第52話『鋼鉄の咆哮の世界より帰還 20010710』


四日目…

2001年7月10日深夜

世界扉からでてくるカオル。

丸二日間ガイドにつかった。
「だだいまぁ〜11号」

[お帰りなさいマスター]
(ん、ん〜…疲れたなぁ)
引率は正直疲れる…無事に帰す必要があるし…
海外でない分まだましとも言えたが…

「今日はつかれた。風呂入って寝るわ…明日朝ね」

[イエスマイロード]
作業報告等はおきてからに…

2001年7月11日

「さてと…11号状況は?」

[スフィンクスが120mm砲に変更して総数600機突破、
メデューシンはもう少しで完成、内装段階。
もう一つの戦艦ブロックも完成しハッチもできたから、
とりあえずスフィンクス1個少隊と随伴でT-850が警備中〜
リオデジャネイロ級と名称不明の護衛艦の艦体も出来上がったよ〜

あと、マスドライバーはシャトル用は予定より繰り上がりで完成。
戦艦用は40%、空港滑走路は70%、施設に関しては65%ってとこ]

「ハッチの警備の問題か…
スフィンクスは佐渡島の形から考えると、
最低19か、20個連隊は必要だからなぁ…
あ、シャトル用マスドライバー試運転は?」

[まだ]

「試運転はしないん?」

[シャトルないよ?]

「あ、製造してなかった?
じゃあ…内装抜きだと…どのくらいでできる?」

[どのタイプ?]
リストから1000人乗りのを選択し…

[ん〜内装抜きでなら、明日午前6時前には]

「なら試運転明日入れといて」

[イエスマイロード]

「あとは警備か…と…あの子でいいかな…けど武装は…」

格納庫に居るハーヴェスター君を改造し、配置する事にするが、その前に…

ハーヴェスト君は横に置いといて…
『ブーン』
鋼鉄の咆哮ウォーシップガンナー2の技術を鯖に入れ始める。

ガンナー2の技術は水上艦及び航空機やドック艦の技術であるが、
水上艦搭載兵器類はサイズがあうなら…そのまま機体に搭載できる武装もあるだろう。

リストをあげるとキリがないので軽くだが…

時代背景にあわない砲弾が人間身長サイズの幅をもつ160cm砲や、
ミサイル兵器や、レーザー兵器やら…

[ねえマスター何故1939年にビーム?
そして敵艦にもあるっていうの?]

「さぁ…?推測だけどドック艦の技術が流出したとしか考えられない」

[次元転移船ね〜マスターと一緒でチートだぁ]

航空機ではUFO、やアヒル系…

[マスター]

「ん?」

[アヒル戦闘機や爆撃機、攻撃機って生体だよ…生きてるよ…雛を産ませるんだよ…無理〜]

「やっぱり無理か…生体兵器苦手だよな〜」

[卵どうやって産んでるの?]

「ドック艦が?」

と未知なる製法の兵器があったり…
[産まれたと共に成長する苛電粒子砲…理解不能〜]

「多分同化しても出来ないか…」

艦体では鮫潜水艦やドリル戦艦…

[男の浪漫、ドリル戦艦〜]

「水上走るBETAいたらドリドリしちゃいたいけどなぁ…
何回ドリル三兄弟にドリドリで沈んだ事やら…
でもさぁ」

[でも?]

「ドリル戦艦入手するのにかなり苦労するんだよ」

[マスター軽くじゃん]

「ああ、自分はね…でもこれ累積戦果でしか設計できなくて」

[累積戦果?]

「敵から奪うや、え〜面クリ報酬以外の手段ね…
何隻沈めたかを」

[10隻?]

「いんや999隻…で下が500隻と…250隻だな」

[えっと〜…艦隊戦果で?]

「単艦戦果ね。で更に艦の種別により累積戦果が違ってくるんだよ。
駆逐艦とか巡洋艦とか」

[うわぁぁ]

「ドリル戦艦は航空戦艦累積999隻撃破」
[はい?……マスター、航空戦艦ってレアモノなんじゃないの!?]

