ふう、前回はちょっと取り乱してしまいましたね。やはりハーリー君には精神汚染が残っていたようです。

さてやっとアキトさんを迎えにいけます。

この2週間で私の準備は完璧です。完璧ですよ、ふふふっ。

ハーリー君の航海日誌は全然参考になりませんでしたが一応ナデシコのクルーは゛腕は゛1流なので仕事はきっちりやってるでしょうからすぐに出航できます ね。



機動戦艦ナデシコ
〜光明は遠い世界から〜
第4話  光明・・・か?前編



「総員、配置についてください。すぐにイネスさんのナビゲートでジャンプします。」

「「「「「「「「了解!」」」」」」」」

ルリの呼びかけに全クルーが素早く反応し配置についた。

「・・・。」

しかし何もおこらない。

「・・・イネスさん?」

ルリの呼びかけに答える者はいない。

「艦長、A級ジャンパーの方はまだ来てません。あ、いえ、今ブリッジに向かってます。」

ハーリーが言い終わりしばらくすると、ブリッジの扉が開いた。

「はぁ、はぁ、荷物が多すぎたかしら・・・。」

全員がブリッジの扉を見るとイネスが自分の体の倍はあるかという荷物を引きずっていた。

「そ、その荷物、何に使うんですか・・・。」

「もちろん、アキト君に帰ってくることがどれだけ合理的で必要なことかを説明するためよ。あなたは何をしてたか知らないけど私は2週間の間アキト君への説 明をずっと練ってたの。まだ納得してないけど一応3週間は寝ずに説明できるわよ。」

クルーの顔が青を通り越して真っ白になった。

「そんなことしたらアキトさんが余計に逃げちゃいますよ・・・。」

「ん、何か言ったかしらホシノルリ少佐?問題があるならしっかり説明するけど?」

「別に・・・。」

ルリは余暇な事をいってイネスの説明を聞かされてはたまらないのでそこで会話をきった。

「それでは、今度こそ目標地点へジャンプします。イネスさんお願いしますね。」

「いつでも大丈夫よ。」

「艦長!ディストーションフィールド出力安定しています。」

「その他まとめてオールOK!!」

「じゃんぷ。」

ナデシコCは青い光の中に消えていた。















「・・・ステルスシステムの調子はどうだ?」

「予定通り動いてる。」

広い宇宙のとある場所で戦艦・・・ユーチャリスに乗ったピンクの少女と黒ずくめに大きなサーバーの怪しい男が事務的な会話をしている。もちろんラピスとア キトだ。

「・・・。」

「・・・ねぇ、アキト?」

「なんだ?」

「ステルスシステムのテストで相手がいなくて良いの?」

「・・・それを言うな・・・。」

アキトもその事は考えたが仕事であるため何も言わなかった。もっともアカツキからの仕事でなければ受けていなかっただろうが・・・。

〔このテストはステルスシステムの能力テストではなくステルスシステム運行に当たって誤作動がないかのテストだと思われます。〕

「そうだな。」

2人のやり取りを聞いてユーチャリスのAIであるオモイカネダッシュが真面目すぎるほど真面目に答えた。2人もそれは分かっていたがそれを能力テストと同 時にやらないのかを疑問に思っていた。・・・そしてしばらくの間沈黙が流れた・・・。

〔本艦の後方にボーソ粒子反応。大型の戦艦級の質量がジャンプアウトしてきます。〕

「なんだと!?ラピス、俺はブラックサレナで出る。援護を頼む。・・・ラピス?」

アキトは急いでラピスに呼びかけたがラピスは真っ青になってた。

「ダメ。もう相手にシステム全部掌握された。ハッキングブロックが効かない。もうユーチャリスは動けない。」

「な!!っく、しかたない俺だけでも・・・。」

「ゴメン、アキト。」

「いや、ラピスのせいじゃない。それにそれのおかげで相手が分かった。行ってくる。」

アキトはそういうと格納庫へ走った。
















「艦長、ナデシコC、目的地点にジャンプアウトしました。」

ハーリーは状況をルリに報告したがルリはもうユーチャリスにハッキングをかけていた。

「アカツキさんがくれたデータは本物だったようですね。」

ほんの数秒、多分1,2秒だろう。いくらルリでも考えられないほどの速さでユーチャリスを掌握すると安心したように言った。もちろんこんなに素早く掌握で きたのはアカツキのデータがあったためである。

「皆さん、まだ安心してはいけません。ユーチャリスからブラックサレナでアキトさんが出てきたらこちらもエステバリス全機発進してください。ハーリー君は 私の代わりにハッキングを続行してください。」

