしますが……さて、本題に戻りましょう。まずはこちらをご覧ください」
恐る恐るといった様子で右手を挙げるなのはに答えてから、シンジの言葉の後にモニターに何かが映る。
ん? なんかの施設の設計図というか地図というか……って、あれ? なんか見たことある気が――
「そ、それって……」
フェイトが驚いたような顔でモニターを見つめてる。アルフも声に出さないだけで一緒だけど――
あれ? もしかして、あれって時の庭園じゃね?
「フェイトさんはお気付きのようですが、こちらはプレシアさんがいらっしゃる時の庭園の見取り図です」
「激しく待てや」
しれっと話すシンジに待ったを掛ける。いや、本気で待とうや。なんでそんなのがあるのよ?
うん、気付いたようでタカハシさんとフィオさんが驚いた顔をしているしね。
「お前、どうやってこんなの手に入れた?」
「直接行ったからですが? ああ、プレシアさんはフェイトさんを監視してたようでしてね。
その網を辿ってたどり着いたんですよ。で、色々調べてきたり、プレシアさんの様子を見てきたりしたんです」
「お前……そんなことをする暇あるなら、なんとか出来たんじゃないのか?」
シンジの話に問い掛けた俺は睨みながら更に問い掛ける。
いや、だってそこに行けたんなら、そうした方が良くね? で、俺と同じ考えの人がいたようで、睨んでるのが何人かいたが――
「何も無ければそうするべきなのでしょうが……フェイトさんにお母さんと仲をなんとかすると約束しましたしね。
ですので、それを実現するために時の庭園に行って色々と調べ、成功率を高める方法を考えたんですよ」
なんてことをシンジはため息混じりに話すが……そういやそんな約束してたっけ。
確かにそういうのならシンジの行動も納得出来ないわけじゃないけど……裏がありそうと思うのは俺だけか?
「で、それを元に言わせていただきますと……成功率は半々といったところでしょうか……
実は予想外なことが判明しましてね……それが不確定要素になっちゃってるんですよ」
あごに手をやりながらシンジは説明するけど……不確定要素? なんだそれ?
「なにかあったんか?」
「それは……申し訳ありませんが今ここではお話し出来ません。
監視出来ないようにしたとは言いましたが、なんらかの形でプレシアさんの耳に入ったら暴走しかねないことでもありますので」
はやての問い掛けにシンジは頭を下げて断るんだが……ええと、嫌な予感増大中なんですけど?
なに? プレシアが知ったら暴走するかもって? 何を見つけたんだ、こいつは……
「まぁ、もしかしたらプレシアさんの説得の鍵ともなると……今はお答えしておきましょう。
それはそれとしまして、プレシアさんを説得するためにはこちらに興味を持ってもらう必要があります。
ですので、直接プレシアさんの元には行かず、離れた場所に出ることにします」
「危なくないか、それ?」
シンジの話を聞いて思わずそんなことを言ってしまうが……でも、プレシアって確か傀儡人形だかガジェットだかを持っていたはずだし。
そんなことしたらそれに襲われないかね?
「ま、危険なのは否めませんが、説得のためにはこちらに興味を持ってもらわねばなりません。
むろん、確実な手とは言いませんが……興味を持ってもらわねば話し合いにならない可能性があります。
その為には多少の危険を冒す必要もあるんですよ」
などと肩をすくめながら話すシンジ。そういや、アニメでもなのは達の話をあまり聞いてなかったような……
しかし、何をするのかわからないけど、それで興味を持ってもらえるかね?
「でも、大丈夫なの? 危険を冒したからって興味を持たれるとは限らないんじゃないかしら?」
「むろんです。ですので、ヴォルケンリッターのみなさんの働きにも掛かっているのですがね」
「私達……ですか?」
忍さんの問い掛けにシンジが答えるとリインフォースが首を傾げた。
シグナム達ヴォルケンリッターも戸惑ってたけど、なんでさ?
「ええ、プレシアさんなら夜天の書……闇の書を知っている可能性があります。
そうだった場合、それによって興味を持ってもらえて話を進みやすく出来ると考えていますので」
目を閉じながらシンジは説明するが……そういや夜天の書……闇の書って結構有名だったけ?
それを持っていると知れば興味を持たれるかもって考えてるのかね?
