第122話『新たな世界、銀河鉄道物語へ…』
2001年10月28日
「ん…」
カオルは目覚め、屡伊の可愛い寝顔が見えた…
(…赤ちゃんって…いつでき…んかな?)
ふと考えた。
神様に飛ばされる前は勿論子供もいない、彼女もいない……
だから赤ちゃんが正直どのタイミングで誕生するか、わからなかった…
(…中に満足させてれば…何時かはかな?)
けど、中にはぶち込んでてもできない夫婦もあるが…
男性側の疾患とか、女性側の疾患とか…
正直生命の誕生は難しい…
今の異世界軍の技術力では、クローンで創ったほうがたやすい状態になっている。
また体外受精おこなったほうが確率はかなり高い。
だがコバッタ達はそれを望まなかった…
(着床ってどういうシステムなんだろうなぁ……
けど直ぐにわかるわけでもないし…)
妊娠すれば…感でわかるらしい。
(何時かは俺と屡伊、殿下、まりもちゃんの間の子がか……
早いとこBETAを駆逐しないとな…さてと…)
カオルは起こさないように抜け出して、脱衣所へと入る。
素っ裸のままだったので、バスタオルをとれる位置にもってきて、
シャワールームへと…
蛇口を捻り、冷たい水から、温水に変わる。
(そういやあ、昨日気になる事いってたなぁ…)
シャワー浴びながら…
……
回想…
「武は俺と同様BETAのいない世界からきたんか…
時間はずれてるみたいだがな…」
「そうだよ。ところで、B-01連隊の人達とかは、
世界を渡って連れて来たりしてるのか?」
「ああ。ただし、世界に影響ないように死が確定している人のみだけどな…」
「…スネークがいないのはそのせい?」
「そういう事だ…」
「…ならバルジャーノンの世界もいける?同じように」
「バルジャーノン?なんだそれ?」
「ゲーセンでの大ヒットロボット格闘ゲームじゃないですか」
「武は西暦2001年出身だよな?」
「ああ」
「あったかなぁ…?メーカー何処?」
「ヒットメーカー、発売元がセガ」
「セガ?…バーチャファイターとバーチャロンじゃなく?」
「バルジャーファイターでしょ?」
「ん〜?…なんか微妙に違うな…」
「柊町のゲーセンにあるじゃないですか大型筐体型のでの」
「ちとまて大型筐体型?」
「ああ、複座型もあるじゃないか…」
「…ん〜微妙に平行世界かもなぁ…」
「へっ?」
「俺の元の世界の2001年には、
バルジャーノンという大型筐体型ゲームはないな」
「あんな大ヒットなのに?」
「多分バーチャロンだろうが、通常筐体での対戦ゲームだ」
「それも興味あるなぁ…」
「あと、俺の世界には柊町はない。
からどっちかと言えば、この世界がより近いかもな…」
「はぁ〜…」
「ま、とりあえず明日だ、今は飲むぞ、食うぜ」
「ああ」
……
といういきさつがあったのだ。
(少し貯まっていた交易と、武の世界の検証かな?
またはいってみてもいいが…)
と思ってはいた。
シャワーからバスタオルで全身を拭きながら洗い、
先に屡伊の部屋からでて、自分の部屋にいく。
着替えて朝飯くったあと、B55ハンガーデスクにむかった。
朝一で…
[П3計画で彼女らは作られた存在なんだよ]
ソ連主導の経過についての説明を受ける。
[元々はオルタネイテヴ3、ESP発動体によるBETAへの接触計画での技術が元になってるね〜]
現在関わっている人物が次々と表示される。
イェジー・サンダーク中尉…
イゴーリ・ベリャーエフ博士…
ブドミール・ロゴフスキー大佐…
[本来であれば国連主導で行われなきゃいけないし、
それを1国家が勝手に秘匿して、
自国技術として軍事利用するのは機密漏洩にもあたる話なんだけどね…]
人工的に強化されたESP人間を作り、BETAとの接触を試みたのがオルタネイティヴ3、
末期では更に強化とすべく投薬、赤子の状態時に脳にメスをいれる等の状態であった。
計画はオルタネイティヴ4に移行され、
本来であるなら生産等はそれ以上されず、
解放される筈であった。
だがΠ3計画では強制的成長促進させたクローンを生産し…
