第22話『更にチート化計画』
2001年5月30日
== B55ハンガー ==
「おはよう〜」
[おはようマスター]
「進行状況は?」
[水素燃料精製施設と、供給施設完成したよ〜]
「とりあえずは代替えの目処がたったか、
じゃ水素エンジンで機体つくってもらうかな?」
[機体つくるとして装甲は?]
「超合金Zだ[あ、むり]ん?」
[解析したけどつくれない〜そのワンランクしたあたりの合金Zあたりだね]
(ふむ)
アフロダイAに使われいる。
「元の装甲とどっちがかたい[もち合金Z]
なのか。じゃあそれでかな?テストは[テスト結果はでてるよ〜]…いつの間に」
数値をみるとまぁまぁいけてる。
どっかの合金相当だった。
「じゃ水素エンジンと合金Z製で、テスト機よろしく」
[イエスマイロード。
ところで、機体つくるとして…パイロットは?]
「ああ、考えてはなかったな……おまえらは?」
[自分らよりもヤドカリ君をお勧めするよ、
で、マスターの力でチューンして…]
「ヤドカリ君?ああ、情報処理特化型か」
[うん。自身での整備製造等は、できないけど、オペレーターとしてなら一流だよ。
またパイロットとしても優だし]
「わかった。3号、頼めるか?ボディーのみ」
[イエスマイロード]
[あとは、核融合炉の燃料や資材の問題だね]
「ヘリウム3、月じゃなく木星とアステロイドかな?
距離があるしなぁ…補給船なんか飛ばして、
オル5側にばれても痛いしなぁ」
(ん?そういやぁ)
「チューリップを固定で使えない?」
[ちょっとまってね]
「AチューリップとBチューリップのみ行き先固定の、ワームホール式。
色々な所にいくから演算ユニットが必要なんだろ?」
[うんいける!]
「うっし、今から製造して設置しにいくと?」
[ステルス、相転位エンジン、操縦席くっつけてなら…うん。3ヶ月でいけるね]
「9月初めか…じゃあそれでよろしく。
それまでは節約だな」
[だね]
「あと足りないと思うのは補給と、輸送か」
[弾薬については、プラントで鉄系統からでも、精製可能です]
「うは…プラントチートだなぁ」
[元々少ない資源で木連ができ、僕達無人兵器群ができ、
バッタ先輩などは、ミサイル搭載してるからね]
「となると後は輸送かぁ」
[光線級がいるから空は、撃墜されない、かつ大型が1番望ましいね。
または離着陸容易、荷物積載容易なの]
「強襲救命艦メデューシンから陸鯨かな?あの世界は空輸だったし」
[データーがないからなんともいえないけど…ネーミングから凄そうだね]
「後は陸上輸送か…なんかしら開発だな…
そこからもう少し前線に運べる何かほしいな」
[だね]
「あそこ…いけるかな?」
[あそこ?]
「メタルマックスの世界、できれば3…」
[とりあえず出して見れば?]
「だな」
世界扉を唱えると、扉ができ…
「ちっと覗いてくるわ」
==メタルマックス3と思える世界==
(お、確定か…)
俺の姿見かけると、もの凄い勢いで、四脚に大砲をくっつけた、
メタルマックス3でのエネミーのキャノンホッパーが跳ねてくる。
俺は、きた世界扉をそのまま潜り…
==B55ハンガー==
扉をけす。
「行けるな。俺の知っている敵がいたし」
[ゲームの世界か……僕らもいってみてもよいのかな?]
「あ、この世界はやめとけ、
暴走した自立機械VS人間の構図だから、横からいきなりやられるぞ」
[わかった…やめとく]
「しかし、ゲームの世界も良いとは…恐るべき世界扉、
となると…鋼鉄の咆哮の世界も良いって事だし、無限弾薬装填装置も大丈夫なのか」
[無限弾薬装填装置?]
「言葉通りだな。
物理を無視してるから見てみたいことは見たかったんだ」
[へぇ〜]
「ただ、主人公側が手に入れなければならないけど…
敵側もある意味無限的に撃って来るから、
下手したら簡単に手に入るかもしれん」
[魔法も、もってこれたりして]
「あ、世界扉は魔法だぞ。ゼロ魔の虚無」
[そ、そうなの?]