「うん。レア過ぎるな…」
航空戦艦に関しては、史実でも戦局悪化による改造戦艦の2隻しかなく、
それは律儀にガンナー2の世界にも反映されていた。
つまり…入手する難易度高く、
「入手する隻数稼ぐのに250回演習しなきゃ無理なんだよな…
PSP版で改善されても50回近く…」

ひたすら参加するしかない…
入手する難易度下げるには前提条件で、かなり開発してからでないと無理であった。
一例として、
砲塔数増やす為の双胴戦艦、これは入手のみで。
長射程全方位攻撃できる160cm砲6門。
あと対空関係。
自動装填、超重力電磁防壁、電波探信儀、照準儀他に、
全砲塔自動攻撃可能になる謎の装置ηの艦を設計し、
ひたすらステージ600に参加、艦を操縦せずに流がす方法である程度は楽にはなる。
楽にはなるが…繰り返し同一面をひたすら繰り返すしかない。

[それをマスターは〜]

「でも、自分がやり込んだのが世界設定に反映してるかもな〜」

[へ?何?]

「技術情報で抜けているのがあるなからな…
自分がやったのとそっくりなんだ」

取得を諦めたF-15EJやF-117が入手して無く、また新型拡散プラズマ砲、新型誘導プラズマ砲…
また艦橋類がところどころ無い。
F-35が入手したのにF-15EJが入手してない点から普通の技術発展ではおかしいだろう。
カオルがやり込んで入手できなかったデーターそのものであった。
他にも艦名からしてそうであろう。

「つまりさ…ゲームの世界では自分がやり込んだのが、
反映するかも〜って話だよな。
元々のボス等は別として、やってなければやってないで進んでないだろうが…」

[じゃあさ…一回いったあとでやり込んで行くのは?]

「それで世界に反映するならかなり楽だが…
どうだろうな?今はやり込む時間も惜しいだろ?」

[…そうだね〜]

「ま、時間があったら検証してみたいが…
と残りの技術も入れなきゃ…世界扉話は後々」
機関では…1939年に原子炉やガスタービンがあり…
[何?原子炉並の出力って…]

「ああこのガスタービンεね…」

原子炉出力を上回り、
しかも軽いから最終バージョンでは出力では負けるものの、
重量比で核融合炉にも勝つ状態である。
そして核融合炉…
[ヘリウム3よく手に入れたよね…]

「ああ…どうやって入手してんだか…」
そして謎の装置類…

[ねえマスター]

「ん?」

[生体兵器でないけど、
この無限装填装置や謎の装置群、マスターじゃないと作れないよ。イマイチ理解不能]

「プラントでも無理なん?」

[物理を無視した異能の力だから生産できない]

「じゃあどっかの艦にいれるなら、無限や謎の部分の同化仕上げが必要なわけだ」

[うん。それでお願い]
と言われる程であった。搭載しただけで速度が50%増しになるや、耐久があがったり…
そして無限に弾薬が装填される等とんでも装置であった。

それらを鯖に入れ終わり…
改めてハーヴェスター君、チート気味のプラズマショルダーキャノンの変わりに、
一般的な127mmガトリング、それでも戦車砲サイズの弾をガトリングでだすのだが…
更に35mmCIWSを2つと照明弾を取り付け、
スフィンクスの変わりに警備にあたらす。

T-850は1人だけにできるだろう。

ハッチの近くででーんと佇むハーヴェスターがこれから名物になる…
次に…

== 地上水上艦船建造ドック ==

現実世界…2010年の横須賀にて取得した艦きりしまの艦種である、こんごう型の艦体がドック内に鎮座していた。
武装はまだ艤装されてもない。
[武装はマスターが取り付いて変化させるでいいんだよね?]

「ああ」
さっそく同化し、資材をつけながら鋼鉄の咆哮技術を組み込んでく…

変更前
艦体 こんごう型
ボイラー 海水利用水素無限システム
武装 艤装前

(ん?ありゃ?)

こ船体を弄りはじめているが…
(あ〜あんまり武装置けないなぁ…)

水素ガスタービンの位置や艦橋等を忠実に造りあげたこんごう型は満載で9320t、乾で武装機器搭載、弾薬や消費物資除けば7000tクラスの船体であり…
ガスタービン出力2500kwが4基の船体であった。
[通路とかはそんなにいらないよ。僕等が通れればよいからさ]

「そうだよな…」
コバッタ達に基本メンテナンス等を任せるつもりで、
また操艦等はヤドカリ達に任せるつもりの為、
船室や生活必需スペースの配置が人が乗った時用の艦橋しか必要なくなり、
弄りながらカットしたとはいえ…

(まいった)

[マスター、とりあえず…明日のテスト用にこの艦仕上げてから、
せっかく鋼鉄の艦データー仕入れたんだし新たに設計し直せば?]