「「「「「「「「了解!」」」」」」」」

ブリッジも威勢が良いが、格納庫でも士気が上がってきていた。

「よっしゃぁ!!久々の出番だぜ!!」

「私はあんまり嬉しくないな。締め切り近いし・・・。」

「締め切りが近い?・・・く、く、く、早くしないと出られないのねぇ。く、く、く。」

「「はぁ・・・。」」

・・・と思ったが、高いのはリョーコだけ、しかもイズミの絶対零度並みにさむいギャグ(絶対零度なら痛いか?)でその士気もどこかへ消え去った。

「まぁ、彼女達、とりあえず愛しの愛機に乗っときましょか?」

「・・・おいサブ、お前ジャンプの前はブリッジにいたよな?」

リョーコがサブロウタをお化けでも見たかのような目で見る。

「ま、気にしない、気にしない。」

「気にするわ!!」

「良いんじゃない?ナデシコだし。」

「「・・・。」」

どうやらヒカルの一言ですべて片付いたようだ・・・。














・・・某所・・・

???「準備はいいな?」

???「ええ、もぅばっちりです。」

???「・・・準備なんて初めからない。」

???「「そ、そうだな(だね)。」」

どこかの、ナデシコCの中ではあるようだが、謎の3人組が、ひそひそと話している。部屋が暗いのはお約束である。

???「まぁ、もうすぐ時間だ。動くぞ!」

???「「了解。」」

そういうと3人は1人と2人に分かれて別々の場所へ向かった。

















「艦長!ブラックサレナ出てきました。ついでにこちらのエステバリス隊も発進しました。」

「ハーリ−君、ブラックサレナに通信つないで。」

「了解!」

程なくブラックサレナと通信がつながった。

「アキトさん!帰って来てください!」

「俺は帰る気はない。ユーチャリスを解放してさっさと帰れ。」

もはやお約束であるがしばらくこの問答が続く。

「そうはいきません。ユリカさんも私もナデシコの皆さんもアキトさんが帰ってくるのを待ってるんです。」

「それはご苦労なことだ。しかし俺は帰る気はないと言っている。」

「どうしてそんなことが言えるんですか!みんな心配してるんですよ?ユリカさんを愛していないんですか!?」

「君には前に言ったはずだ。君の知っているテンカワアキトは死んだ、と。」

「そんなことは関係ありません。アキトさんはアキトさんです。」

「何を言われても俺は帰らない。」

「そうですか・・・。では仕方ありません。アキトさんが帰ってこないなら今からユーチャリスを破壊します。それでも帰ってきませんか?」

アキトはブラックサレナとユーチャリスの通信がつながってないことを確認すると嘲るような微笑を浮かべ言い放った。

「勝手にしたらがいい。だが君達には出来ないだろう。あれにはラピスが乗っている。それを破壊、つまりラピスを殺すことは甘い考えしか持っていない者には 不可能だ。もっとも出来たとしても俺には関係がないがな。」

アキトは自分で言いながら自己嫌悪に陥っていた。例え嘘であってもこんなことを平気で言う自分に・・・。一方ルリ、ナデシコC側も自分達がユーチャリスを 攻撃できないことは自覚していたのでなかなか反論でいなかった。

「・・・確かに私達はユーチャリスを攻撃できないかも知れません。しかし今ユーチャリスは私達の制圧下です。その状況を打開できない限りアキトさんに逃げ 道はありません。」

ルリは必死で反論を絞りだし言うが、アキトはそれに対して冷笑を浮かべた。

「簡単なことだ。俺がそのナデシコCを落とせば問題ない。」

もちろんアキトにその気はないが攻撃をすることでハッキングを続行できない状態にするつもりだった。しかしちょうどその時ナデシコCのエステバリス隊がそ の空域に到着した。

「こら、テメェ。いつからそんなこというヤツになりやがった!!」

「・・・この2、3年だな。」

逆上したリョーコに対してのアキトの冷ややかな物言いはさらにリョーコの精神を逆なでした。

「このヤロゥ、馬鹿にしやがって!!」

「まぁまぁ、怒ったってしょうがないでしょ、中尉。あ、ここは仲間らしくリョーコって呼んだほうがいいかな?」

「なにいってやがる、サブ!」

「まぁまぁ、後半はともかく前半は正しいから、ね。」

なんとかいつものやり取りでリョーコは冷静さを取り戻した。

「邪魔をするなら容赦はしない。」

「言ってやがれ!いつもの通り行くぞ!!」

いつもの通り・・・リョーコが前衛、イズミが後衛でそれを援護、サブロウタとヒカルが状況に応じて前衛か後衛になる。今回はサブロウタがリョーコとともに 前衛、ヒカルがイズミよりやや前方で後衛の仕事をした。4人のコンビネーションは完璧だった。

