out side
その日、ネギはエヴァンジェリンの別荘での修行を終えて帰宅したが、女子寮に着くとなにやら様子がおかしいことに気付く。
その気配が感じられる部屋へと駆けつけてみると、そこには那波 千鶴を連れ去ろうとする老紳士がいた。
ネギは取り押さえようとするが、老紳士はその前に消え去ってしまう。
ネギの仲間達を連れ去ったことや、その仲間達を助けたくば自分と戦うこと。
しかし、出来る限り助けを請うのは控えることを言い残して。
困惑するネギだが、その部屋になぜか京都で襲撃してきた犬上 小太郎がいた。
なぜ、ここにいるかは要領を得なかったが一時休戦して共闘することにし、
気を失っている雪広 あやかを混乱している村上 夏美に任せて老紳士に言われた場所へと急いだ。
なお、このことは学園側、というか学園長は把握している。そして、その上で悪魔の自由にさせていた。
理由としてはネギに本格的な戦闘を経験させたかったからだ。彼の身の上を考えると必要なことになると学園長は考えていた。
だから、あえてネギと悪魔を戦わせようとしたのである。むろん、不測の事態に対しての備えをした上でだ。
エヴァンジェリンもそれに賛同し、静観の構えを取った。ネギ自身は本格的に命懸けの戦闘をしたことはない。
今の段階ではそのものは無理だが、その片鱗でも経験させた方がいいと思ったのだ。一方で刹那と真名は渋い顔をしていた。
刹那の場合は悪魔の人質に木乃香がいたのもあったが、やり方がどうかと思ってしまったのだ。
なお、ネギま!の原作を知ってる方なら、この時刹那も人質になっていたのでは? と思っている方もいるだろう。
確かに悪魔の手下であったスライムは刹那を人質にしようと木乃香の姿になって近付いた。
が、刹那はボルテクス界での経験もあってか、あっさりと見破って倒していたりする。
ちなみに楓も事態に気付いて現場近くに来たものの、エヴァンジェリンに言われてこちらも静観の構えを取った。
思う所はあったものの学園長の考えもわからなくもないので、そうしたのである。
ともかく、当初の方こそ学園長の思惑通りに動いていた。
小太郎と手を組んで侵入した悪魔と戦うネギ。しかし、なぜか魔法が効かなくて苦戦を強いられる。
どうするべきかネギが悩んでいると悪魔――名をヴィルヘルム・ヨーゼフ・フォン・ヘルマンというのだが――
そのヘルマンは悪魔本来の姿となった時、その姿を見たネギに衝撃が走る。
なぜなら、そのヘルマンの姿はかつて故郷の村を襲った悪魔と同じ姿だったからだ。
そう、このヘルマンこそ6年前にネギの故郷の村を襲った悪魔だったのだ。
ヘルマンの口からその事実を告げられたことでネギの中で何かが切れようとした。
だが、ここで誰もが予想外のことが起きる。いや、これはある意味学園長やエヴァンジェリン、刹那や真名の油断でもあった。
この世界はまだ崩壊の運命に囚われたままなのだ。だから、『奴ら』が現れる可能性は十二分にあったのである。
ネギの成長を優先させてしまったが為にやってしまった失態。そして、それはすでに手遅れとなっていた。
「な、な……」「な、なんやぁ!?」「こ、これは――」
突如、自分達を吹き飛ばしそうな巨大な力が現れたことにネギ、小太郎、老紳士の姿になったヘルマンは驚愕する。
「な、なに!? 何が起きてるの!?」
下着姿で両腕を透明な紐状の物で両腕を吊り上げられて拘束されている明日菜も、異常な事態に気付いて困惑する。
その横で大きな水の玉のような物に包まれている木乃香、夕映、のどか、古菲、和美、千鶴、アキラ、裕奈も同じように困惑していた。
学園長やエヴァンジェリンも異常事態に気付くものの、いつの間にかネギ達を閉じ込めるように結界のような物が張られて近付くことが出来ずにいた。
「なんだありゃ!?」「あわわわ!?」