「あ〜…そっか…まぁそうだよな」
と助言され作業をすすめ…

変更後
補助装置 謎の装置α、δ、ε、ζ、κ、謎の推進装置、同2、
無限装置装置、自動装填装置γ、

武装 Mk41 VLS前部60、後部60、
と艤装変更した。

(チェックOKと…)
取り付いてから約3時間程、午後に入って艤装終了。
武装面の変化に時間がかかってた。

[進水させとくね〜。あと、紀伊級艦体はそのまま継続して建造だよね?]

「ああ。それでよろしく」
紀伊級艦体は主砲クラスのテスト用としても必須であり、
そのまま変更せずに進める。

カオルは副司令と明日の打ち合わせしなければと思い出し、
マスドライバー試運転、及びシャトル受け入れも含めての話もせねばになるが…

「なぁ11号。航空管制ってどうなってる?」

[航空管制?話通ってないよ。単独でするんじゃ?]
共同の基地である。それは少しまずいだろうと判断し、

「作るだけ作ってやってなかったか…話してこよう」

== 副司令執務室 ==

「副司令いますか〜?」
ノックしながら問うと…

「いるわよ、どうぞ」

「失礼します」
反応があったので入室する。

「なに用?」

「実は、新しい滑走路や空港の管制等諸々と、無限装填装置についてなのですが」

「ああ、そうね…航空管制は司令部にいって頂戴。無限装填装置?手に入れたの?」

「ええ、昨日帰ってきましたから」

「早速見せて…と言いたいんだけど…
やっぱり撃たないと始まらないかしら?」

「だと思います」

「思うってなによ……使える演習場は…ここね」

「設計するのではなく感覚で作れたり弄ったりするだけっすから」

「ほんと異常ね…暫くは明日しかあいてないわね…明日の朝で、大丈夫かしら?」

「入れといて下さい。けど埋まる程少ないのです?」

「あんたのとこのB-01が原因よ。連日連夜金色が見かけない日は、ないわね…」

「あ〜すんません」

「しかもこっちの所属の戦術機じゃ、武装や損害判定同条件じゃ、
歯がたたないって話じゃないの。
損害判定一撃破壊でなんとかってきいてるわよ」

「なる。スカウト冥利につきますね〜
ところでA-01とB-01のは対戦は?」

「そういえば…まだ入ってないわね…いれといて頂戴」

「ん…近々入れるようにしときます…とりあえず明日っすね」

「明日ね…あとは?」

「俺からは以上ですね」

「あたしからは…アメリカさんとなんかあったの?
妙に違反行為でアメリカの諜報員が捕まってるってきてるんだけど」

「あ〜処理しときます」

(多分5人の関係かな?)

「処理は殆どすんでるそうよ」

「へ?」

「ほら、ターミネーター配置してくれたじゃない…
彼等が処理してくれたのよ」
(殺人許可命令はだしてないよな…)
「し、処理っていうと…」

「命の処理ではなく、適切に処理してくれたわよ」

「あ、そうですか…では失礼します」
命の処理であるなら先に聞かねばと思ったがスパイの件は後回しでも大丈夫と判断し、
先に航空管制の方をすすめに…

== 横浜白陵基地司令部 ==

(と、話って誰にききゃぁ?あ、ピアティフ中尉がいた)