「な、なんで当たんねぇんだよ!」

しかしアキトは2人の前衛の猛攻を後衛の射撃をかわしながら軽くあしらっている。

「時間の無駄だ。そこをどけ。」

「なめるなぁ!!」

「はいはい、挑発に乗らない。まぁアキトさんよぉ、俺達の任務はナデシコCの護衛だから退くわけにはいかないねぇ。」

「ならば実力でどいてもらう。」

と言いつつもアキトはまったく攻撃を仕掛けない。なぜなら、アキトは今からナデシコCを攻撃するのだからそれによって重力波ビーム発生装置でも壊れた ら・・・高確率で破損したエステバリスのパイロットは助からないだろう。しかしいくら攻撃を仕掛けなくても戦況はアキトが優勢だった。そしてブラックサレ ナは少しづつナデシコCに近づいていく・・・。
















戦闘が始まったころ、格納庫では・・・。

「おい!誰だ、勝手に予備のエステに乗ってるヤツは!!さっさと降りて来い!」

「・・・。」

予備のエステバリスに乗っている者はウリバタケの呼びかけを無視して動き出した。

「な!おめぇら!!危ねぇから逃げろ!!おい、パイロット!名前ぐらいなのれよ!!」

「・・・ナオトだ。」

「え・・・。」

その声は確かにナオトのものだった。しかしその雰囲気は正反対で冷え切ったものがあった。それを聞いた格納庫の整備士たちはこの格差に一瞬固まってしまっ た。その間にナオトは宇宙空間へ出ていった。
















「ブリッジ!!おい、ブリッジ!!」

ウリバタケはナオトが宇宙へ出ていったことに気付くと急いでブリッジに連絡を取ろうとした。

「艦長、こちらから未確認のエステバリスが1機出ました!」

「ウリバタケさん、誰ですか?あれは。」

「ナオトだ!どういうつもりかはしらねぇえがあいつが勝手に予備のエステで出やがったんだ!」

「ハーリー君。あのエステバリスに通信つないで。」

「りょ、了解。」

ルリは内心あのナオトがそんのことをするとは信じられなかったが通信が開くとそこにいるのは確かにナオトだった。

「ナオトさん、早く格納庫に戻ってください。素人が手を出せる状況ではありません。」

「問題ない。見ていろ。」

ナオトの雰囲気の豹変ぶりに整備班の者達同じように、ブリッジクルーも固まってしまった。その間にナオトは通信を切るとどんどん戦闘空域に近づいていく。 それと同時に突然、ブリッジの扉が開いた。入ってきたのはマリとマサキだ。

「マリちゃんにマサキ君!?ちょうど良かった。今、ナオト君が・・・。」

「大丈夫です。それより艦長とハーリー君、僕とマリにオペレートを変わってください。」

「「「「「「「へ?」」」」」」」

ブリッジクルーが一瞬唖然とする。

「あのね、マサキ君?戦艦のオペレートって言うのは特殊なISFが必要で普通の人には出来ないの。やってみたいのはわかるけどまた今度試してね。」

2人はミナトの言葉を聞くとおもむろに手袋を外しながら顔の手をやった。そこにはカラーコンタクトを外された2組の金色の瞳とルリやハーリーと同質の ISFがあった。ブリッジクルーは今度は絶句している。