最終的にはカプセル内部の生体脳にもすると…
子供を人工的に作るはよい。
赤子の時に脳の一部切除や投薬による過剰反応で死亡も厭わないはやり過ぎであろう。
果てや家畜やモルモットだからといって生体CPU化…
潰す事を決意するが問題は…
「計画を潰すとなると…ソ連と事を構える事になりかねないか…」
流石にそれはまずくなる。
現在ソ連はカムチャッカ戦線、シベリア戦線を保ち、
人類の抵抗戦線の一角をしめている。
他勢力と事を構えてはシベリアが崩壊し後方生産超大国であるアメリカを脅かしかねない。
異世界軍も生産力を持つが、あくまでも人口比率であって、
総生産数はまだまだ足りない…
ソ連及びアメリカの肩代わりをする訳にはいかなかった。
必然的に隠密に施設を破壊、中心的人物を殺害、または拉致して記憶を書き換え、
計画を断念させなければならない。
露見…つまり異世界軍がソ連を攻撃する事が発覚すれば、
BETAのっちのけの世界大戦へと発展しかねないネタになる。
だだ代替手段となる手助けは必要とは思える。
このような非人道的手段にせざるえないは、
追い詰められた対BETA戦の事情もある。
異世界軍活躍はいまだ1地方戦線の話であり…
(その部分は2001式進呈と2001式設計図でよいか…)
少なくともソ連軍現有のT-80UやT-90の数倍戦力増大になろう。
肝心の作戦は進入、回収手段はミスリルチーム、
またトリップ前にフルメタ世界にいき2号と3号回収し、派遣し潜入要員を確保へと決定し…
その前に平和日本へと世界扉を開く。
何時もの取引場所にて食品、医療品を引取、
再生した資源を納品、産業廃棄物をひきとった。
その後帰還し、集積所に食品及び医療品等をおく。
(ん〜…そろそろ日本帝国分は、無くても大丈夫な具合にはなってきたな…
別の物に切替ようかな?)
スペースコロニーでの生産拠点稼動が上手くいってる為、
帝国内部に関しては自給率も向上している。
(が、他の国の避難民の方にはまだ手が回らないか…)
日本向けの食料品援助、医薬品援助は既に他の国の避難民キャンプに回ってはいるが…
(農業用、食料品コロニーの稼動もう少し早めるか……)
産業廃棄物をおき、デスクに戻ると、武と純夏がきていた。
「はよ〜」
「おはよ〜」
「おっはぁ〜」
「早速だけど武、ちと記憶見させて貰っていいかな?」
「へっ?記憶?」
「私たちのラブラブの記憶??」
「いくら世界を渡れるったって、俺が認識しないとわたれないからな…」
「そういうものなのか…わかった、やってくれ」
「カオルちゃん…ひょっとしてあれもわかるの?」
「ん?あれ?」
「……えっと…奥さんとしてる事…」
純夏の顔が真っ赤にそまる。
「ああ、まぁ…極力みないようにはするよ…じゃ、失礼して…アルミサエル」
武の頭に手をのせながら記憶をのぞきにかかる。
「はぇぇ〜〜…面白い覗きかた〜」
二人が反応無くなってるので、純夏は武を横から抓ったりプニプニはしていたが…
「んっと…やっぱり平行世界か…多分これでいけるな…」
「ふが…純夏!!」
「えへへ〜」
二人に背をむけ世界扉を開く。
「ほぇぇ…これが?」
「ああ、武の元の世界に繋げた世界扉だな…」
「……!!」
「いってみるか?」
「いや……いい、こっちに純夏がいるし…責任は果たす」
「そっか…」
世界扉を消す。
「まぁ…じゃ、ちと覗きにいく世界があるんだけど、そっちはどうだ?」
「?どんな世界だ?」
「ま、3時間あれば戻れる一般的な世界だな…
一つ用事があるんだ」
「いきたいぃぃ〜〜…けど仕事…」
「あ〜純夏君、今度武と一緒に休みの日にでも…」
「うん…じゃいってきていいよ」
「あ、じゃあいってみる」
「了解。3分まってな…」
鈴をつけ、
「ネコ?それともプレイ?」
「そういった趣味はない。結構高性能ツールなんだぞこれは…」
と鈴について説明しながら、
ルーロス改を呼び出してきて、虚数空間に引き込む。
「じゃ…」
世界扉をつくり、
「武ちゃん、カオルちゃんいってらっしゃ〜い」