それが現れたことにヘルマンや手下である少女の姿をした2体のスライムは混乱した。
わかるのだ。あれがどんなに異常な者なのかを――
余談だが、本来ならもう1体いるのだが、そちらは刹那の手によってすでに倒されている。
「あ、あれって……」「あ、あほな……」「う、嘘……」
逆にネギ、小太郎、明日菜は別な意味で混乱していた。それは千鶴、アキラ、裕奈を除いた全員もだった。
なぜなら、千鶴達3人を除いた全員が現れた者がなんなのかを知っている。知っているからこそ、混乱したのだ。
ただ、千鶴達3人は混乱してないだけで、その力に完全に怯えてはいたのだが。
『おおおおぉぉぉぉぉぉぉ……』
そして、それは完全に姿を現す。阿修羅のような姿を――
「な、なんなのだ、あれは!?」
「そ、そんな……あなたは翔太さん達に倒されたはずじゃ!?」
その者から感じられる異常なまでの力にヘルマンは混乱する中、ネギは驚きながらもその疑問を叫んでいた。
そう、そこに現れたのはアスラ。かつて、京都の地に現れて翔太と仲間達によって倒された存在だった。
『いかにも。我はあの時、我らが母の邪魔をする者によって敗れ、消え去った。
だが、我らは我らが母がいる限り不滅。我らが母がいる限り、我らは何度でも生まれ出る』
「そ、そんな!?」
アスラの言葉にネギは恐怖した。
アスラの言葉を信じるなら、その母という者をなんとかしない限り、何度でも蘇ることになる。
年齢的にも感情的になりやすいネギであったが、この時ばかりは絶望感でへたり込んでいた。
改めて見ると本能的にわかってしまうのだ。自分ではアスラに敵わないことを。
小太郎も立ってはいるものの、明らかに怯えているのがわかる。
ヘルマンも悪魔故に気付いていた。アスラは自分なんかでは足下にも及ばないような存在であることを。
「く! このような時に現れるとは!」
「いや、考えられることだった。私達が甘すぎたんだ」
「しかし、どうするでござるか? あれでは助けるどころか近付けないでござるよ?」
一方で離れた場所で様子を見ていたエヴァンジェリンは焦っていた。
真名もこのことに悔やむが、楓の指摘通りここからでは手の出しようが無い。
「いや、もしかしたら――」
だが、刹那だけはある可能性に賭けていた。そう、あの人が来てくれることに。
「で、だ。蘇ったのはわかったけど、何しようってんだ?」
「え?」「あ……」
聞こえてきた声にネギと明日菜は正気を取り戻す。そう、聞き覚えのある声。
期待しながら聞こえてきた方へと顔を向けると、そこには翔太達がいた。見知らぬ者達を引き連れて。
『やはり、来たか。我らが母の邪魔をする者よ』
「やっかましい!? 言っとくが、俺は巻き込まれたんだよ!? お前らのせいで!?」
アスラも顔を向け睨み付けるが、翔太は明らかに怒った様子で叫び返していた。
まぁ、本人としてみれば、まさにその通りなので怒っても仕方が無いのだが。
『こうも早く現れるとは思わなかったが、おかげで色々とわかった』
「色々とわかった?」
『貴様達の後で手引きしている者がいるのだろう? でなければ、こうも早くここにはこれまい?』
「なるほど、大物が動くのはおかしいとは思っていましたが、情報を引き出すための囮にしましたか。
これは少々まずいことになりましたね」
首を傾げる翔太に話していたアスラは答えるように返す。
その話を翔太達から離れた場所で停泊しているレッドスプライト号の中で、フィオナと共に映像越しに聞いていたシンジが渋い顔をしていた。
手遅れにしないために早く動く必要があったとはいえ、これでメムアレフ側に自分の存在がバレたのはほぼ確実となった。
こうなることは予想はしていたものの、思ったよりも早くバレてしまったことにシンジは頭を悩める。
これによってメムアレフが自分の計画を進めるために本格的に動き出すことが予想出来るからだ。