「つまり、私達を餌にすると?」
「ま、そういうことになりますね。これ見よがしに夜天の書を見せれば、なにかしらの反応を見せるでしょう。
そうして興味を持ってもらえれば、私達の話を聞いてもらえる可能性が高くなります」
「あの、なぜそんなことを? 話を聞いてもらうだけなら、そんなことをしなくてもいいような気がするんですが……」
シグナムの問いにシンジは答えるのだが、右手を軽く挙げたシャマルがそんなことを聞いてきた。
確かに話を聞いてもらうだけなら、そんなことをする必要は無い。けどなぁ……
「先程、プレシアさんの様子を見てきたと言いましたが……見た限りで言わせてもらいますと、自分の殻に閉じこもってるみたいなんですよ。
どうやら、過去の出来事のせいでそうなってしまったようでしてね。
そんな状態では話しても流されるか怒らせるかのどちらかになってしまう可能性が高いものでして……」
「なるほど……」
後頭部を掻きながら話すシンジに忍さんが納得といった顔をしている。
そうなんだよな。プレシアって、アリシアを生き返らせるために次元震起こそうとした位だからな。
まともじゃない……というのは言い過ぎかもしれんけど、アリシアに執着しすぎてこちらの言うことを聞いてくれなさそうだもんな。
一方、フェイトはつらそうな顔をしており、それをなのはが励ましていた。
小声なんで何言ってるかわからんが……フェイトとしても思う所があるんだろうし、あっちも仕方がないか。
「では、我々が前に出ることになると?」
「私や翔太さん達も前に出ますが、目立たせるという意味ではそうなりますね」
「待て。お前もか?」
ザフィーラの疑問にシンジが答えるんだが、気になるひと言を聞いたんで首を傾げる。
シンジも前に出るって……それっていいのか? 俺の呪い的に……
「プレシアさんの件に関しては我々の目的とは無関係ですからね。ですので、私が直接手を出しても問題は無いのですよ」
肩をすくめるシンジの話になるほどなとうなずいていた。
プレシアもジュエルシードを狙ってるから関係あるかもと思ってたんだが……それだけで直接関係があるわけないか。
「おい、そりゃどういうことなんだ?」
「そうですね……ま、話しておきましょう。実は翔太さんは厄介な呪いを掛けられてまして……
どんな物かはちょっと説明がしづらいのですが……その呪いのせいで私は直接手を出すわけにはいかなくなりまして。
なので、サポートに回ってるという状態なのですよ。今回は呪いとは関係無いので、直接お手伝い出来るんですけどね」
「ああ……あのゴスロリボクっ娘が本当に余計なことしてくれたよな……
おかげで悪魔だけじゃなく神やら魔王やらとも戦う羽目になったし……俺はどこぞの勇者じゃ無いんだぞ……」
「か、神や……魔王?」
「本当なの、それ?」
ヴィータの問い掛けにシンジが答えると、俺は思わず明後日を向きながらぼやいていた。
うん、本当にどうしてそんなのと戦う羽目になってるかね? いや、あのゴスロリボクっ娘のせいだとはわかってるけど。
ちなみにそのことにすずかは戸惑い、アリサは疑いの眼差しを向けてるが……ま、こっちは当然だろうな。
普通ならそんなことありえんし……
「事実だから始末に悪いがな」
「ああ……本当にそうだよな……」
スカアハの言葉に思わず手で顔を覆いながらため息を吐いてしまう。
このことになのは達は戸惑ってるけど……言った方がいいだろうか? そんなのがここにも来るって話を。
「ま、その話は後でということで……ともかく、プレシアさんの件は先程話した方針で行こうと思っております。何かご質問はありますか?」
「あ、あの……リインフォース達が出るってことは……うちも出るんですか?」
「ええ、来てもらいますが……前に出すということはいたしません。いきなり戦えというのも無理ですしね。
ですので、後ろの方で誰かに守ってもらいながらということになりますが」
「では、その役目は私がいたしましょう。ユニゾンも可能ですから」
「ユニゾン?」
「大丈夫なのか、それ?」
シンジの問い掛けにはやてが恐る恐るといった様子で右手を挙げるが……そういや、そのやり方だとはやても出なきゃマズイか?
夜天の書の持ち主だし……とか考えてたらシンジが答えてたけど。でも、そんなやり方でいいのかね?