「驚いているのも、信用できないのも分かります。けどどうしても必要なことなんです。」

「こっちのアキト助けたいならすぐ変わって。時間がない。」

マリとマサキは目に見えて焦っていることが分かった。

「な、何を言ってるんですか!ダメですよ!せめて何をするつもりなのかを聞かないと・・・。」

ハーリーはいつも以上に慌てていたが、ルリは考えにふけっていた。

『こっちのアキトさん?・・・しかも連れて帰るではなくて助けるですか・・・。それとさっきのナオトさんの豹変ぶりを考えると・・・。』

「・・・わかりました。ハーリー君、席を変わってあげてください。マリさん、マサキ君、事情は後で話してもらえますよね?」

「はい、もちろんです。」

2人とルリの間では決着がついたがハーリーはまだ納得していなかった。

「なぜですか、艦長!なんで簡単に信用するんですか!?」

「・・・ハーリー君。あなたは私より2週間も2人と一緒にいるんですよ?いくら鈍くても2人に悪意があるかないかぐらいわかるはずです。」

「・・・確かにそうですけど・・・。」

ルリの真剣な物言いにハーリーは鈍いと言われたことに気が付かなかった。

「だったら早く変わってあげてください。」

そう言っているうちにルリはすでに艦長席から降りていた。それを見るとハーリーも渋々オペレート席を明け渡した。そしてあることに気が付いた。

「艦長!!さっきのナオトさんが乗っていたエステバリスがブラックサレナのコックピットを持ってこちらに向かっています!」

「「「「「「「え?」」」」」」」

ブリッジクルーは信じられないという顔をしている。しかし現にモニターにはその映像が大きく表示されている。

「・・・でもいくらコックピットを持ってきてもアキト君だったらボソンジャンプで逃げちゃうんじゃない?」

少し考えてミナトがもっともらしい意見をいった。しかしそれにマサキが反応して、

「大丈夫です。それも僕達がオペレートを変わってもらった理由の1つですから。今、リアルタイムでボソンジャンプの強制キャンセルをしています。」

「そんなことが可能なんですか?」

当然の疑問だがルリは疑って聞いているというよりどうやってそんなことができるのかに興味があるといった風だった。

「・・・それも後で。」

そしてしばらく沈黙が続いた。
















少し戻って宇宙では・・・。

「サブちゃん、リョーコちゃん!ナデシコの方から何か来たよ〜!」

「な!?エステ?誰がパイロットやってるんだ?」

いきなり戦闘空域にやってきたエステバリスに4人は戸惑っている間にそのエステから4人に通信が入った。

「邪魔だ。下がっていろ。」

4人はその声を聞いても最初は誰だかわからなかった。

「・・・ナオト、か?」

「そうだ。黙って見ていろ、すぐに終わる。」

「おいおい、その変わりっぷりはどうしてか知らないけど、初心者は下がってろって。あれは化け物だから。」

「・・・。」

ナオトはサブロウタの言葉を無視すると持ってきた旧式のフィールドランサーを構え1直線にブラックサレナに向かった。

「誰だ、貴様は?」

アキトは見たことのないエステバリスにナデシコA時代に使われていたようなフィールドランサーを見て疑問に思った。

「今はまだ答えない。話はあと、お前をナデシコCに連れて行ってからだ。」

ナオトはこう答えるとアキトの返答を待たずにブラックサレナのディストーションフィールドにフィールドランサーをつきたてた。

「ふん、そんな旧式ではブラックサレナのフィールドは・・・!?」

アキトが言い終わる前にナオトの姿は消え、アキトの視界にはフィールドランサーだけが残っていた。直後、ブラックサレナを激しい振動が襲った。気が付くと ブラックサレナのコックピットはそのものから無理やり外され、ナオトのエステバリスに抱えられていた。

「確かにブラックサレナのフィールドは収束すれば旧式のフィールドランサーではやぶれないだろう。ただし収束すれば、だ。お前ならそうするとわかってい た。それで俺は薄くなった下のフィールドを破り、コックピットを切り離した。後はお前をナデシコCに連れて行くだけだ。」

「く・・・。ふ、だが無駄だったな。俺はナデシコには行かない。」

一瞬アキトの周りに青い光が発生したがすぐに消えた。

「・・・!?なぜだ!なぜジャンプできない!!」

「どうやらあっちもうまくやったようだな。これでお前はしばらくボソンジャンプはできない。おとなしくナデシコCについて来い。」

「く・・・。」

アキトはどうやっても逃げられないということを認識したのでそれ以上抵抗しなかった。

「な、なんて動きだ。」

リョーコが思わず声を漏らした。他の3人は声を出すことも出来ない。

「なんでエステでそんな動きが出来るんだよ、ナオト!」

「リミッターを外した、それだけだ。」

「な・・・。」

ナオトはリョーコの問いに平然と答えた。しかしリョーコはひどく驚いている。当然だ。ナデシコCにつんであるエステバリスはリョーコたち、つまり超1流と 呼んでもいい人間が使うように整備されている。よってリミッターも限界ぎりぎりに設定してあるのだ。それを外してリョーコ達以上の動きをするということは いつ爆発してもおかしくないということだ。

「話は後だ。まずはナデシコCに戻るぞ。」

ナオトが先行すると他のものはあまりのことにただ素直に続いた。
















後書き(中書きだけど)

RYU   こんにちは、(またはこんばんは)、今回も読んでいただいてうれしい限りです。

ルリ   へ〜、これが『朝食用に加工された穀物食品』モードの文 章ですか。参考になりました。

RYU  え、なにが?