==フルメタル・パニック==
「あちぃ〜海が目の前にあるけど何処だぁ?」
「この世界のフィリピンにある拠点だな」
ドアをあけ室内にはいる。
「あ〜涼しい〜」
ガンガンにクーラーが聞いている。
「あっマスター」
「よっ経過はどうだ?」
「この人は?」
「ターミネーターだ。まぁロボットだな…」
「ターゲット発見間もなく今日ナムサクに入ります」
「無事に進んでるか…変異は?」
「確認できてません」
「わかった2号、3号は別任務を、1号は後一ヶ月程たのむぞ。武、いくよ?」
「了解、マスター」
「あとすこしすずみたい……」
「たく…じゃあ…ちっとまてな…」
鈴の物質転換を起動させ、空間倉庫から材料を引き出し…作製し始めた。
「何してるん?」
「簡易空調首輪つくってんの…ほいできた…首につけてみ」
鈴ができたので、武に渡す。さっそく武は首に近づけると巻き付き…
「へぇ…これで大丈夫なの?」
「じゃいこうか」
外にでて世界扉で送り、ルーロス改をだす。
武と一緒に乗り込み、完全ステルスで、一路ナムサクへ…
……
街の外で降り、徒歩で…
「いやぁ早かったなぁ…」
「だろ?」
「ああ…であれが闘技場か…」
「さっ、いこうぜ」
「おにいさん〜マッサー?」
「うぉっ!!」
武が捕まった。
…何やら話してて、
「あ〜武…はいマニーね…、
そこのビアバーでやすんでるから、終わったら声かけてな〜」
8000バーツ渡すと武はピンク色の看板を掲げた、マッサージやさんへとつれてかれた…
「あ、ゴムわたしそびれた…
まっ、なっても治るからいいか…」
ナデシコ世界ではHIVは既に死滅している病気であり、あと他にも毛ジラミ、クラジミア等性行為で貰う病気は沢山あるが、
いすれもカプセルに入れば完治する、まさにカプセルマンセーである。
(さて…俺は…)
同じマッサでも健全なほうで…流石に新婚の身で他人にはなびきはしない。
……
4時間後…
マッサを180分で受けたあと、
ビアバーで現地ビール飲みながらお姉ちゃん相手にゲームをしていた。
向こうで手軽なゲームとしては、ゲッタ
=ジェンガもどき積み木崩し、フォースター=立体四目並べ、
あとシャット・ザ・ボックス、向こうで名前聞いてもわからないと答えるが…サイコロでの札上げ、
あとベッカモーというちっとルール複雑なゲームがある。
フォースターをやって時間つぶし、20バーツ紙幣を結構巻き上げられてた…
ゲームに熱中すると時間がたつのは早い…
(おっ!)
「じゃ、チェックビン」
ビール代、レディースドリンク代に1000バーツをだし、釣りはチップで…
「武、どうだった?」
「あははは…天国だった…」
「そりゃ良かったな。ま、ばれんようにその部分カバーしとくよ」
「ああ…頼む」
精神操作し、ヤバいのを隠しておきました。
「じゃ、いこうぜソロソロお目当てが始まるし」
「ああ…」
闘技場内部に…
チームクロスボウVSチームオーガ…
(おっ♪ラッキーこれは…)
まだ締め切りされてはなかった。
オッズは51.2:1.2…かなりの鉄板試合だが…
オッズレート上のパイロット名が書き換えられた。
チームクロスボウ…ソウスケ・サガラ。
(よっしゃ)
チームクロスボウに1億ドルを注ぎ込んだ。
一気にレートが変わる。
「ははは…1億$…負けたらどうすんだよ…」
「どうせ、あぶく銭だしな…まぁみてなって」
スタンドのVIP席に移動となった。
空調及びシートが整った部屋だ。
ロシア人らしいバニーガール達が飲物を提供している。
…万$以上のチケット買った人や事前に認められた人が入れるスペースである。
そのまま部屋の前のバルコニーにでると…
「ウォォー」
「殺せ殺せ殺せ殺せ」
一気に闘技場の熱気が伝わる。
「あのボロいのが?」
「ああ、クロスボウのサガラだ…」
「あれが勝つのか?」
見た目にもかなり状態が悪く…
一挙動程度が精一杯、ダメージ受けたら即ダウンだろう。
カウントダウンが開始する。
『よくもまあぬけぬけと出て来やがったもんだな!