いくら後ろにいるっていっても、はやての所にも来るかもしれんのに。
なんてことをリインフォースの言葉に首を傾げるはやてを横目に見つつ聞いてみたんだが――
「まぁ、夜天の書の主がいないことで逆に怪しまれる可能性もありますので……」
「それって、誰かを代わりにとか出来ないの?」
「一応、それも考えたのですが……後々のことを考えるとそのようなことをしない方がいいと思いましてね。
なので、はやてさんに出てもらうことにしたんです」
ため息混じりに答えるシンジに忍さんが更に問い掛けるが、シンジは頬を指で掻きつつ答えていた。
でもさ、後々ってなによ? すっげぇ気になるんだけど? ほら、はやて達も訝しげな顔をしてるじゃないか。
「では、他にご質問はありませんか?」
「あ、あの……私って魔法……使えるかな?」
改めて問い掛けるシンジに右手を挙げて言い出したのはアリサ……って、なぜにそんなことを聞く?
「あ、その……興味があったっていうか……なのはが羨ましかったというか……このまま見てるだけというのが嫌っていうか……
ともかく、使ってみたいのよ!」
なんて、もじもじしながらアリサは語るのだが……最初はどことなくすねていたと思ったら怒鳴るし。
うん、いいツンデレだな。あ、この場合は違うか?
それはそれとして、魔法ね。まぁ、興味があるってのは納得出来るな。
俺も何度魔法が使えたらと思ったことが……主に生命の危機的な意味で……
「それは無理だと思います。君には――」
「まぁ、出来なくもないですけどね」
「リンカーコアが無いから……って、ええ!?」
ユーノが何かを言おうとしたらシンジが頬を指で掻きつつ答えたことに驚いてる。
リンカーコアって、リリなのだと魔法使うのに必至な器官だったよな?
で、確かアリサには無かったはず。ユーノはそのことを言おうとしてたみたいだけど――
「ほ、本当!?」
「そ、そんなわけが!?」
「私達が異世界から来たのはお話したと思いましたが、異世界の中にはリンカーコア無しでも魔法が使える所はごまんとありますしね」
嬉しそうなアリサと驚いてるユーノだが、シンジはしれっと答えてる。
で、これを聞いてかフェイトやヴォルケンリッター達も驚いてたけど。
「で、ですけど……って、ええ!?」
「所変われば品変わるという奴ですよ。ま、詳しいことはいずれいたしましょう」
それでも何かを言おうとするユーノであったが、シンジが指を鳴らすと共に指先に炎を出したことに驚いていた。
これには俺や理華達、タカハシさん達以外は驚いてたけど――
「あの、艦内は火気厳禁です」
「あ、これは申し訳ございません」
フィオさんに言われて、シンジはすぐに消したけどな。
「じゃ、じゃあ私も出来るのね!?」
「そうですねぇ……うむ、用意しておきましょう。楽しみにしていてください」
「やった〜!」
「おいおい、いいのかよ?」
期待の眼差しを向けるアリサがにこやかに答えるシンジの話を聞いてはしゃぐように喜んでいた。そのことに思わずツッコミを入れる俺。
いや、アリサが魔法を使えるようになるってことは、なのは達とジュエルシードを集めるのに参加するってことになりそうでさ。
アリサの性格を考えるとそうなりそうなんだけど……そこん所どうよ?
ん? シンジが手招きしてる? なんだろ? 気になったんで近付くとシンジに部屋の隅に引っ張られた。
「まぁ、なんと言いますか……実はなのはさんの為なんですけどね」
「彼女の? どうしてですか?」
いつの間にやら来ていたタカハシさんがシンジの話に首を傾げてたけど、俺はなんとなく納得出来た。
というのも――
「翔太さんは知ってると思いますが、なのはさんは色々と1人で抱え込みやすいですからね。
フェイトさんやはやてさん達ヴォルケンリッターのみなさんでは見守るだけにしちゃいそうですから」
「確かにな」
シンジの話に思わずため息が漏れる。その後に思わず顔を向け、向けられたことに首を傾げるなのはを見てしまう。
なのはが重傷を負うのは前にも話したけど、その原因のもう1つがなのはの無茶だった。
シンジの言うとおりなのはは1人で何かと抱え込んでしまう。そのせいで1人でなんでもしようとして無茶なことをして――
それによる過労で重傷を負う羽目になったんだよな。
フェイトやはやて、ヴォルケンリッター達はそのことには気付いていたんだろう。
けど、必死ななのはを見て……なのかは断言出来ないけど、それで声が掛けずらくて……結果的にああなっちゃったんだろうな。
それを防ぐ為にアリサを関わらせる気か……でもな――
「でも、大丈夫なのか? アニメでもアリサは止められなかったと思ったけど? それにジュエルシード集めだって危険だしよ」
「ストッパー役の方は私の方から助言しますよ。それに危ないと感じればアリサさんも必死に止めてくれるでしょうしね。
ジュエルシード集めの方は危険と思われることには参加させないようにしますし、不測の事態でそうなってもいいように対策もしますよ」
俺の疑問にシンジはそう答えるんだが……本当に大丈夫かね?