そうなれば、今までのようにはいかなくなる。明らかに自分の失態だが、反省は手早く済ませてしまう。
反省して悩み続けても事態は変わらないからだ。それに気になることもある。
「にしても、なぜアスラはなぜそのことを話したのでしょうか?」
そんな疑問にシンジは首を傾げた。翔太達を動かす為にアスラを使ったのはいい。
しかし、翔太達にそのことを話す必要は無いはず。そうすれば、いかにシンジでもこのことに気付くのが遅れたはずだ。
そんなアスラの不可解な行動に、どういうことかとシンジは考えるが――
『だが、我としても好都合だ。我としても確かめねばならぬことがあったのだからな』
「確かめたいことって何よ?」
『あの時、お前から輝きを感じた。その輝きがなんなのか、我は確かめねばならない』
「は? 輝き? なにそれ?」
訝しげな顔で問い掛けるミュウに、話していたアスラは翔太を睨みながら答える
しかし、翔太は意味がわからなくて、こちらも訝しげな顔をしていたが。
「アスラ! お前は何をする気なんだ!?」
『かつての世界で我と我らが母を倒した者か……我は確かめねばならない。この者が見せた輝きがなんなのかを!』
「へ?」『翔太!?』
一緒にいたタカハシの叫びにアスラが答えた時だった。
翔太の体が光に包まれたことに理華、美希、仲魔達が驚いた時には、翔太の姿はかき消え――
「あだ!?」
アスラの目の前に落ちるように現れた。
『我と戦え! そして、見せよ! お前が見せた輝きを!』
「いきなり何を言って、って、へ!?」
アスラの言葉に疑問に思いながらも翔太は立ち上がろうとして、自分がアスラの目の前にいることに驚いてしまう。
「翔太!?」
「く!? まさか、あのようなことをしてくるとは!」
「こっちも少々マズイわね」
その光景に驚くクー・フーリンにスカアハも焦った様子で答えていた。
なにしろ、翔太と自分達が分断されてしまったのだ。翔太だけではアスラに勝てないのはわかっている。
当然、助けなければならないが、その為には結界を破らなければならない。
しかし、顔をしかめるメディアの言葉で、それが簡単に出来ないことに気付かされてしまう。
なぜなら、明らかに自分達に襲いかかる悪魔の群れがいたのだから。
「く! 全員散らばるな! 出来るだけ固まって戦え!」
「で、でも翔太が――」
「わかっている! だが、1人2人で向かうのは危険だ! みんなで固まって近付くんだ!」
戸惑う理華に叫んでいたスカアハは言い聞かせるように更に叫びながら答えた。
なにしろ、襲ってくる悪魔の数が多い上に、その悪魔達はかなり高位な存在ばかりなのだ。
孤立すればいかにスカアハとて打ち倒されてしまうのは明白。
だから、スカアハはみんなで戦いながら結界に近付き、そばまで行ったら何人かで結界を破ってもらおうと考えたのだ。
その間、自分達はその者達を守ればいい。だが、問題は結界を破るまでに時間が掛かることだ。
翔太がそれまで保つかわからない。だから、スカアハもどうしても焦ってしまう。
「どうするのですか? このままでは翔太君が――」
「わかってます。ですが、今助けに行っても、状況を悪くするだけでしょう」
焦る様子を見せるフィオナに、シンジも渋い顔で答える。
アスラは翔太と仲間達を分断するという手を使ってきた。しかも、シンジのような存在も予想していたのだ。
アスラが自分のような存在が翔太達の助けに入ることを予想していてもおかしくはない。
そうなれば、その対策をしている可能性もあるとシンジが考えたのだ。可能性の問題だが、無視していいことでもない。
無視したことで翔太達の危機が高くなってしまったら、それこそ本末転倒だからだ。
もっとも、翔太の呪いのせいでシンジは手出しは出来ないのだが……