「知らなかったか?」
[データーいれてくれてないじゃん!]
「まぁまぁ…しかし、
FFの世界のメテオを喰らったとし、情報が渡ったと仮定する上位存在…どう抵抗すると思う?」
[メテオ?]
「小惑星を上空から落とし相手にぶつける魔法」
[レーザーの集中砲火による破砕]
「しかも…連続魔のスキルだったかで、
精神力切れるまで、連発できるし」
[流星群なみの小惑星が狙って?
流石に物理無視は、無理、チート]
「だろうなぁ」
(FFの黒魔導士達による…ハイヴ破壊攻撃、面白そうたな)
「まぁ魔法は忘れて…、とりあえず俺の行き先は…砲撃戦主体にしたいから…メタルギアPWで、
その後は……あとパイロットか…あ〜メデューシンも確定だけど、まだいいか…
メタルマックスの世界だな」
[いっぱいだねぇメタルマックスはなにを?]
「あそこの自立機械達だね主に…
ガンタワーとか、ガンホールとか…洗脳して強化を施す」
[うんうんで、後は?]
「メデューシンいって次に鋼鉄の咆哮の世界探索か…
まぁその前あたりに」
[各世界5日だとして、休みおいて6週間だね]
「メタルマックスと、鋼鉄の咆哮は2週間」
[あ、じゃあ8週間だねマスター]
「だな」
「確か佐渡島ハイヴの間引き戦間隔が2ヶ月だから、
その終わったあたりでまた、間引き作戦だよな…多分」
[それまでに機体いっぱい作らなきゃね]
「ああ、資源入手先にチューリップセットを2個だろうな。アステロイドと木星」
[だね]
「じゃ、それでよろしく」
[イエスマイロード]
「さて、一回副司令に報告後、
不知火の武装面すこしまたみるか」
[逝ってらっしゃいマスター]
「漢字違うぞ」
[いや、あってるよ〜]
(たく…)
== 副司令執務室 ==
「副司令いますか〜」
「待ってたわ〜、はやく入ってらっしゃい」
「失礼します」
入室すると、満面な笑みを浮かべた副司令が…
「んふふ〜あんたまりもを泣かしたわねぇ?」
「え?…ええ…はい」
「あんた…責任とって結婚しなさい」
「はぃ…ぃぃいいい?」
「了承したわねぇ式は」
「ちょ、ちょ、ちょまって下さいよ!」
「あらあの子嫌いなの?」
「いや、そういうわけじゃ」
「ならいいじゃないの〜日程は」
「いやそうじゃないっすよ!」
「あら、まりもは優良物件よ〜
家庭的で、料理はもちろん、家事全般こなせるし〜」
「………肉じゃがも?」
「勿論絶品よ〜さ、日程日程」
「は?!いや、まりもさんに聞いたんですか?」
「あらわたしが決めたら大丈夫よ〜」
「当人同士の恋愛の上でないと」
「あらじゃあ、恋人から」
「それもまず当人どうしから!」
「うんもう、どう責任とるのよ〜」
「いや、そもそも責任って…むこうがこんな思いをしなくてすみます!って」
「あら……そうだったのね」
「そもそも、副司令…あの場にいたんすか?
何で知ってるんですか?」
「さぁねぇ〜」
「……まぁ確かにまりもさんは」
「あ、脈ありなのねじゃあ責」
「それはおいとく!!」
「もぅ……わかったわ…で何?」
「と、これからの行き先決まったので報告を」
「いつ行くの?」
「明日にでも…」
「期間は?」
「5日間前後、長くとも7日間」
「今回行くところと目的は?」
「新しい機体情報でメタルギアPW、あとまた機体情報目的でOG、あとコロニーもですね…TOKIO?」
「機体って、改造した機体だけで十分なんじゃない?」
「足らないですね」
「なに?あんた…どの位機体を、作るつもりなのよ」
「数限りなく…億でもこの世界からBETAが駆逐するまで…」
「…………」
「昨日まりもさんから、なかれました…
俺がちょっと取り付いた、
なんか動作がおかしい、
だから、ちょっと弄ってみた。
…ただ、そんだけの、OSだけでですよ?」
「………」
「で、その時、これでこんな思いをしなくてすみます…と言われました。
俺から言わせると、おかしい。異常です。
そんな思いをするのが異常なんですよ!