ルリ   ・・・何も言わずに前回の後書き2を見てみなさい。

RYU  何だろ・・・。あぁーーー!!『シリアス』モードが『シリアル』モードになってる!!!すぐに直さなければ・・・。

ルリ   どこへ行くつもりですか?あれはあなたの馬鹿さ加減をあ らためて露呈する、という意味で重要ですからそのままにしておきましょう。

RYU  露呈するから書き直すんだよ!

ルリ   今更隠してもしかたありません。ギャグの一環として残す のが正論です。

RYU  ぐ・・・。確かにそうかもいれないけど・・・やっぱり!!(走り出す)

ルリ   逃がしませんよ・・・。(音もなく近づ く)

RYU  は、速い!!

ルリ   食らいなさい!!ザク!

RYU  た、例え我が命尽きるとも・・・。(PCに手を伸ばす)

ルリ   ふん。(足でPCを遠ざける)

RYU  そ、そんな・・・。バタ。

ルリ   やっと倒れましたか。それでは今回も読んでいただきあり がとうございました。

RYU  (だんだん仕打ちがひどくなってるような・・・)






後書き(中書きだけど)2

はい、シリアルモードでした(笑)。・・・本当は直すべきかも知れませんが自分で発見したときに笑いがこみ上げてきたので、とりあえず苦情が出るまでこの ままにしてみます。

さて本編ですが、オリキャラ3人が活躍してます。2人マシンチャイルドだったり、ナオトはアキトに勝っちゃたり、むちゃくちゃですが後編で一応全てわかり ます。果たして3人の正体は・・・すみません。だいたいわかりますよね。次は少しは予想外なところがあると思うのでそれまではわかっていてもわからないふ りで(爆)。

そして今回、〜光明は遠い世界から〜初の(というか自分が書いた文、初の)戦闘シーンが出てきました。え、どこにもないって?・・・そうなんです。もとも とはナデシコのエステ隊とアキトの所に細かく入れてたんですけど、アキトが攻撃しないというのは決めていたので『要するにただ避けてるだけじゃない か!!』となってカットしました。アキトとナオトのところも一瞬でって所を出したかったのでああなりました。

それと今回一番出したくないキャラが出てきました。そう、イズミです。イズミは好きなんですけど、自分が書くとなるとダジャレが・・・。これからも苦労し そうです。

あと、次は設定上前半はシリアスを通り越して少し(かなり?)ダークになりそうなんですが、自分はほのぼのとギャグに程よくシリアスが好きなので次以外 ダークはないはずなので許してください。

それでは次で会えることを願ってます。




感想

RYUさん更に連続! スパロボまだ半分な私はこのさきどっちだ!?

っとまあ、私のネタはさておき、RYUさんもとうとう誰が主人公かはっきりさせたという事ですね。

確かに”アキト”でしたねぇ(ニヤリ)

でも、そういう存在が出てくる作品であるという事は、この先強大な敵が!!??

にしても、一瞬で負けてしまうとは情け無いぞアキト(泣)

それは、違いますね。

うん? でも一瞬で負けたみたいだけど?

ハァ…いいですか、この世界には確か情報を制するものは全てを制するというような言葉がありますね?

う〜ん、確かにそんなような言葉はあるね〜

実力差がどれほどあったのかは知り ません、しかし、アキトさんは相手が普通のエステライダーだと思っていたんです。

ですが、実際はそうではなかった。それだけでもかなり不利です。

読み違えというのは、行動に誤差を出しますからね。

それだけでも、という事は他にもある訳だね?

当然です!アキトさんがただ強いというだけの人に早々負 けると思いますか?

答えは簡単、行動心理を予測されていたからです。


え〜っと、つまり、これからどうしようかという考えを読まれていたというわけか…

確かにね、彼ならありうるかも?

ま あ、そういうことです。

釈然としない部分はありますが…


釈然としない? 今までの部分でそういうことがあった?

違います、アマガワさんが持ってくるだろう
厄介ごとの方です。

考えてみてください、アキトさんの性格は厄介ごとを何とかしようとする時、自分ひとりで抱え込んで他人には話さない人です。

ですが、アマガワさんは何かに私達を巻き込もうとしている…

ああ、なるほど…

切羽詰っていると考えるべきなのかどうか…話の最初から見ているとそれも少し違う気がします し…

先の予測が立て辛いですね…


でも、それだけに楽しみではあるね。

予 測もつかない作品となりつつあるこの作品の未来…RYUさんに期待って言う事で!

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