だからといって、ただ見ているつもりは無い。
もしもの場合を想定しながら、シンジはあらゆる手段を模索していた。
「たくもぉ……ネギと、小太郎だったか? お前達は離れてろ。そこのおっさんもだ」
呆れた様子で立ち上がり、剣を手に取りながら声を掛ける翔太。
翔太としてもマズイ状況には気付いてはいるが、今更といった感じで考えていた。
何しろ、毎回のように命懸けだったのだ。慌てたところでどうにもならないのは経験済みである。
「て、お前ら何やってんの?」
そこで囚われてる明日菜達に気付いて声を掛けるが、明日菜達は怯えるだけで答える事は無かった。
それで翔太は気付く。自分がおっさんと呼んだのがヘルマンであることに。
そのヘルマンは相変わらず動けないようだが、ここに来た目的を考えるといつまでも動かないままでいると思わない方がいいかもしれない。
「あ、ネギ。一部変更。あのおっさんが変なことしなように見ていてくれ」
「は、え? ええ?」
ため息を吐いてから指示を出すが、翔太の言葉にネギは戸惑うだけであった。
まぁ、アスラの力に当てられて怯えている為、正気を保つので精一杯だったのだ。
「き、貴様は……あれがなんなのかわかってるのか?」
「神様か魔王かじゃないの? どっちにしろ、ケンカしなきゃならんのは変わらんのだが」
「な!?」
ため息混じりに答える翔太の言葉に問い掛けたヘルマンは驚愕する。
本当に神なのか魔王なのかはわからない。だが、少なくとも自分では勝てない――いや、何も出来ないまま消滅されるのがオチだろう。
それは例え目の前にいる翔太でも同じだとヘルマンは感じている。なにしろ、魔力も気も感じることが出来ないのだから。
なのに、ケンカをすると言ったのだ。これにはヘルマンも正気かと思ってしまう。
といっても、これはヘルマンの勘違いではあるが。
『来るか――』
「まさか。このままやりあっても勝てないのはわかってるから、逃げ回るだけだ」
睨むアスラに体を向ける翔太は答える。翔太も1人でアスラに勝てるとは思ってもいない。
むしろ、簡単につぶされると確信している。だから、すでに逃げる気でいる。
もっとも、ただ逃げても無駄なのは気付いてるので、理華達が来るまでの間のつもりだが。
『させると思ったか?』
「はい?」
が、アスラが一言発したかと思うと、感じるプレッシャーが増していた。
そのことに翔太は呆然とするが――
「く、気を付けろ! アスラは本来の姿になるつもりだ!」
「へ?」
『いかにも! 今の我は人間ども下らぬ理由で貶められ、このような姿となった! だが、今は違う!
我は母の力を受け、本来の力を取り戻した! 見るがいい! 我が力を!!』
「いや、そんなのはいらないんだけど!?」
タカハシの話に思わずポカンとする翔太であったが、プレッシャーが増すアスラの言葉に驚いてしまう。
このことは予想外だっただけに慌てるしかない。まぁ、冷静だったのはある意味虚勢でもあったのだが。
そうこうしている内にアスラは光に包まれ、プレッシャーが増大していった。
「あ、ああ……」「あ、アカン……」
この光景にネギと小太郎に絶望の色が浮かぶ。ヘルマンやスライム達、明日菜達も声には出さないだけでネギ達と同じような顔となっていた。
一方で翔太は顔を引きつらせる。ゴスロリの少女のおかげでプレッシャーはなんともないが、やばすぎる状況に頭を抱えそうになる。
それは結界の外で見ていた理華達も一緒であったが。
やがて、アスラを包んでいた光が消えていき、そこにいたはずのアスラの代わりに別の者が立っていた。
体格は先程のアスラに比べればかなり小さい。それでも士郎達の世界にいるバーサーカーよりも一回り大きかったが。
そして、あの阿修羅のような容姿では無く、完全な人の姿になっていて――
「あ、ああぁぁぁ……」
