魔法少女まどか☆マギカ~混沌の世界~  第二話[黄昏の銃士]
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作者: たたらた   2013/02/03(日) 22:38公開   ID:H4IlqAuw0iM
ー見滝原郊外ー

ワープしてから一時間……

道に迷った。
(ヤバイ家に帰るどころのあれじゃない……)
「見滝原はあっちだと思うよ」
「どうして」
「あっちに見滝原の魔法少女の魔力反応があるからね」
「QB凄すぎ……」
そしてQBが指した方向へと進んだら、町に入り適当に歩いていたら、一つの廃墟ビルみたいな建物の前に来た。
あまり人通りが良いとは言えない。
「QBここでいいんだっけ?」
「ああ」
一1時間前ー
「QBって前の次元でも同じ時間みたいなのを過ごしてたんだよね?」
「ああそうだよ」
「一応話してくれないかな?色々役立つと思うし」
「分かったよ」
私はQBから出来事をきいた。多分30分位続いた。
「巴マミに美樹さやかに佐倉杏子に曉美ほむらに鹿目まどか……」
「特に最後の鹿目まどかは凄かった。ワルプルギスを一瞬にして倒したんだ。」
一瞬寒気が全身に走った。
あの、死の天使がこの世界でも出るのを忘れていた。
ーまた死なせてしまうのか?ー
その考えを降り捨てた。
今の私には力がある魔法と言う力が…
力と言えば…
「そう言えば、武器確認して無かった
よ」
私の魔法はあった事を無かった事にする魔法だ。
当然魔女も一発で消せるが相当のデスペナルティを負う、
最悪、魔力が無くなり死ぬかも知れない……
とりあえず武器を召喚した。
召喚すると両手に一本ずつの双剣だった。
「結構軽いし、リーチは短いけど投げることは出来そうかな」
いったん武装解除して装束も元に戻して
「QBあっちだよね」
「ああさぁ行こう」
ー廃墟ビルー
と言う訳でQBがまず曉美ほむらと会うところがここなんだと言う。
「QB、時間は?」
「そろそろだよ。」
「じゃあ、あそこに隠れときますか、」
「僕は予定通り行ってくるよ」
「了解」
そして私らは別行動を始めた。


ー同じく廃墟ビルー
ビルの中には激しく乱れた息だけが満ちている。
「待ちなさい!」
どんどん銃で撃っていく、何度殺しても、生き返ると言うしつこさ。
私、曉美ほむらは今QBを追っている。
ー4時間前ー
転校生として私は見滝原中に来た。
行動はどこの時間でも同じ最初に友人に声をかけて、魔法少女にならないようにと関節的に言う、そして魔女を倒していく。
私も魔法少女だ。
今回も同じように友人、鹿目まどかの席に行き、
「あなたが保健委員だったわよね?」
「うんそうだよ、」
「ちょっと具合が悪くなったから連れていってくれないかしら」
「うん、わかった」
そして連れていってもらうその途中で
「あなたは友達や家族を大切に思ってる?
思ってるなら変わろうとはしないで」
そう言って、放課後はQBを追いかける、
そして今追っているところだ…
(やばいもう少しでまどかとQBの合流地点!)
だが気づいた時には遅かった、既にQBがまどかのところにいた
「え?ほむらちゃん……?」
その時何かが目の前を急速で横切った。

「あー外したか……」
「誰……!?」
「私は通りすがりの魔法少女、斬之明日葉」
いつの間にか後ろには美樹さやかも居た
「二人共逃げるんだ、早く…!」
「は、はい!」「あいあいさー!」
二人共同じ方向に逃げた。私も魔法で私はここにいなかったことにして彼女達のところにいった。
「待っ…」
曉美ほむらが言う前に立ち去ったから何を言っていたかは分からない
そして彼女達に追い付いた
「よっと」
「うわっ!?…てさっきの助けてくれた…」
「斬之明日葉、あすはで良いよ」
「私は美樹さやか、さやかで良いです。」
「私もまどかって呼んで下さ…」
ちょうどそういった時に景色が変わり驚き立ち止まった。
そこはまるで植物園のようなところ、
「しまった、魔女か!」
慌てて双剣を握り体制を整える、
そして、姿勢を低くし地面を蹴って勢いそのまま攻撃した、だがその攻撃は弾かれた。
「な……!?」
そして相手の斬撃が戦い慣れてない肩に落とされ血が吹き出る
「あすは!!」
近くでさやかの声が聞こえるが、意識が飛びそうだ
目の前に大量の綿のような物が降ってきた、
(あ、死ぬ…)
そう思ったら複数の銃声が聞こえた、
そこには黄昏の銃士がいた。
しかし私には顔が分からず遂に視界がブラックアウトした。




あすは……あすは…!
あすはちゃん……!

遠くで名前を呼ばれる誰?誰だ?
視界が明るくなり、はっきりの見えた、
そこにはさやかとまどかの顔があった。
「ここは……?」
「あ、ここはね、さっき助けてもらった人の家だよ」
短時間でこうも親しくなれるとは……としみじみ感じつつも、
再び気分が下がった。
「助けようとしたのに助けられちゃったのか……」
「あまり気にしないで」
キッチンのほうから聞こえた、その主がこちらに来た。
あ、この人はQBが言ってた。巴マミ……
「巴マミですよろしくね、あなたは?」
「私は斬之明日葉ですよろしく…」
明日から特訓することになろうとは今は思いもしなかった…


次回第三話「クロス・ジ・インフィニティ」

■作者からのメッセージ
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No 副題 更新日
1 第一話[偽り] 2013/02/05(火) 18:40
2 第二話[黄昏の銃士] 2013/02/03(日) 22:38
3 第三話[クロス・ジ・インフィニティ] 2013/02/05(火) 22:36
4 第四話[トラウマの先に…]~第一章:疾風の衝撃(ヴァンインパクト)編終~ 2013/02/08(金) 23:05
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