……最初この基地に来た当初は、
技術を渡して彼女達を護れば、それでよしと思ってました。
…けど、それじゃあ足らないです」
「あんた…そんなに力もつと、この世界の異端者になるわよ」
「それでもかまいません…BETAを駆逐し、
この世界、いえまりもさんのような、
思いがしなくてすむなら」
「どうやら本気のようね…後悔はしない?」
「はい!」
「わかったわ…好きになさい…
けど、そんな億の機体作っても補給が間に合わないわ、どうするの?」
「そこら辺はあてがあります。
作っちゃえばいいんですよ」
「原材料どうするのよ」
「アステロイドベルトから調達します」
「は?」
「アステロイドベルトです」
「輸送艦とかは?」
「いりません」
「………馬鹿にしてるの?」
「いえ」
「じゃあどうするのよ!」
「この間ナデシコの世界に自分いったの覚えてますよね?」
「ええ…」
「その時、別目的でプラントをゲットしてたのですが、
ワームホール式のワープ技術があったので利用します」
「…………現物みたいわね」
「どっちを?」
「そのふざけた技術両方よ!」
「わかりましたじゃあ行きましょう」
………行く途中………
「あ、副司令ひょっとしてオルタ5に〜と思ってます?」
「あったりまえじゃないの!そんな超空間技術ば」
「大丈夫っすよ」
「え?」
「生き物はワームホールを無事抜けられません、カチンコチンに固まります。
まぁ同じ世界の技術で、ディストーションフィールドで、
包まれてない限り…
なのでそこのところは大丈夫ですかね」
「そうなの」
「それよか、オルタ5側増長になる可能性の世界が、
宇宙戦艦ヤマトや、ガンバスター、
マクロス7以降、
銀河漂流バイファムとかの単独ワープ可能な世界ですね」
「その世界って…」
「宇宙戦艦ヤマトは、往復約30万光年を旅し、
襲撃する異星人を退けながら地球を救う世界。
次に、ガンバスターは、最終的には銀河中央まで、万単位の艦隊で殴り込みにいく世界。
あ、ガンバスターは太陽位を軽くキックで砕きます。
あと、マクロスシリーズの世界は、1000万人規模の都市船団でもって銀河開拓の世界。
因みに巨人族もいます。
バイファムの世界は、異星人の襲撃を逃れた子供達13人が、
航宙艦一隻プラス5機位の機動兵器でもって戦い、両親達を助けに行く話です。
どれもオルタ5派が喜びそうな技術満載の世界ですね。
ワープ技術ありの、移民できる技術ありのですし、
まぁ、今までいった世界はパワードールのぞけば、地球圏活動の世界ですから」
「ほんと、あなたってふざけてる力、世界扉をもってるのね」
「ですね」
== B55ハンガー ==
「ふ…ふ…ふざけ…てる」
副司令の目に映っている光景、
作業ロボットがふよふよ浮いて、機体を組み上げている
「なによあのロボットは!?」
「ああ、あれが作業用のコバッタ達です…5号!」
[あいあいマスター
あ、香月夕呼博士ですねおはつ〜]
「え…ええ…おはつ」
[ぼくちゃんは作業用ロボットのコバッタ5号です〜
よろしゅうにぃ]
(コバッタ選択まちがえた……汗)
「5号、いって作業続け」
[マスター〜そんな事いわずぅ〜]
「8号9号!!こいつにohanashiしてこい!11号!!」
[あれ〜〜〜]
8号9号に牽引される5号、
[5号が失礼しましたm(_ _)m]
と顔文字表示の11号。
「……で、このこ達、なんでういてるし、
会話?自我があるみたいだけど」
「反重力推進ですね、
自我は元々あったみたいですよ…が、
命令が優先で抑え付けられてたみたいです。
まぁ会話機能つけた際に、
そこら辺解放し、変えちゃいましたが」
「そしたらあんな子もいたのね」
[大変ご迷惑をおかけします]
「さて…でこれが異世界の技術の塊のプラント。