「ピアティフ中尉〜」

「あ!カオル大将閣下!」

「ちょい、それ止めてくださいよ…こそばゆい」

「閣下は大将ですので」

「階級無しでカオルでね…でないとなんかやりづらいし」

「ですが、閣下」

「…上官命令」

「はっ!…ではカオルさんでよろしいですか?」

「…まぁそれでいいよ…
新滑走路と新しいシャトル打ち上げ施設での、
航空管制についての話にきたんだけど」

「それでしたら…この者が統括しております」

リン・ミン準尉が紹介された…

「あ、リンが航空管制統括?」

「はい!そうです…ご昇進おめでとうございますカオル大将閣下!」

「階級は止めてください…年齢相応の付き合いにしましょう。上官命令っすよ」

「は、はぁ」

「早速っすが、航空管制の打ち合わせについてなんすが…
自分の方でシャトル移乗や着陸等に滑走路2本建設中と、
マスドライバー施設の建設中は聞いてます?」

「はい、こちらでも管制どうなるのか?
で…部署内では話題に上がってたので」

「自分としたら、そのまま管制お任せしたいかなぁなんですが、
駄目なら駄目で、こちらでも持つようにはします。」

「…わかりました。こちらで管制持ちます」

「よろしくお願いします。あ、あと話いってると思いますが、
明日のシャトルの件お願いしますね」

「はい、わかりました」
打ち合わせが進んで…終了し、
カオルはまた移動。暇なしである。

== ジオフロント 医局==

「なぁ11号、こっちのエリアにはスパイ来てないの?」

[B55関連で…は報告上がってないよ〜]

(地表だけか…さてと)

2重スパイの人から起こし…

「帝国さん、すんませんでした」

「ばれてらっしゃるんですね…あの任務を言い渡された時、
放棄したかったのですが」

「今回は作戦行動中に実弾装備させてたので、
責任もって治療した…って事にしておいて下さい」

「わかりました」

次に…スカウト対象者の方を起こす。

「こんにちは、フラッチェ・アンスワルさん」

「!え……」

「ご両親は避難の際に死別、今はただ一人の肉親である妹さんの市民権獲得の為に、
CIAとして働いてますね」

「あ、あの」

「さて、何故わかったの?は置いといて、
もし妹さんが安全な土地での望まれた生活ができる…どうします?」

「…あるのですか?」

「ええ…空に建造中ですよ」

スペースコロニーの画像を出す。

「全長30km直径6km、宇宙に浮かぶ島、スペースコロニーです。一つのコロニーに約1000万人が自立して生活可能になってます」

「自立って」

「ええ、衣は避難された方々次第ですが、食住はこのコロニー内で可能になります。
この周囲を浮かぶわっかに、農業プラントが設置されてますので、
最初はこちらから提供しますが、
三ヶ月もすれば自立可能になりますね」