うなだれるように地面に両手と両膝を付く翔太。その姿にネギと明日菜達は更なる絶望に追い込まれた。
無理もない。自分達でもその凄まじい力には敵わないと思っているのだ。翔太1人では敵うはずが無い。
と、思っているが、実際は違っていた。というのも――
「すいません。その姿は勘弁してくれませんかね?」
「「「「「「「「「「「「「は?」」」」」」」」」」」」」
翔太の一言にネギや小太郎、囚われてる明日菜達やヘルマン、スライム達までもが呆然としてしまう。
先程も言ったが、翔太としてはプレッシャーに押しつぶされるようなことにはなっていない。
あのゴスロリ少女に比べたら、ちょっと強めの風のような物だからだ。
では、なんでうなだれてるかというと、姿を変えたアスラに問題があったからだ。
金色に輝く全身を包むかのような長い髪に瞳孔の無い金色の瞳。
黒い唇を持つ顔は正に神が創りし美貌と言ってもいいような凛々しい顔立ちであった。
そして、全身が白い肌に覆われ、その上に黒く細いラインが全身に渡ってはしっていた。
これだけなら体が異常に大きい絶世の美女がそこにいたというだけなのだが――いや、それだけでも十分異常ではあるのだが。
「我が名は地母神アシェラト! これこそが我が真の姿!」
「やかましいわ痴女!?」
声も美しく澄んだような女性の声となったアスラ――アシェラトだが、そんな彼女に翔太は絶叫する。
どういう意味かというと……アシェラトはモデルのような手足が長いスレンダーな体付きをしていた。
ただし、胸の大きさが理華や美希や仲魔達にも負けない、もしかしたら勝っているかもしれないほどではあったが。
しかし、問題はそこでは無い。問題なのはアシェラトが何も着ていないということだ。
正に一糸纏わぬ姿。長い髪が体を隠しているように見えて、全く意味を成していない。
むしろ、それがエロスを際立たせているように見える。つまり胸のあれや下腹部のあれなんかもモロ見えなのだ。
それ故に翔太はアシェラトを痴女と称してしまったのだが――
「ていうか、なんで女!? お前、さっき男じゃなかったっけ!?」
「言ったであろう? 我は人間に貶めれ、あのような姿になったと!」
「納得いかねぇ!?」
それがどうしたかと言わんばかりに胸を張るアシェラトの返事に怒鳴る翔太は思わず絶叫していた。
ちなみにだがアシェラトはウガリット神話などに登場する西アジアの女神であり神々の女王、もしくは神々の母ともされている。
余談だが豊穣の女神ともされており、それが体型に現れているのかもしれない。
更に言うとアスラは本来ゾロアスター教の最高神アフラマスダがヒンドゥー教に取り込まれた結果、邪神となったものとされているのだが……
それがなぜアシェラトになっているのかは全くの不明である。
「さぁ、見せよ! お前の輝きを!」
「どのみち、こうなるのかよ」
石柱のような剣を向けるアシェラトの叫びに、ため息を吐きそうな雰囲気で翔太は立ち上がりながら剣を構えた。
姿こそあれだが、アシェラトから感じる力は本物なのだ。気を抜けば、自分は間違い無く消滅してしまう。
それ故に翔太は真剣な顔となる。なんであれ、死ぬのは絶対に嫌だったから。
そんな翔太の想いを無視するかのように、一方的な戦いが始まろうとしていた。
あとがき
そんなわけでまたかなり間が開いちゃいました。
実はすでに書き上がってはいたんですけどね。修正に時間掛かってました。
それでこのクリオリティって……ダメかもしんない……
それはそれとして、今回はアシェラト戦です。
しかも、アシェラトの策で仲間達と離れてしまった翔太はどうするのか?
次回はそんな彼が必死こいて逃げます(おい)それと共にスカアハにも変化が――
そんなわけで、次回でお会いしましょう。次は出来るだけ早く出さないとな。
押して頂けると作者の励みになりますm(__)m