砲弾製造、材料の変換、無人兵器製造、
ナデシコ世界のオーバーテクノロジーの塊」
黒光りする正四方形…
中が空洞になっているようにみえるが、
光通さず不可視の状態だ。
「な…なにこれ」
副司令が見えないエリアに近寄る。
「ストップ!!分解されますよ!!」
ビックとして動きを止める。
「コピーし作成しましたが正直こいつは、
俺にも解析できてないオーバーテクノロジーの塊です。
ですので、触れたいなら自己責任で触って下さい」
「あんたでも?コピーした本人の」
「ええ、正直俺の能力を超えてましたね、
コピーはそのままだせば良いとしても、改造は、サイズのある程度の変換のみです。
中身を完全に弄れませんでしたね…
だから、こいつらがいなかったら、砲弾製造できるは、知らなかったですし」
[私たちは記憶として刻まれてました]
「俺もわかんない力があるんすよ…で、11号、チューリップは?」
[……材質変換中みたいです]
「……現物はまだってとこですね…
あ、あれがパーソナルトルーパーという系統で、ゲシュペンストです」
副司令を正面へ案内した…
「この機体がねぇ」
ぐるりと見回し…
「異質に見えるわ…ほんと。
ま、そのワープ装置できたら見せてよね、救世主さん」
「はい」
「あ、コバッタ1機わたし付けに付けてほしいんだけど…良いかしら?」
「副司令付けに?」
「部屋の整理って、ピアティフから言われてたのよ〜
もちろん分解はしないから」
「そうですね…彼らに聞いてみますか…、
アテンション!!」
一斉に静かになるハンガー。
「副司令がアシストについてほしいとの要望だ!誰か?」
10秒ほどすると22号がこちらに近寄ってきた。
[わたしがなる〜]
「よし、じゃあ頼んだぞ」
[イエスマイロード]
「じゃあ…いらっしゃい」
「まぁ結構全般的なのできますから、
かなり役にたちますよ」
「わかったわ」
「では自分の方は以上ですので作業の続きを…」
「ええ」
改造タイム
不知火
現用 運搬担架トラックに合わせて微調整
脚部外側にあたる高周波ブレードを戦闘時のみ、
展開にする収納式に
空中散霧ショットガン形式、12.7mmホローポイント弾追加
装填数30発
………
カオル報告
コバッタ振り分け
変更
3号 ヤドカリ増産担当
5号 ohanashi中
22号 副司令付き
90号まで増えた
寸劇風後書き
作者「億っていっちゃってるよ…」
カオル「多かった?」
作者「銀河中央殴り込み艦隊が8700隻、
でその旗艦の70km級エルトリウムで
シズラーマシン800、その他戦闘機3800だそ…」
カオル「多かったね…でも自重しない〜〜〜」
作者「実はカオルが自重しないため……
一日一話のペース内に、おさまり切らなかったので……
あんな事こんな事を画策せざるえなくなりました……
なので、明日の冒頭から、しばらくMuv-Luvの世界からお別れです…
カオルはコレクター癖があるので………」
カオル「あ、でも5日の制限枠なら5話ですむよね?」
作者「その期間内に戻ればね…けど、ナデシコでのチューリップのように八ヶ月たつと、
カオル、お前は次の当日八ヶ月後だからな…注意しろよ」
カオル「へ〜い…うんじゃぁ●●もしちゃって…
小惑星もコピーして、ハイヴに落とすか……」
カオルの妄想は続く…
作者「しかしよ…コロニー落としの後影響考えてるのかね??」
カオル「不明だ!!」
作者「多分コロニー落としするに1票いれておこう…」
H24年4月10日改稿
やっと装甲ネタはいりましたね。
超合金Zは製造不可、
合金Zでの流れになります。
あと…この時点で陸タンク作っていて、
それの話の流れの修正に一苦労でしたね。
H25年1月再改稿
押して頂けると作者の励みになりますm(__)m