「………」

「いずれは、全世界の避難民の方を受け入れる予定ですが、
ここにあなたの妹さんが早めに住める様に手配できますよ〜
と、したらどうします?」

「!…条件は…?」

「あなたをスカウトしたいかなぁ…なんですが」

「わかりました。よろしくお願いします」

「こちらこそ」

帝国さんの二重スパイさんは…ボー然してた…

「帝国さん」

「は、はい!」

「多分上からくるとは思いますが、あなたからも情報提供してもいいですよ」

「わかりました!」

「じゃあ残りの3名起こしますか…あ、アンスワルさんは、早速妹さんの件手配しちゃいますね」

こっちの基地からT-1000がHSST操縦し迎えに、
またアメリカにいるT-1000が妹さん確保するように手配する。

「アンスワルさんは25号…彼についてって下さい」

……

残りの3名を起こす。
があんまり情報は与えない…
そうしてるうちに妹さん確保の報告が入った…

「ではあなた方4名は釈放します」

と今回は軽く注意のみで解放の処理とした。

side〜ある諜報部員〜

俺は横浜白陵基地に捕われている同僚の調査、
という事で潜入しようとしていた…

幸い国連軍だからIDさえ手に入れりゃあどうって事もない…だったんだが…

いつもの様に基地のIDを手にいれ、ゲートに近寄った…

「IDと所属を言ってくれ」
MPが話かけてきた。
カードを見せ、所属をいい、
許可もらって入ろうと、一歩足を踏み入れると…

「ギャン!」

電撃がはしり俺はのされていた。

「おい!」

「不正IDと確認、不法侵入により、貴様を逮捕する」

「そうなのか?」

「そのIDカード持ち主と身体的特徴が違う、よって同一人物と認められない」

「わかった…待機室!また逮捕者だ!人をまわしてくれ!」

俺は逮捕された…

……

捕まった俺は取り調べを受ける事になった。

流れ的にはそうだろう…

どうせこの後拷問だ。
だが俺らスパイは痛み等に耐える訓練はしてある。
訓練とはいえ爪を何回剥がしたりや、鞭打ち、蝋燭に耐えたか…

そして後ろの穴をほったりくわえたり等そっち方面の拷問等もありえるので、
訓練をうけてきた。

だが…その訓練もまさかあのような方法で不意にされるとは…

いや人間の本能に直接訴える方法があるとは…


「どうだ素直に喋る気にはなったか?」

「だから、納品業者なんだって」

「そうか…白状する気はなしか…ではこれから白状する気にさせてやろう」

既に両手両足は拘束され、
椅子に胴体が動かないように固定されている。
体罰による拷問が予想された。既に覚悟を決めていた。

だが…

顔が左右上下に動かないように器具で固定された。

(歯抜きか…)
ある程度予想された拷問であり、訓練ですでに差し歯になっている。
自決用の毒を仕込んでいた差し歯は既に抜かれたが、
嫌だが耐える自信はあった。

しかし予想に反して鼻部分にシュノーケルのような、
呼吸器つきチューブを付けられる。
チューブの先には容器が繋がっていて呼吸には困りそうもないが…

「な、なにを?」

「最後に聞く…自供するなら今だぞ」

「だから仕入れ業者だと―」

「これには耐えられるかな?」

上半身裸の男は袋を取り出し容器の中に何かをいれた。
「はっ?…なにを…ゴフッ」

鼻に臭気、腐ったような臭気が流れこんできて思わず嗅いでむせてしまう。
溜まらず口呼吸に切り替えるが…
「駄目だ吸え」
と口を無理矢理閉じさせる。

しばらく呼吸を我慢するが…
我慢できなくなり鼻から腐ったような臭気をまた吸ってしまった。
(嫌だ〜)
「どうだ?五日物のパンツだ」
顎から男が手を離したので口で息しながら問い掛ける。
「はぁ…はぁ…はぁ…い、五日物のパンツ?」

「ああ、男性兵士のな。今年は暑いから美味しいだろう。さぁもっと吸え」
と再び口を塞ぐように顎を強制的に閉じさせられる。

何とか臭気に耐えてると…

「では物を変えよう。男性門兵のブーツの中で醸した20日連続着用ものの靴下だ…
耐えられるかな?」

「まった!!―」
そんな物に耐えられるわけはない。
すべてを洗いざらいに白状しなければ…

Side〜CIAスパイ〜end

(え〜と…)
内容報告を受けてご愁傷様としか…
(にしても…どう柔軟な発想してんだ?)

まさかターミネーター達自身が醸したにほいの物を利用し、
自白に使わせる等の発想するとは思わなかった。

確かにターミネーターはにほいは関係なく、
ガスや揮発性爆発気体の検知に使う機能はある。
制限かかっていたAIは開放された事により学習してく…

「まぁ…今回使用した産廃は…」

[うん。きちんと焼却処分ね]
しとかないと危険極まりない代物であり…

……

カオル報告

スパイ調べが…




寸劇風後書き

作者「ではこれから相棒をレギュラーでつとめるナギ少尉です」

ナギ少尉「あたしもMuv-Luvの世界でドンパチやりたい!!
副長決戦の時あたしも戦力もってれば、あのおばさん倒せたのにぃぃ!!」

作者「おいおい、まだ310らへんだろ?」

ナギ少尉「あたしは、エクストラ世界からきたナギ様なのだぁぁぁ〜」

作者「………」

ナギ少尉「あと、次元転移船って無理矢理こじつけ〜w」

作者「………イジイジ」

ナギ少尉「作者いじけてんの〜」

作者「だってさ、だってさ、8週目の武装をさ、ストーリーどおりに進めるのはさ、それしかないって思ったんだもん……」

ナギ少尉「良くあるループで良いじゃん」

作者「それだと、いい加減ループ世界から抜け出すネタになるよ?」

ナギ少尉「で、Muv-Luvの世界に一緒についてって〜」

作者「ドック艦ごとか……けどウィルキア帝国はどうすんの?」

ナギ少尉「そりゃぁ、カオル君がバッサリとあんさちゅやってくれれば…」

作者「……ナギ少尉、おぬしもわるよのぅ…」

ナギ少尉「いやぁ代官様程ではぁ…」

二人の密談は続く……

エクストラでのナギ少尉はこんな感じではっちゃけてます。

H24年4月15日改稿

ナギ中尉「やっと私がでていいのね?」

作者「だよ〜、一年前だから昇進してるんだな…」

ナギ中尉「ね。さて、今回の変更点はビックトレー改造のミサイル艦にかわって、こんごう型の艦体を利用した、艦体になりましたね」

作者「まぁそうだね。次がテスト話っと…」

ナギ中尉「ところで、61式のかわりいつ?」

作者「あっ」

H25年3月再改稿



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