どいつが乗ってるかしらねえが、いまさら命ごいはもう遅いぜ』
オーガからの挑発の音声が流れる。クロスボウからは沈黙。
カウントダウンライトが、5、4、3、2、1プァ〜ひと際大きなサイレンが鳴り響く。
試合結果は…チームクロスボウが勝つ大荒れとなった。
取っ組み合いしようとしたところ、
サガラ機が両手刈からオーガの機体を空中にほうり投げ、
衝撃によるパイロット気絶との結果だ。
換金後帰還した。
「また連れてってな〜」
「ま、安全が確認できた世界はな」
「了解」
武とわかれて…
デスクで、農業用コロニーを2つ、追加注文をしておく。
(さて…あとはないかな…?)
(でっと…6万と9万だからまぁ大丈夫か…)
防御施設がうまく機能しなくとも、
それだけに耐える戦力は鉄原基地においている。
6桁増派なら心配だが…少なくとも来月2日以降あたり…
トリップして技術取得の時間はある。
(まぁ重慶はもうちっと時間かかるな…)
兵力は激減してなく、
正直防御を捨てて集中攻撃すりゃあ…
次の重慶攻略できよう機体数はある。
だが…まず維持はできまい。
いくら無限にミサイルや砲弾が精製できる艦があろうと、
全て殲滅するには時間がかかる。
その間に増派が来て…
また釣り待ち処理に必要な弾薬も生産しなければならない。
更にハイヴ突入での弾薬…
そういった理由で機動兵器の砲弾の回復は必須であった。
そのついでに兵力増大を計り…
約一ヶ月の時間が必要であった。
これから向かおうとする世界について考える…
まずは世界扉の位置についてだ。
銀河鉄道物語の太陽系第三惑星地球は存在した、
だが既に破壊されている。
機械人=機械帝国と人間との闘いがあり、
地球は機械帝国支配下になっていたが為に、
機械帝国崩壊後には大規模反乱の為、運行管理局はまず大テクロノジアに避難した。
機械帝国が完全に滅びた後はメタノイドに地球…
いや太陽系自体を破壊され…
太陽を人工的に超新星爆発させ消滅させてしまったのだ。
その後大テクロノジアからより防衛機能が完備したディステニーへと移管、
銀河鉄道物語は本社が既にディステニーにある時期であり、太陽系消滅後であった。
この場合世界扉が地球に出てしまい、
地球に固定されたら移動手段にもこまる。
惑星の横浜があった箇所の破片の上に出て、光速は突破しているだろうが…
小惑星サイズであれば充分楔は有効であるが為…破片上に出る可能性大だ。
となるととるべき手段は…地球が存在しない別世界からのランダムワープというべきものだろうか…
運命に任せてあてずっぽを試さなくてはならない。
つまり2つの世界からのランダム扉が候補となり…
「じゃ、いってくるわ」
[いってらぁぁ〜]
大帝国の世界に一回でて、世界扉を…
(うまくいったか…)
世界扉からのぞく世界はのどかさというべき稲穂であふれている光景であった。
少なくとも破砕された地球でなかろう。
真空への空気の流出もないが為にそのまま潜る…
==銀河鉄道物語の世界==
銀河鉄道物語の世界…
人々は宇宙へと進出し、星々を安定した軌道、銀河鉄道で結んだ世界であった。
この世界は地球出身の人類種総数は100億で超えている。
更に他星系出身の人類種…
要は類人猿から発展した猿人種は1兆を超え、
その他猫から発展した猫人種、
犬から発展した犬人種、無生物から発展した石人種等…
二足歩行をしたのを人種と仮定すると1万は起源を超し、
二足歩行以外交流できる知的生命体は億を超える種がいる。
異なる種と交易、効率をもつが為に安定した移動時間を世界は求めた。
当初は宇宙船との競争であったが、
空間シールドや徹底した管理のもと…次第に市場競争に勝ち、シェアを獲得。
交通を征した独占企業として惑星政府以上の影響力を持つようになり…そんな世界である。
ただ宇宙は広く何が旅行者に起こるかがわからない…
安全に配慮しても天変地異、時空震、時には海賊…
異次元からの侵略者…
銀河鉄道物語とは乗客の安全を日々護っている銀河鉄道株式会社が所有している、空間軌道警備隊…SDFのある1隊員が主人公の物語である。
潜った先は農業が営なんでいる田園地帯であり、
見捨てられたり破棄された、放棄された星ではない。
惑星になんらかの伝染病が蔓延し避難したり、
惑星崩壊やらの要因等もある。
そういった惑星に出てしまう懸念もあったが有人星にでた。
後は…
(銀河鉄道が通っている星かな…)
その重要な判別が必要であった。早速衛星を打ち上げる。
少なくとも目的地であるデェスティニーではないだろうのどかすぎる…
衛星がこの星の情報を検索し、駅を発見する。
(銀河鉄道が知れ渡っている星ならいいがな……)
駅舎は探知したものの…
中には銀河鉄道が通っていても惑星住民には知らせてない秘密の惑星もある。
明日の星の様に何箇所かそういった惑星に999は何故か降りる。
何故その様な星、わざと交流を持たせない星があるかはわからない。
旅人の心を癒す必要があるのだろうか…
明日の星の様な秘密星には、地上鉄道施設のみしかなく…
画面を線路を追ってくと、分岐本線らしいのが上昇路線へと…
(銀河鉄道公認惑星ね…よかった。
けどまてよ?)