アリサの性格だと、そういうのに突っ込んで行きそうなんだけど?
「あんた、何か失礼なこと考えなかった?」
「なんでだよ?」
で、睨んでくるアリサにツッコミを入れたが……だから、なんでわかるんだよ?
ていうか、俺が会う奴って勘が鋭いのが多くね?
「さて、他にご質問がある方はおられるでしょうか?」
「そういえば、なのはも行くことになるのか?」
「その方がいいでしょう。といっても危ないことをさせるためではなく、フェイトさんの為にですけどね」
恭也さんの問い掛けにいつの間にか戻ったシンジが答えていた。それにフェイトは首を傾げてたが――
そういや、アニメじゃフェイトはなのはに中々心を開かなかったよな。そういった意味ではしょうがないのかもしれん。
恭也さんもそれには納得したのか、なるほどといった顔をしてたけど。
「他にはありませんか?」
シンジが問い掛けるがみんなは互いの顔を見るだけで何も言おうとはしない。
まぁ、俺の方も何かを言うつもりも無かったけど。
「何も無いようですので、準備が出来次第向かうとしましょう。
ああ、恭也さんと忍さん、すずかさんとアリサさんはレッドスプライト号でお留守番ですので」
「え? なんでよ!?」
「いや、危ないってわかってる場所なんですよ?
不測の事態だってありえますから、下手をすれば逆になのはさん達を危険にさらすこともあるんです。
なので、恭也さんも我慢してくださいね?」
驚くアリサに言い出したシンジはため息混じりに答えるんだが……まぁ、これはわからなくもない。
人を守りながらというのはかなり難しいしな。俺もそれで大変な目にあったし……
ちなみに指摘された恭也さんは悔しそうにしてたけど……この人、付いて行く気満々だったな。
「でも、恭也なら戦えるし、大丈夫だと思うんだけど?」
「ミサイルやらビームやらが飛び交う場所でなんの守りも無しに戦わせるおつもりで?
なのはさん達は魔法とかの守りがあるからまだ耐えられますが、そんな物無しで受けたらどうなるかはおわかりでしょう?」
忍さんがそんなことを言い出すが、シンジのため息混じりの言葉にあっとする。
うん、うなもんまともに受けたらどうなるか……考えたくも無い。というか、俺とかは経験済みだよ。
最近、とんでもない魔法を使ってくる悪魔が増えて来たしな。それをまともに喰らって……はいない。
いや、至近距離で爆発したのを受けたとかはあるけどね。まともに喰らったらひとたまりもないって、マジで……
「まぁ、何かしらの装備があればいいのでしょうが、流石に今すぐにというわけにはいかないので。
今回は我慢してください。それとタカハシさんには申し訳ないのですが、何人か連れてきてもらえませんかね?
なのはちゃん達の守りに欲しいので」
「わかりました。何名か選抜しておきましょう」
なんてことを言い出すシンジにタカハシさんはうなずくのだが……
なお、この時のシンジの言葉を改めてなのはの世界に来た時に知ることになるのだが……今はあえて語るまい。
そんなわけでプレシアの元へ向かうことになったのだが……大丈夫なんだろうか?
なんか、変な意味で嫌な予感がするのは俺だけか?
あとがき
そんなわけでプレシアの元に向かうことになった翔太達――
と書く前にかな〜り不安な内容ですが……というのも、基本ノリで書いてるのですが……
仕事で疲れていたのでハイな状態で書いてしまい……改めて見ると不安な内容になってました。
でも、いいんです。こちらの連載はフリーダムで行くつもりですので(おい)
仕事で小説を書くって……結構大変なんですよ?
それはそれとして、次回は時の庭園に突入。しかしながら、プレシアの妨害にあってしまい――
というようなお話です。次回もよろしくお願いいたします。
押して頂けると作者の励みになりますm(__)m