分岐した方を追ってくと…地上駅施設へと…
(銀鉄と共有しているらしく珍しい星もあるもんだ…なぁ…)
検索を終えて駅舎へと向かう。
駅看板には銀河鉄道、百武鉄道惑星ヘンゼル駅とかかれていた。
(惑星ヘンゼルねぇ…ま、駅名に惑星名が使われてるなら、
少なくとも銀河鉄道はこの星では公認つう事か…
百武鉄道は聞いたこと無いけど…まぁ地上のかな?え〜と料金地図はっと…)
切符を買うのにのっている料金地図を見…
見やすく平面地図でかかれていた。
(この赤が惑星ヘンゼルか…
デェスティニーは…あった…直接はいけないか。乗り換えがアメロラインか…
4駅で乗り換え、8駅目か…10日以上かかるんか?)
デェスティニー…本社があり、空間軌道警備隊の本部がある惑星であり、
すべての銀河鉄道の始発駅でもある。
そこまで駅数からいうとかなり時間がかかりそうであり…
(聞くのが1番か…)
「すみません〜」
「はい?何でしょう?」
「デェスティニーに行きたいのですが、
時間どれくらいかかります?」
「デェスティニーですね?アメロライン分岐点のりかえで、次のアクセス特急が標準時で明日10時にありますから、3日ですね。
アメロライン分岐点まで約2時間、
そこからデェスティニーまでは車内2泊になります」
「時間かかるんですねぇ…」
「アメロラインまでは10エーブルになります。
デェスティニーまでは運賃と特急料金で1050エーブルになります」
ジュース自販機で宇宙共通通貨2エーブル、
アメロラインまでは時間が短いからか安いと言えたが、デェスティニーまでは高い…
さらにカオルは貨幣をもってもいなかった…
「わかりましたまた今度利用します」
駅舎から離れて…無賃乗車せざるえなく…
幻影をかけて、ホームへと潜入…
……
カオル報告
行ける世界が増えました。
寸劇風後書き
ナギ小尉「銀河鉄道999ね〜…
でも厳密には銀河鉄道物語と銀河鉄道999は設定違うんじゃないの?」
作者「だなぁ…例えば666とかさ…片方はSPGに割り振られてるしさ…」
ナギ小尉「ま、そこら辺は勘弁してほしいって事ね〜
…けどそのまま武装とか使うの?」
作者「惑星が破壊するから使えないよ…とってもさ…
それに手持銃でも飛行機クラスなら落とせるんだぜ…
まぁビーム系統の銃だから禁止にはなるけどな…」
ナギ小尉「??じゃ、なんでこの世界に?」
作者「まぁ惑星間や、星系間交通システムを…だね」
ナギ小尉「月侵攻後の事?」
作者「ま、そういった事だ。銀河鉄道のは基本的に戦闘には使用ができないな」
ナギ小尉「ハイヴ攻略とかでなく?」
作者「だから惑星破壊レベルのビームだって、なんべん…
まぁ出力調整が難しいという設定で…
でなきゃ列車ハイジャックをわざわざ突入しません」
ナギ小尉「…そうね……とさて次回は…まぁ流れが見えてると思うけど、銀河鉄道物語編その2 シリウス小隊 お楽しみにぃ」
H24年6月日改稿
今度言った時にゲーム名聞いておきます。
H25年8月再改稿
結局ゲーム名は…
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